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産後1ヶ月での百貨店出店を終えて vol.1

made in Walesのモノを集めたLife style shop 「cymry(カムリ)」です。

noteが久しぶりになってしまいました。ここ数ヶ月は、3月に第二子を出産し、4月には広島三越での蚤の市への出店となんだかバタバタな日々を過ごしていました。まさか、自分が搾乳機と共に仕事へ行き、母乳を出しながら店頭に立つことになるとは!人生本当に何が起こるかわかりません。

でも今回の出店も、いろいろな人に助けられ、沢山のことを学び、間違いなくとても貴重な経験となりました。なのでこれは私の日記がわりにこの数ヶ月の日々のことを何回かのnoteに分けて綴りたいと思います。


広島三越蚤の市の催事への出店のお話を頂いたのは、出産1ヶ月前の2月上旬。
広島にあるアップサイクル家具やヴィンテージ雑貨の専門店「ワンオアエイト」のオーナーであるチエさんからのお誘いでした。それまでチエさんとは1度しかお会いしたことがなかったのですが、2回目にランチをさせていただいた時、帰り際に少しだけ「実はこんなショップをやっています」という話をさせてもらったことに興味を持っていただき、後日お声をかけてくれたのでした。

「もちろんやります!ありがとうございます!」

と勢いよく言ったものの、こちらの経験値は1月に初めてやらせていただいたpop up1回のみ。しかも1番の不安は産後1ヶ月ということ。。もちろんチエさんは、私が産後になることはとても気にしてくれていて「店頭に立つのが難しいと思うから、基本的にはこちらで販売するよ」と言ってくれていました。

しかし、まだまだ認知度の低いWales。Walesの素晴らしさやそこで作られたモノのことや背景は、直接お話しないとなかなかうまく伝えることができません。なので、できる限り店頭に立ってお伝えしたいと思っていました。

1人目出産の経験から、産後はかなり体力的にも疲弊して頭が朦朧としているので(産後1ヶ月の日に久しぶりに運転して事故を起こし、相手の車を自走不可にさせてしまうという恐ろしい記憶が蘇りました…お相手は幸いお怪我もありませんでしたが。涙)、産前になるべく万全な準備をしようと思いました。

まず、生まれた赤ちゃんをみていてくれる人員の確保。これは家族の協力をお願いするしかありません。近くに住む夫家族のサポートがあるものの、みんなそれぞれ仕事などもあり、さらに我が家には最も手がかかるイヤイヤ期2歳児もいる。なので、24時間体制でオムツ替えと授乳が必要な新生児をケアしてもらうために、実家から母に来てもらおうと考えました。しかし、そこでひとつまた不安要素が。実は、私がcymryを個人事業主として始めたことを両親には一言も言っていませんでした。笑

前にもnoteで書いたかもしれませんが、私の母は割と保守的な考え方の人で、私が結婚してからイギリスへ行くということを報告した時も、一人反対していたのが母でした。また父が事業をしていたのですが、バブル後から大変苦労をしていたので、「会社員のところにお嫁に行きたかった」と日々言っていたのがとても頭の中に残っていて、自分で事業をすることをなんだか言えずにいました。ましてや「産後の肥立ちが大切なんだから、家事すらしてはならない」という考え方の母に、産後1ヶ月で仕事をするなんて反対されるような気しかしていなかったのです。

なので、「あ、まず母にどう説明しよう」というところから頭を巡らせました…

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