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「はじめてのデザインプロト」/とある製品のデザイナー&リサーチャー小話 in Cybozu

こんにちは。CybozuGaroonという製品を担当しているデザイン&リサーチチームです。今の自分達のチームにあったサイズ感で定期的に情報発信できないか考え、サクッと読める「小話」という感じで始めてみました。「このチーム、この会社は自分に合ってるかも!?」「自分のチームでもこのテーマで話してみようかな」という機会になれば嬉しいです🙂

登場人物
河内山:デザイナー歴10年+/担当製品Garoon
Nia :デザイナー歴2年+/担当製品Garoon
白石:リサーチャー歴10年+/担当製品Garoon

河内山:
3月からNiaちゃんがGaroonのデザイナーとして本格始動しましたが、今日はメインタスクのデザインプロトの率直な感想を聞きたいです。よろしくお願いします。

Nia:
はい、よろしくお願いします。
そうですね。製品に携わったことが本当に今までなかったのですが、初めてプロトを作成するようになって、個人的にPMとの距離感に驚きました。

白石:
距離感?

Nia:
はい。Figmaでプロト作成前に前提情報のすり合わせをするのですが、その段階から直接PMと話しながら手戻りが無いようにしています。まだ製品知識が少ない私にはとても貴重な時間です。

河内山:
実際、すり合わせで製品知識ががたくさん増えている印象があります。

Nia:
はい、そうですね。すり合わせの準備で製品知識を自分で調べて得ることもできますし、レビューメンバーからも得ることができます。どういうプロトを作成するかの方向性もなんとなくイメージできますね。デザイナーはUIを作ることも大事ですが、それ以外の時間やコミュニケーションも大切だなと思いました。

河内山:
すり合わせで当初考えてたUIの方向性が変わることもいくつかありましたね。

Nia:
ありましたね。自分のプロトのイメージとPMが求めていたものと全然異なることもありました。

白石:
うん。

Nia:
UIを作る前の段階で関係者に共有して調整できるのは、本当にいいなって思いますね。

河内山:
僕とか下手に経験があるせいか、先にばーってUI作って一気にものごとを進める動きも多いのですが、Niaちゃんが事前すり合わせをしっかりしている姿を見て、僕も大事さを改めて実感しているところです。先走って失敗することもありますので。。。

Nia:
本当は素早くできた方がいいのかなって思うこともありますが、まだ最初なのでしっかり時間をかけて進めています。

白石:
事前すり合わせでは、すごく良いディスカッションが出来ていると思います。

Nia:
そうですよね。実際にPMだけではなく、リサーチャーや文言担当のテクニカルコミュニケーターと一緒にディスカッションできる時間があるのは本当に学びがたくさんです。そこでまた、新たな気づきだったり、新たなプロトの方向性が生まれることもあるので、すり合わせの時間はすごく良いです。

河内山:
事前すり合せの件だけでいくらでも話が出てきそうですね。

Nia:
そうですね😀

河内山:
もう一点だけトピックをあげるとデザインプロトのレビュー会はどうですか?

Nia:
レビュー会は多様なロールメンバーがたくさんのフィードバックをくれる有意義な時間です。ただ、やっぱりファシリテートが上手にできないのと、時間配分やミーティングの終着点の判断力が足りないので今後も学んでいきたいです。レビュー会をする際は、自分の中で成功イメージを描いてから臨むと自然と終着点が見えるような気がしています。

河内山:
成功イメージは大事だと思います。白石さんもレビュー会に参加することが多いですけど、Niaちゃんメインのレビュー会の印象はどうですか?

白石:
Niaちゃんは、レビュー会で話したいこと、確認したいこと、デザインの背景などもFigmaに書いてくれるので、とても分かりやすいです!

Nia:
もうそれは河内山さんからの教えてもらったことのおかげです!

河内山:
あ、ありがとうございます😌レビュー会は想定外の情報とかフィードバックがたくさん出て、それをデザイナーは整理してログを取って、残り時間も計算しながら終着点を探る感じですよね。このあたりをたくさん経験しておくと、プロトレビュー以外の会議でもめちゃくちゃ役に立つと思います。

Nia:
本当にそう思います。プロト作成能力だけではなくて、自分で素早く整理する能力も磨きたいです。

(終)

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