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晩秋の朝のアルバム

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夜明けの雲が薄く茜色に染まって風にながされていく

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蒼空に下弦の月。身を細らせていきながらも、凛として。

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落ち葉の中に花。晩秋の淡い朝日を浴びて。
春なら埋もれていたかもしれない。
儚いのではない。生きているのだ。

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彩づいた木々からの木漏れ日。心まで染まりそうな。

さて、今日のわたしの物語は、どう描いていこう。


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