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文字起こし | Cybozu Design Podcast #20【ゲスト:ReDesigner for Student】採用における情報発信の重要性とは !?

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オープニング(00:00)

篠原/皆さんこんにちは。デザイナーの篠原です。この番組はサイボウズ デザイン&リサーチグループのメンバーが日々の活動や取り組みを、雑談形式で紹介するコンテンツです。
デザイン・リサーチ・アクセシビリティを軸に、サイボウズ デザイン&リサーチグループの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。

篠原/今回はゲスト回です。なんと本日は、ReDesigner for Studentの田口さん、石塚さんにお越しいただいてます。いえーい!

一同/よろしくお願いします!いえーい(笑)

篠原/はい、いえーいからもう。今日は本当に私テンション上がってるんですよ。嬉しくて(笑)

柴田/確かにいつもと違う(笑)

篠原/よろしくお願いします。早速では自己紹介よろしくお願いします。

田口/はい、Goodpatchという会社でReDesigner for Studentというサービスを運営しております。田口と申します。
僕の自己紹介はですね。前職が大学の職員で、入学業務、いわゆる募集業務から、学務業務、カリキュラムを作ったりするようなこともやったりとか、最終的にキャリア支援みたいなこともやらせていただくようなことをやっていって、結構変り種の、キャリアパスだと思うんですけれども、そういうものを経てですね、今のReDesigner for Studentっていく事業にジョインをしているような流れになっております。今日はよろしくお願いします。

篠原/よろしくお願いします。続いて、石塚さんお願いします。

石塚/はい、私もですねGoodpatchというデザイン会社の事業開発室というところに所属してまして、田口さんと一緒にですね、ReDesigner for Studentという新卒デザイナー特化のですね、採用支援サービスを運営している石塚と申します。今日はよろしくお願いします。
田口さんと関係性を一応言っとくと、田口さんが、学生とか学校のですね、先ほどお話があったようなところを担当していて、私は法人企業様と一緒に伴走しているようなそんな立場です。よろしくお願いします。

篠原/本日はよろしくお願いします。お2人をゲストにお迎えしてる経緯なんですけれど、サイボウズ デザイン&リサーチでは、新卒採用でReDesigner for Studentさんに日頃から大変お世話になっておりまして、
お付き合いをさせていただく中で、ReDesigner for Studentさんもサイボウズも、デザイナーの育成にフォーカスしてるっていう共通点があることを知ったんですよね。
ぜひ一度、ポッドキャストでデザイナー採用や育成の話をしたいなと思っておりまして、駄目元で出演のお話を持ちかけたところ快くOKをいただきまして今回の収録が実現しました。本当にありがとうございます。

石塚/めっちゃ聞いてたんでね。正直。

篠原/嬉しいです!

石塚/社内で結構出てるんですよこれ本当に。田口さんとも「サイボウズさんこういう発信しているね」って聞きながら仕事しているみたいな(笑)

篠原/うわー!すごく嬉しいです!ありがとうございます。

篠原/今回のテーマですが「採用における情報発信の重要性とは!?」です。
特に新卒デザイナー採用において情報発信はどう効果的なのか、今どのような情報が求められているのか、企業として何を伝えるべきなのかについて、お喋りをしていきたいと思います。サイボウズからは柴田さんが来てくれています。

柴田/サイボウズのデザイン&リサーチのマネージャーをしている柴田です。よろしくお願いします。

田口/いえーい!

篠原/いえーい!よろしくお願いします。

柴田/ちょっとギア上げないとね(笑)

田口/夏ですからね(笑)

篠原/夏なんで爆上げでいきましょう!(笑)

ReDesigner for Studentについて(03:33)

