麻雀あれこれ チーム戦と自らの立場

わたしは現在「カドカワサクラナイツ」のファンであるが、最初は「セガサミーフェニックス」のファンだった。
初年度はサクラナイツがまだなかったんで、フェニックスを応援しながら楽しんでいた。
理由は「魚谷侑未」選手がいたからである。
名前と顔が一致するプロがまだ少なかったのと彼女の麻雀に惚れたのである。

現在、魚谷は女流のトップと言っても過言ではあるまい。
それぞれの団体のファンがいらっしゃるけど、魚谷が女流のトッププロであることに異論はあまりないはずだ。
彼女の凄いところは男性プロと同じ土俵で勝っちゃうところである。
こういう女性プロはそうそういない。
男性プロの中にも彼女の実力を高く評価する人が多いと聞く。
その彼女が・・・やらかした・・・。(あえてやらかしたと書いています。)

記憶に新しい10月25日の第二試合。
彼女は南2局までトップ目で来た。
そのあとの押し引きが押し一辺倒(私にはそう見えた)で、最終的にはラスになった。
これはアカンでしょ・・・って苦言を呈したい。
勝又への8000点の放銃から始まって、松本の上がりが続く中で彼女はひたすら押した。
トップの目があったからである。
しかし・・・あの松本が無双状態になったとき高い手を狙わず安めで蹴ればまだ2着目は十分にあった。
そもそも松本の無双状態は魚谷のリーチ負けから始まったんである。
リーチ負けは仕方ない。しかしあの時点でトップはもう無いと判断して欲しかった。
結果として僅差ながら彼女はラスに沈んだ。

彼女がチームの中で序列が下なら文句は言わない。
例えて失礼なんだが、東城プロがこれをやったとて責めはしない。(東城さんごめんなさい あくまでチームの序列です)
今彼女はどういう立場にあるか? 
私の見るところフェニックスのリーダー格である。
そしてMリーグは個人戦ではなくてチーム戦なのだ。
最高の結果はトップなんだけれど、絶対にラスは避けるべきだった。
いま・・・フェニックスは苦しい位置にいる。
トップは欲しいけど2着を死守するのが、リーダーの役割だと思う。
それがチーム戦なのだ。
魚谷選手が一流であるからこそ反省して巻き返して貰いたい。
一ファンの願望です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?