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Spotify APIで遊ぶ 準備編

夏休みに音楽配信サービスSpotifyのAPIで遊んでみたら楽しくて没頭してしまいました。Pythonの良い教材にもなりました。しかしそれから数カ月が過ぎ、せっかく覚えたことを忘れつつあります。さすがにそれはもったいないので、勉強したことをメモとして残しておきます。

APIとは何ぞ

「API」とは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programing Interface)」の頭文字をとったもので、「インターフェース」という言葉が意味するように「境界線」「接点」を用いてアプリケーションをつなぐ機能を提供します。使用すれば、異なるソフトウェアやプログラムを連携させられるようになります。

APIとは? API連携の仕組みや事例をわかりやすく紹介 | NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
https://www.ntt.com/business/sdpf/knowledge/archive_10.html

とのことです。今回の例でいうと、手元のPythonファイルからSpotifyの機能を使えるシステム、というような理解で大丈夫ですかね(自問)。

spotipy

spotipyはPythonでSpotify APIを利用するためのライブラリです。
調べてみるとPython以外にRとかでもAPIは利用できるようです。
まずはライブラリをインストールします。

Visual Studio Codeでターミナル(powershell)を開き、以下を実行してライブラリをインストールします。

pip install spotipy

IDの取得

spotipyを利用する際には2つのIDが必要です。それがSPOTIPY_CLIENT_IDSPOTIPY_CLIENT_SECRETです。
これらを取得するにはまずSpotifyへの会員登録が必要です。無料会員でも大丈夫らしいのでサクッとアカウントを作っておきましょう。
アカウントが作れたら、Spotify for Developpersにログインします。

web上でもいろいろできるみたいですが、今回はスルーします。

ログインしたら、右上からダッシュボードに移動します。

Create appからアプリを作成します。入力する情報は適当で大丈夫です。
作成出来たらこんな感じで表示されます。

アプリのページに移動して、Settingsをクリックします。

基本情報としてClient IDが表示されます。View client secretをクリックすればClient secretも表示されます。これは人に見せちゃだめなやつです。

これでAPIを利用するための準備は終わりです。次の記事では実際にpythonを使ってAPIを利用する方法を解説します。

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