篠原/まず最初に、ReDesigner for Studentというサービスについて田口さんから簡単にご紹介いただけますか。

田口/はい、さっき石塚もざっくり説明してくれてたと思うんですけれども、いわゆる就活支援のプラットフォームで、いわゆる大手のサービスさんなんかもあると思うんですけども、そこのデザイナーに特化をして、デザイナークリエイターです、に特化をしている就活中のプラットフォームであると。一応僕らは「デザイナーを目指す学生がデザインの力を信じる企業と出会う機会をつくる」っていう大きなステートメントを掲げてですね、やらせていただいていて。なかなかクリエイターが何やってるのかとか、デザイナー就活っていったいなんぞや、みたいなことっていうのが大学にいるだけではなかなかわからないところがあると思っていて、そこら辺の風通しを良くしていきたいみたいな気持ちで一応事業としてはやっていると。一応利用方法というか、中入ってもらうとすぐわかるんですけれども、求人がたくさん出ていると。そこに学生さんはエントリーができるようになっているし、逆に学生さんが自分のポートフォリオを作って登録していただくことができるようになっていて、それをですね、企業さんから見てもらってスカウトを送ってもらうっていうようなことができるような、企業さんと学生さんが集まっている場所みたいなものを作っているというふうに思っていただくといいかなというふうに思っております。

篠原/ありがとうございます。企業と学生さんのマッチングはもちろんですけれど、ReDesigner for Studentさんってデザイナーを目指す学生さんの「寺子屋」的な役割も担ってるなと、私個人的に感じてまして。

田口/いや、ありがたいですね。そう言ってもらえると。僕らはも、さっきも言った通り結構ブラックボックスなっちゃってると思っているんで、就活だったり。学校教育の中で教えてもらうデザインとかクリエイティブみたいなものっていうのって、基礎的なものが大きいと思うんですけど、実際会社でこれはどういうふうに活用されているのかみたいなことっていうところまでは、なかなかわからないかなというふうに思ってるので、そのあたりのインプットを、こういう就活っていう割と通過儀礼的なところで、しっかり理解してもらった上で社会に出てもらうために、簡単なっていうか一般的なインプットみたいなものは、プラットフォーム内でできるようになっていて、自分で手を動かす、こうやって動かすんだよみたいなことだったりとか、YouTubeチャンネルの中で「今デザインってこういうふうに言われてるよ」みたいな話をさせていただいたりとか、っていうことをやっているので「寺子屋」って言われるとすごく嬉しいですね。そういったものを目指しているって感じなので。

篠原/ああ!そうだったんですね。学生さん同士でもポートフォリオのブラッシュアップ会をされたりしてるっていうのを伺っていて。

田口/そうなんですよ。

篠原/本当に、あの学びの場としても、ReDesigner for Studentって本当に素晴らしいサービスだなって思ってました。

田口/あれはでも自分たちでやり始めてくれたっていうか、僕別になんか「やればいいじゃん」ぐらいの感じで言ってたら。

篠原/あ、そうなんですか!

田口/僕知らないところでみんなやってて、それはそれで「呼んでや」みたいな感じで言ってるんですけど(笑)

篠原/そうなんですね。学生さんたちが主体的に動いて、そういうものが出来上がっている。素晴らしい。自分から動いて何か作り上げてくみたいなところって結構デザイナーの力として、やっぱり持っていると強い部分だったりするんで、そういう学生さんたちが集まってるって本当素晴らしいですね。

田口/いやそうなんですよ。なんか美大とかだと、それを学生同士でやるっていうのが気恥ずかしいみたいなんですよね。多分。

篠原/あ、そうなんですか。

田口/特定の美大の中で「自分を作ったポートフォリオ見て」とか同級生に言うのが、今まで講評とかで見たことあるしとか、この子こんなん作るからって多分分かってたりとかするんで、結構なんか多分やりにくいんでしょうね。

篠原/そうなんですね。

田口/自分の裸を見られるみたいなところがあるんだと思うんですけど。

篠原/裸を見られる(笑)なるほど。

田口/それが、よその大学の学生さんとかだとやりやすいところがあって。「武蔵美の学生さんってこんなんやってるんだ」って多摩美の学生さんが思ったりとかそうですし、実は総合大学の中にデザイン系の学科がありますよね。
向こうの学生さんが美大生とポートフォリオレビューし合うみたいなことができると、お互いのクリエイティブの違いとかっていうのがわかってきて面白いみたいなことがあったりとか、そういうのがあるっていうのはよく学生さんがおっしゃってくれてますね。

情報発信は採用にどう効く?(08:04)

