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じゃがいも狂想曲 第2番 ミトナ・ポテグラ

序奏

じゃがいもさんを主役に、というお題で作った前回のポテっとドームなグラタン。
お味はよろしゅうございましたが、ちょっと優しすぎ。ポテトonポテトだと、調理法を変えても味の変化が足りない感じ。

で、じゃがいもさんをもっと引き立てる脇役を揃えれば、と思ってしまったわたし。

第一楽章 じゃがいもをお引き立てする脇役選び

甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の味の要素のうち、足りないものを加えてひきたてたら!と思ってしまって、天才!というより忘れた頃に思い出すわたし。なんせ、聞かれてから1週間後に答えて、聞いた本人が忘れてた、ということがしょっちゅう。蛍光灯が死語となりつつある昨今の事情を鑑みるに、どう表現すれば良いんでしょうかね。ギガ使い切ったスマホとか。
は、おいといて、じゃがいもさんに決定的に足りないのは酸味と苦味。と言って思い出すのはトマトとナス。ふつーのトマトスライスだと水気が多すぎる気がしたので、じゃがいもとは違う甘味+酸味があるミニトマトで。苦味といえばゴーヤもあるけど喧嘩しそうなので却下。
で、マト+ス でじゃがいも入りグラタン。名付けてミトナ・ポテグラ。けっして、水戸納豆の略ではございませんので悪しからず。大好きですが。やっぱり藁苞の香りが好き。納豆グラタンってけっこういけるかも。
ちょっとオヤジギャグっぽいけど、イタリアだもんね〜。ミトナ山の噴火のごとくリベンジじゃ〜。あれ?ミトナでなくてエトナ山!。
”ミト、エンジン全開””姫様〜むちゃじゃ〜燃えちまう”@ナウシカと混ぜこぜに。
健忘症すすんだかしらん。

第二楽章 準備と仕上げ

じゃがいも薄めに切ってオリーブオイル塗ってグリルへポン。15分×2で両面こんがり焼いて。前回、しっかり焼いたら味がしっかりしたので、今回も同じで。

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茄子は輪切りして少し多めのオリーブオイルを吸わせるようにしながらフライパンでじゅー。温度低めで水分飛ばして味をぎゅ〜っと濃くして。軽く焦げ目がつくまでじっくり。

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茄子トマトとの相性考えて今回はベシャメルソース。バターだと強すぎる気がしたのでオリーブオイルで。オリーブオイルに薄力粉入れて弱火で火入れ。牛乳すこしづつくわえて水分とばすようにしながらま〜ぜま〜ぜ。とろ〜ぐらいの感じに。

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焼いたじゃがいも並べてペコリーノチーズすりすり。茄子並べてすりすり。ベシャメルソースのせてまたすりすり。黒胡椒がりがり挽いて、ミニトマト半割にしてむぎゅっとうめて。220℃のオーブンでマツコとデラックスで20分。

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第三楽章 フィナーレ 

白のベシャメル、トマトの赤のアクセント、ほんのり透ける茄子の紺色、、、トリコロールなフランス国旗🇫🇷。ちょっと焦げてるけど。
イタリア🇮🇹はどこいったのかしらん?は置いといてお味はいかに。

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うん、美味しい。というかふつ〜。
なんていいますか、それぞれ美味しいだけでハーモニーになってない。
目ざしていたじゃがいもが主旋律を奏でて茄子とトマトとベシャメルソースが伴奏する感じの四重奏になっていないのでありました。。。がっくし。

今日の◯
・食べ飽きない美味しさ
・じゃがいもの味はしっかりと感じられてていて、この作り方いいかも

今日の×
・じゃがいもを入れた意味をあまり感じない(泣)。

、、、エトナ山、じゃなくてミトナ山噴火せず。
もそっと材料の相性とか考えないとね〜。考えてると眠くなるんですよね〜。
な休火山、でございました。だいぶ修行が続きそうな気配。

ということで、第3番につづくと思います。たぶん(笑)。

今日も最後までお使いいただき、ありがとうございます。
今日一日が素敵でありますように。


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