破の章 トリコロールなパスタ 猟師風
1トンハンマーの衝撃のあとで
漁師町のマンマ風で、セロリの葉を忍ばせたパスタ、意外にセロリくんの風味がやさしくて存在感がなく。。。で、1トンハンマーでがーん。
このままでは終われない、進むは荊棘の道!って、どんだけ命かけてんねん、なお話に今日もお付き合いくださいませ。
ハーブを忍ばせた香り高きパスタ。これに負けない、いや、素敵なハーモニーを奏でてくれそうなソース。
ぽっと浮かんだのが、ジビエのイメージ。これならリベンジできるかも。。。いやたたかいちゃうし。あじのタタキは好きですが。
わたしには鹿肉の塊買う勇気(いまのところ)ありません。鹿肉3日以上続いたら暴動おこりそうですし。馬肉まで買ったら、これがほんとのりょうり馬鹿(笑)。。。すでになってる?!
今日のお題
香り高きパスタにするためのハーブ選び
ジビエを使わずにジビエ風に仕上げる
猟師のラグー
ハーブなパスタにまけないソース、、、猟師の感じ!
がつっと、ごろっと、ワイルドな、焚き火で料理する感じ。これーーーーっ、ということで、ソースは猟師っぽい感じのラグーで。
玉葱一個、人参は皮付きのまま一本、セロリ一本、みじん切りにしてオリーブオイルでがつっと炒める。こげこげになるちょっと手前まで。ぎゅぎゅーっと野菜の味を凝縮する感じ。最後にセロリの葉のみじん切りも加える。セロリの葉っぱいれた方が野生の感じになるので。
トマト1缶どぼーん。このまま半分くらいに煮詰める。
みじん切りのにんにく、鷹の爪をオリーブオイルに入れて弱火でくちゅくちゅくちゅ。香りがたってくるまで。
合い挽き肉とローズマリーを入れて、中火で、じゅー。ここはかき混ぜたいのをじっとがまんで。上の方がロゼ色になってきたら返してまたじゅ〜。焦げ目とぎゅぎゅっと水分飛ばして、あ、ちょっと固っ、くらいに。鹿さんにまけないにく〜な感じに。で、白ワインどぶ〜。強火で水分飛ばして。
茄子はいつものようにオリーブオイルまぶしてグリル。こげこげになるくらい。
合体。三位一体。あー。なんか色目が猟師っぽいっって我田引水自画自賛。とろ火でくつくつ。
なつめぐすりすりして、塩ひとつまみくらい加えて、火をとめてちょっと寝かせる。寝る子は育つ!ソースも寝かせると美味しくなる!
ハーブを忍ばせたパスタ
肉といえばセージ。プランターでそだてていて、いつも玉虫くんとバッタくんの猛攻に、見る影もなくなってしまうのが、今年はかろうじて生き残ってくれたもの。
パスタ生地にはさんで、パスタマシーン でのび〜。今日はソースが、がつっとしてるので、タリアテッレ の幅に切って。んんんんん〜。今日は舌びらめに見えてきた。
海水くらいの塩入れた湯でパスタ茹でて、湯切りして、温めなおしたソースに茹で汁ちょっとといっしょにどぼん。とろ火でじっくりソースの味をまとわせて、最後に羊さんのおちちで作ったペコリーノチーズをすりすりしてあえてできあがり。猟師さんですから。あれ、羊は羊飼。。。細かいことは忘れましょう。
玉葱、にんにく、人参、セロリ、茄子、肉。食感強め、味がぎゅー。それぞれががつっと主張していながらのハーモニー。食べるとパスタからのセージの香り。
おおっ。これ、ラグビーのワン・チームの感じ。
にく〜な感じと香ばしさもジビエっぽい。
で、今日の一皿。星、いくついただけますでしょうか?
”星二つ半かな”
いただきました!星二つ半です!!!!!
あれ〜、星半分は銀河の果てにいってしまったのかしらん?
ま、合格点ということで。。。今日は安らかに眠れそうです。
トリコロールは?とお気づきのあなた。セージの緑、パスタの白、ソースの赤ですっ、て、パスタ黄色いですね。猟師の焚火でいぶされてしまったトリコローレ🇮🇹ということでお許しくださいませ。
怒涛のリベンジ(???)から、明日は旅の最終章へ。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
みなさまの今日が素敵でありますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?