篠原/いいですね。それでは早速最初のトピックに行ってみたいと思います。「情報発信は採用にどう効く?」ということなんですけれども、昔と今の就活を比較して学生さんの情報の取得方法っていうのはどんなふうに変わったんでしょう?田口さんから見て、どのような変化を感じますか。

田口/そうですね。ここ1・2年ってコロナの影響がすごく大きいなと思っているので、リアルなイベントがなかなかできないと。要はOBとかOGとかが学校に来るみたいな事とかはできないし、企業さんが直接学校に来て説明会を開くみたいなこともなかなかここ2年ぐらいは難しいっていうのがあるので、多分前からその傾向はあったんですけど、コロナでそれがバッ!て加速したって思ってるんですけど、インターネット中心になってるんですかね、全てが。

篠原/そうですよね。コロナの前だとサイボウズもオフラインのイベントを会社で実施したりしていたんですけど、コロナになってからは全部オンラインでZOOMを使ってやってますね。逆に、オンラインになったんで、日本のいろんな場所の学生さんが参加してくれたりとか、あと海外に留学している学生さんからも参加してくれたりとか、そういうプラスの効果があるなって気づけて、逆にそういうのに気づけたっていうのが最近の収穫ではありますね、サイボウズ的には。

田口/そうですね。だから地方の学生とかが「東京の企業とかっていうのは自分は何かそんな恐れ多いです」みたいな感じの学生さんとか、そもそも名前も知らないみたいなところが多かったのが、オンラインっていうフィールドにみんなが引きずり出されてきてですね、そういうことがすごくできるようになってきたっていうのがあるのかな。

篠原/確かに。情報の取得とかも、多分学生さん、簡単になったのかなって思いますね。

田口/そうですね、うちみたいなプラットフォームもそうですし、企業さんもやっぱりそのあたりのことをやっぱり自分たちでも当然感じていて、積極的に情報発信をしてくださっているんですけど。そういう中で「情報発信、何やる?」みたいな話とかってのが次のまた課題にはなってきてると思うんですけど。

篠原/そうですね。

田口/空気感として感じてますね。

篠原/サイボウズも2年前ぐらいから情報発信を本格的に始めたんですけれど。発信を始めたら、採用エントリー数とサマーインターンの応募数が実は2倍に増えたんですよ。

石塚/いや、すごいですよね。

篠原/もちろんReDesigner for Studentさんのイベントに参加して、増えたっていう効果も実はありまして、何が変わったかっていうと、チームとか仕事内容に本気で興味を持って応募してくれる学生さんが以前よりすごく多くなったんです。

田口/うんうん。

篠原/それがすごくあの、情報発信を初めてプラスだなと思っていて、コロナ禍で学生さんとの関わり方とか変わったんですけど、逆にあのすごくいい方向にいってるのかなって個人的には感じることが多いです。

田口/いやそれはね、多分サイボウズさんだからだと思うんですよ。多分大変な思いをされてる企業さん多分結構あると思ってて、やっぱ記事1本出すにしても、かなりいろんなルートを通らなきゃいけないみたいことある企業あると思いますし。採用にどう効くっていうところで、結構学生さんはやっぱその本当のことが知りたいみたいなことが多分あると思うんですよね。

篠原/うんうん。

田口/情報発信自体は多分前からやってるんですよ。新卒採用サイトとかで先輩インタビューとか社長、CEOのインタビューとかっていうのはバンバン出てたと思うんですけど、あれっていうのは結局そのチェックされた情報発信ですよね、かなり。お化粧をされてるみたいなところがあると思うんですけど。

篠原/あーはい。なるほど。

田口/そうじゃなくて、何か情報発信の中でもこういうことを今やっているよっていうのを現場の人間がダイレクト出したりとか、まさにダイレクトにやってるように見えたりとかその場のノリみたいなものはちょっとやっぱり見えたりとかっていうところが、まずその企業体として出せるか出せないかっていうことだったり、当然その学生ってその辺の空気嗅ぎ分けるのがめっちゃうまいんですよね、みんな。

