映画の感想 「Dune」 と Google翻訳の話
写真はアメリカのブライスキャニオン。
映画好きの中学生がおすすめの映画第4位と教えてくれたので見てみました。
運命背負っている男の子の母親ってかっこいい!、と、母親目線で思いました。が、その母親もすごい運命を操る能力・気力の持ち主という設定なので、母親らしいかっこよさという話でなく、人間としてそもそも強いので、何も真似できるところはないのですが。
西暦10190年の話。宇宙帝国という枠組みの元、希少なスパイスを産出するという惑星「デューン」を治めることになったアトレイデス家。主人公のポールは家長の父親、母親と共にその地に降り立ちます。元々その地を治めていたのはハルコネン家。ハルコネン家はスパイス産業で潤っていたにもかかわらず、宇宙帝国の帝王の指示でその地を離れていきます。惑星「デューン」は過酷な砂の惑星。そこに住む原住民「フレメン」の姿を、ポールが夢で見るシーンから始まる物語。…そして、物語は続く…(未完)
「スピルバーグが影響を受けた物語の映画だから見てみたら、共通点がいろいろあって面白かった。」と聞いたので、見てみたら、確かに!って感じでしたが、教えてもらった共通点以外は見つけられなかったので、またスターウォーズを見なくては、と思いました。
一方で「風の谷のナウシカ」との共通点もたくさんあってワクワクしました。サンド・ワームとか怖いし。その研究室、既視感あり、とか。
小説は1960年代、過去に映像化されたのは1980年代。この映画はリメイク。どういう影響を与えあったのかがわかりませんが、人類のつくる文明の成れの果てがあんな過酷なイメージになるとは、人は何をしているのか、考えさせさられる映画でした。(映画なのであくまでイメージですが…ありえそう…)
「『Dune』って香水があるんだけど、どういう意味なんだろうね。」と中学生に話したら、さくっと、Google翻訳を開いて「砂丘って意味ですね、そうか、あの映画はそういうことだったのか!」と言って、知らないことをすぐに調べて腑に落ちている子供の姿をみると、こういうツールは場面を選んで、使い方を選べばいいことの例として覚えておきたいなと思いました。
最近、中国語の映画を見ていなかったので、この映画で久々に、チャン・チェン見れたのもよかった。グリーン・デスティニー見直したいなーと思いました。(昔の映画なので、DVDが家にあるはず… 時代とテクノロジーって、知らない間に変わっていくんですね…)
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