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『最軽量のマネジメント』感想まとめ

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『最軽量のマネジメント』に関して、noteでいただいた感想をまとめています。
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2020年5月の記事一覧

脱・情報格差による「最軽量のマネジメント」

【要約】 ・従来の「ピラミッド型」の組織図は、経営者が効率的に情報収集するためのものだった。情報共有手法が向上した現代においては非効率的になってきている。 ・新しい組織図として提案されているものは「キャンプファイアー型」。情報を全てオープンにした上で、案件(=火)を中心に据えて、その火に興味のある人たちが自由に集うことで成り立つ組織。 ・マネジメントはスーパーマンを諦めて、頼るのがうまい人になるべき。 【感想】 所々に理想論・机上の空論の匂いは感じるが、組織や上層部

ザツダンとオープンさが働きやすい会社をつくる 『山田理 最軽量のマネジメント』

サイボウズさんの経営と働き方は、非常にシンパシーを感じていて、社長の青野さんとは何度か対談もさせて頂いたり、青野さんの書かれた本も読んでいたので、よく知っていました。 今回はサイボウズ副社長の山田さんが書かれた本ということで、青野さんの本とは別の観点からのマネジメントを知れる本になっています。 銀行員からのITベンチャーへの転身、ブラック企業からの働きがいのある会社への転換など、大きな変化を身をもって体験されてきた話は非常に面白いものでした。 マネージャの仕事はザツダン