篠原/そうなんですね、敏感なんですね。

田口/空気の読み合いみたいなのってやっぱり若いとみんなあるじゃないですか。

篠原/あーはいはい。

田口/なんで結構そういうメタなレイヤーで見てるんで、これは本当かな、これはどうなのかなみたいなことを見ながら、多分思ってると思うんですけど、そういうことを見抜かれちゃう前提になっちゃったときに、やっぱ嘘つけないんですよね。「これ嘘ついてんな」ってばれちゃうようなことになっちゃうってなると、当然現場でちゃんとそういう空気感が本当に出来上がってないと情報発信のコンテンツの質がなんか上がらないみたいなところが、僕はあるかなと思ってるんで、ちゃんと情報発信をした結果、エントリー数が増えたみたいなことっていうのは、多分現場の空気感がちゃんと良くないとそういう結果出ないっていうふうに言えるのかなって僕は見てて思って。

篠原/すごく嬉しいですね、我々のやってきたことがちょっと報われてはじめてきた感じがすごく今、田口さんのコメントを聞いて実感しました。わー嬉しい。

田口/すごいその辺って気遣ってやってらっしゃいませんか?柴田さんとかもよく、なんというんですかね。採用っていう文脈だけじゃなくていろんなところで顔出してくださっているようなイメージを僕はあるんですけど。

柴田/基本的に篠原さんに呼ばれて飛び出てって感じだよね。

一同/(笑)

田口/ハクション大魔王みたいな。

柴田/何も考えずにただ反射神経で話すっていう。

田口/柴田さんはそういう本当にハクション大魔王的な。ここで出すぜっていうのが篠原さんの中で、やっぱりあったりするんですか?

篠原/私はこういうこと学生さんにお伝えすると、サイボウズのことをもっと知ってもらえるんじゃないかなっていうことを考えて、結構あのデザイン&リサーチグループのメンバーにちょっとこのことを話してくださいよとか、こういう記事書いてくださいよとか、このイベント出てみましょうかとか、何かそういったことを私はやってる役割で。

田口/うん。

篠原/はい、なんですかね、アラジンのランプの精みたいじゃないですけど、ランプを擦ると、ちょっと今、学生さんにこれ伝えたいので柴田さん語ってください!とかなんかそんな感じですね。

田口/なるほどなるほど。

柴田/あとは場を和らげる役割で。

田口/柴田さんがですか?

柴田/若手デザイナーをいじる役割をしていますね。

田口/なるほどなるほど。いやなんかだからそういうのがめっちゃなんかいいなと思ってるんですよね。
うちの合同企業説明会みたいなイベントにもサイボウズさん出てきていいただくことが何回か今までもあったんですけど、毎回必ず篠原さんと柴田さん来ていただいているじゃないですか。
そこに現場の若いデザイナーさんが何人か来るみたいな状況になってると思うんですけど、さっき柴田さんが自分でおっしゃってた通り、多分なんか学生ってこの人マネージャークラスの偉いデザイナーさんなんだみたいなことは、年齢とかを推し量ってやっぱ思うわけですよね、その時に柴田さんが何かサイボウズのデザイングループはこんなんやってるよみたいなトーンで話すんじゃなくて、「何やっているか説明してごらん」っていうことを新しく入ってきた若手のデザイナーさんとかに振ってあげたり、「何か前こういうの言ってたよね、新卒で入る前さ」みたいな話とか振ってるのとかを見て、学生はそのなんかノリですよね、ノリって言っちゃうとちょっと違ったかもしれないすけど、その辺のことがすごく見える形で何か採用を進めてるんだなっていうのは、学生にとってはかなり安心感が強いなと思うんですけど。

篠原/うんうん。

石塚/結構、文字だけ追ってると無機質になりやすいって思うんですけど。

田口/そうそう。

石塚/すごくその血の通った関係みたいなのは感じてですね。

田口/うん。

石塚/本当に今こういう音声配信のフランクさとかも、なんか私担当させていただける立場としても商談の時とかもこんな感じじゃないですか。

田口/そうですね。

石塚/野球の話もしていただくみたいな(笑)

篠原/そうですね(笑)

