ソースのソルベでつくる冷え冷えのパスタ
暑い日が続いてますね。もう、35℃で驚かなくなっている自分に驚いてます。で、冷たいものが食べたくなりますが、ってまた食べ物のお話です。しばしお付き合いくださいませ。
冷製パスタ、好きで時々作りますが、なんか、麺とソースが馴染まなくて。もうちょっと仲良くしてほしいなと。ほんと、トマトソースかけた素麺のようになって。カッペリーニくん、君も素麺にはなりたくなかったよね。
素直にトマト素麺作った方が美味しかった時は泣きました。
シェフたちのレシピ通り、茹でたパスタを氷水で締める→水気をよく切り、布巾やペーパータオルで水気を吸い取る→ソースと和える。結構いい線いくのですが、パスタの表面の水がソースと馴染むのを邪魔するのです。まるでぐーたらした後のお腹周りのようにぷよぷよとして。このぷよぷよをなくしたい、パスタとソースをもっと仲良くさせたい。で、いつものように、山の彼方の空遠く、幸いを求めて(ちょっと大げさ)。
ここからの失敗の数々はお見苦しいので、いきついた作り方を。
濃厚なトマトソースの冷たいパスタです。イメージはパスタの入った濃厚なガスパチョ(ってスペインですね)。トマトの甘味とレモンの爽やかさ、ほんのりピリ辛が暑い日の食欲を復活させてくれます。
【作り方】
みじん切りにしたニンニクと鷹の爪をオリーブオイルに入れて、弱火でふつふつとさせてオイルに香りを移す。
トマト缶を入れて半分くらいに煮詰める。
焼いたズッキーニを加えてブレンダーで滑らかにする。
塩ひとつまみくらいを加える
レモンを絞る(トマトの甘味が引き立ちます)
レモンの皮をすり下ろして入れる
レンチンしたオクラを切って加えて混ぜる。
冷凍庫で1時間以上冷やす。シャーベット状になるくらいがちょうど良いです。
海水くらいの塩をいれた湯でパスタを湯でる。乾麺なら標準時間より1分くらい長く。
湯切りして、布巾かペーパータオルで水気をよくきり、軽く荒熱をとる。
冷凍庫で冷やしておいたソースとよくあえて、冷蔵庫に入れておく。
食べる少し前に盛り付けて、すこしだけ温度を戻した方がおいしいです。
【材料】
トマト缶 1缶
ニンニク 1かけ
レモン 1/2
オリーブオイル 大さじ2杯
塩 ひとつまみ
夏野菜 好みに応じて焼いて。
パスタ 150g
※トマトソースだけでも美味しいです。野菜は、余ってたものを適当に入れてますが、茄子、ズッキーニ、ミニトマト、パプリカ、などたっぷり入れても。
※ソースは濃厚でオリーブオイルが入っているので、1時間くらいでは凍りません。もし、かちかちになったら、フォークで少し崩しておくと和えやすいです。
※濃厚な半分凍らせたソースで冷やしながら和えるので、パスタがソースを纏って、味わい深くなりました。やっぱり仲が良いのが好き。
※今回はスパゲティーニで作ってます。乾麺なら定番のカッペリーニか、細めのスパゲティーニが合います。
サイドメニューで作ったので、小さなポーションに分けてます。。。ぐずぐずですね。盛り付けはもっと練習しないと。。。
ちなみに、メインもパスタでした。ミニトマト、焼いた茄子とズッキーニを加えたボンゴレビアンコ。完全に夏の定番になってます。加える野菜が変わるだけのほぼ週一メニュー。作り方はちょっと変えて、野菜の味わいは変えているのですが。見た目ではわかりませんね(泣)。
作り方はこちらです。野菜はグリルして、浅蜊の美味しさを吸わせてみました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?