石塚/何かそこに裏表もないというか、なんかそこら辺の空気の良さみたいなのが組織の人格として出てるのかなっていうのはなんかすぐ気付ける感じがしますよね。

篠原/嬉しいです。そうですね、デザイン&リサーチグループの空気感をどうやったら伝えられるかなと思ったときにやっぱりかしこまったプレゼンとかよりかは、その関係性はもう直に見てもらった方がいいかなあと思って、ReDesigner for Studentさんで開催されている合同説明会では柴田さんと新人のその関係性を見てもらいたいなということで、メンバーのアサインだったりとか、内容とかは、決めてますね。
あとはやっぱり柴田さんの人柄っていうのもすごく魅力的だなって私思っていて、なのでその辺も学生さんたちにちょっと伝えたいなって思いもあって、いつも柴田さんには、おもしろおかしく楽しくデザインリサーチグループについて紹介してもらってる感じですね。

柴田/僕はあれですよ、篠原さんの演出の上で演じているだけなので。

田口/え!

篠原/そんな!(笑)

田口/裏で動かしていたんですね、篠原さんが。

篠原/実は転がしてるんですよとか言って(笑)

一同/(笑)

田口/操り糸が見えて。

篠原/いやいや、はい、その辺も含めて関係性とかチームワークっていうのがあるからこそできている情報発信だったり、合同説明会の感じだったりするのかなと思っていて。

田口/まさにそうです。

篠原/これは、私だけではなくてやっぱりそのデザイン&リサーチグループにいるメンバー1人1人のマインドだったり、振る舞いっていうのが、そうさせてるのかなって感じますね。

田口/うんうん。

石塚/いつも僕思ってることがあって、サイボウズさんそれこそイベントとかやると、すごい高速のスピードでレポートとか上がってくるじゃないですか。

田口/そうそう。

石塚/すごく事実として出てるってこと自体凄いと思うんすけど、なんかよくよく考えて解釈広げてみると、何かそれが許されたりだとかそれこそ共同、柴田さんとかなんか、ハクション大魔王的にすぐ呼ぶっていうことがありましたけど、そういう関係性とかそこら辺を奥行きを持って感じられるというか、きっとこういう感じで働いてるんだろうなみたいなところが、なんかわかりますよね。

篠原/嬉しいです、それすごく。

田口/例えばそういうとこ見てるよみたいな、なんかメタな観点で。こんなに早くレポート出るんだとか、昨日のあれがもうこんなふうに丸まま言葉になってるみたいなことっていうのは、意外とちゃんと見抜いてるとは思うんで。なんか本当にそういうのいろんな企業さんにやって欲しいなっていうふうに思います。難しいことだとは思うんですけど。

篠原/もう学生さんにいち早く情報を伝えたいっていう気持ちでがむしゃらにやった結果がそんな感じですかね。

田口/結構その社会みたいなところに対する不信感が学生はあるんで。

篠原/そうなんですね。

田口/そんなに日本全国の例えばですけど、今学生の親御さん世代の人たちって、そんなに楽しくなんか生き生きと会社に通ってる人って、全員が全員そうじゃないと思うのが一つと、あと就活なんですよね。
社会に出ましょうじゃなくて、まず就活のルールをキャリアセンターとか教えざるを得なかったりするので、一年生の頃から就活就活言われてるとなんでこんな何かどんな大変な世界に自分は行かなあかんのやろう、とかって多分学生が思ってるんで。

篠原/あー。

田口/そういう何かドキドキしながら説明会に行ったときに、柴田さんって、なんかすみません、おじさんが出てきたってなった時に、この人は何だろうえらい人なのかなって思った人が、そういうふうにハクション大魔王なんだってなると、やっぱり何かこの人の下で働くっていうことは何かイメージがつくなとかやっぱおもうと思うんですよね。

篠原/うんうん、いや本当に柴田さんには本当にいつも助けられています。本当に。

柴田/やばい、次のキャラ設定がハクション大魔王(笑)

一同/(笑)

学生が求める情報とは?企業が開示すべき情報とは?(20:19)

篠原/そうですね。先ほど少し学生さんが求める情報とか、就活ってそんな大変なの?みたいな、そういう話があったと思うんですけど次のトピックとして、学生さんが求める情報とか、企業側が開示すべき情報についてお話していきたいなと思います。
田口さんは、1,000人以上の就活生と面談をされた経験があると伺ったんですけれど、学生さんは今どういった情報を就活で求めてるんでしょうか?

田口/今まで話した内容は多分メタな情報みたいなことになって思うんですけど、学生が一番知りたいのって、何だろうな、例えばどういうふうに実際働いてんのかっていうことは多分一つだと思うんですね。
1日どういうふうに皆さんが過ごされてるかっていうことを、まるっと知りたいみたいなところがあって、朝何時ぐらいから業務開始してみたいなこととかっていうのはもう結構学生さんは喜んだりするのは一つ。もう一個は、新しい現場に飛び込んでいくことになるわけですね。それまでずっと学生だったのが、社会ってものに出るってことになるので、ライフイベントみたいなことをすごく気にするんですよ。
社会に所属した後に、就職ですよね最初のライフイベントになると思うんですけど、結婚したりとか子育てしたりとか、親御さんが例えば何ていうんですかね、何かしらの事情を抱えていたりとかするような学生さんが結構いるなと僕思って見ているんですけど、そういう時に休めるのか、そういうことに対して会社はどういうふうに考えてくれてるのかみたいなのって、多分大人になっちゃうと何かその辺の感覚が薄れちゃうのかもしれないんですけど、すごくやっぱり学生気にしていると思いますね。

篠原/そうなんですね。私は学生の頃その辺あんまり考えずに、もう猪突猛進な感じでやってきたんで、すごく今の学生さんって、そういうことをしっかり見ていらっしゃるんですね。なるほど。

田口/そう。僕らみたいに、組織に所属をすると、例えば「どこどこに出張に行きなさい。」レベルだったら当然あると思いますし、「どこどこに出向に行きなさい、何年間。」とかみたいな話とかって聞いたら、2年ぐらいだったらそういうとこ行ってもいいかもしんない、とかっていう風になったりとかすると思うんですけど、学生にとっての2年って全然僕らとはやっぱ感覚が違ったりとかするので、最初の配属先はどういうところになるんですかみたいなこととかって、僕らが感じてる感覚と、全然違う重要性だと思ってるかなっていう風に思いますよ。

篠原/確かに、新卒で入社する1年目とか2年目ってすごく重要ですもんね。

田口/そうです。そうです。そこら辺を会社側が「社会ってそういうもんじゃないから」って押し付けるのか、それとも何かちゃんと聞いてあげた上で、こうなんだよって教えてあげるのかみたいのは、すごく差があるなと思うので、サイボウズさんなんかだと結構その辺って、ライフイベントに関わるようなことって、いろんな発信が採用文脈じゃないところからもされてるじゃないですか。そういうのは僕も、学生さんはよく反応してるなと思いますね。

篠原/そうなんですね、なるほど。結構ライフイベントとか、働き方とか仕事ももちろんですけど、どう生きていくかみたいな部分も含めて企業選びとかもしてる感じなんですね。

田口/うん。

篠原/逆に田口さん側から、企業側にこういう情報をもっと開示してよみたいなのってあります?

田口/サイボウズさんは、それこそ結構まんべんなくっていうか、網羅的にその辺のことやっていただいてるのでいいのかなとは僕は思ってるんで。なんですけど。

篠原/ありがとうございます。

田口/何だろう。一つはさっきもう結構強くお伝えしてた通り、チーム内でどういうふうに空気を作ってるのかっていうところはやっぱりもっと見せてほしいなと思ってるんで、記事よりは、こういう音声メディアって結構強いなと思うんですよね。あんまり嘘つきにくいじゃないすか。

篠原/ReDesigner for Studentさんでも音声配信してますよね。私、拝聴してます。

田口/本当ですか!(笑)僕が、学生にはわからない古い例えを用いて、何かちょっとわかんねえって学生に言われちゃって。(笑)まだ出てないかもしれないですけど、コロンボの話とかかしたら、「コロンボって何?」って感じで言われちゃって(笑)

石塚/めっちゃ怒ってましたね。例えがどんどん分かんなくなってくっていう。(笑)

田口/「分かんないです!」って言われたりしてるのが、そのまま配信されていて、それで良いんだって僕思ってますけど(笑)

篠原/けど、なんか、その辺の空気感も伝えられてますよね。

田口/ハクション大魔王とか言っちゃっているんで。(笑)逆に篠原さんって、デザイン&リサーチグループの一員であり、デザイナーとして仕事をするっていうことが一つあるんじゃないですか、現場の人間である。で、こういう採用のところだと、さっき、柴田さんをどういうタイミングで出てもらうのかみたいなことをプロデュースするみたいな。芸能界みたいなところで例えると、マネージャー的なところはあるような気がするんですよね。タレント使ってもらうっていうか、みたいなところはあるんですけど、そういうのが結構、さっき言ったみたいな、柴田さんと新卒デザイナーの関係性みたいなものを見せるっていうこともありますし、結構あのノウハウっていうか、テクニカルな意味での「こういうふうにデザインやるといいよ」みたいな発信も篠原さんやられてるじゃないすか。あの辺って、どういう計算って言っちゃうとあれかもしれないんですけど。

篠原/計算っていうのは全然、私はあまりそういうのを考えてやっていなかったんですけれど。そうですね。なんか大本にあるのは、そのサイボウズの理念である「チームワークあふれる社会を作る」っていうところに私も何かしらコミットしたいなと思っていて、あの持論なんですけど、デザイナーの人が社会に増えれば、チームワークあふれる社会って広がるんじゃないかなと思っていて、じゃあ、デザイナーになる人のサポートになることなら、もう何でもやろうと思っていて、個人で発信してるデザインの知識とかノウハウだったりはそういう文脈で記事化していて、採用においては、やはりサイボウズのチームワークあふれる社会を作るためにサイボウズにやっぱり入ってデザイナーになって活躍していただきたいなという気持ちがあるので、チームのことをもっと知ってもらいたいと思って情報発信をしているっていう、なんかそういう気持ちでやってましたね。なので計算とかは得意なタイプじゃないですけど、何かそういう理念に向かって、どういうことをやればいいかなって思って、何か行動してる感じです。はい。

田口/なんかそれを聞いて、僕は逆にしっくりくるっていうか、組織体としてこういう集団なんです我々はっていう発信があるっていうのはどこの企業さんもは基本的にやらなきゃいけないねっていう前提に立ててると思うんですよ。多分その次にやらなきゃいけないのって個人としてその組織の中で、どういうふうに自分はあるべきだと思ってるとか、こういうことをやっているよとか、こんなこと考えてるよみたいな、次はそのN1っていうか、Nイコール1の発信みたいなものっていうのがあると、集団の解像度が上がっていくっていうか、個人ベースに落ちていくんで、学生も例えば将来的にこの人みたいに考えながらデザインしたいとか、この人みたいなクリエイティブを作りたいとかっていう風になっていき、その先でサイボウズのデザイン&リサーチグループだったら、自分もこういうことを今考えているよな、考えとか想いとか、そういうものを発信するような土壌が整っているのかもしれないという所まで行きつけるので、特定の情報を企業は出すといいですよっていうよりは、やっぱり集団として、さっき言った福利厚生みたいなところはどうなっているのかってことを示しつつ、そこで働いているNイコール1の人々がどういう風に思っているのかっていうことを次発信する所もできると、学生は働くイメージとかもつくし、だんだんファンになっていくみたいな。固定この人のファンになることは結構あるんだなと思ってますね。

篠原/自分がやってきたこと間違ってなかったのかなって、ちょっと今のお話聞いてちょっと安心しました。

石塚/極めて内輪の物事みたいなのを意識的に外側に出すって結構大事なんだなって思っていて。

篠原/そうなんですね。

石塚/そういうのが、きっとごまかしのきかない世界を作るんだろうなって勝手に思ってるんですけど、今の田口さんの話はそうだなと私は思って聞いていました。

田口/「内輪の輪を広げていく」って。いつの間にか内側の輪の中に肩組んで入ってるみたいな状態に学生を持っていくみたいな事が多分サイボウズさんできている気がするんですよ。

篠原/なるほど、内輪の輪に入れる。なんかすごく良いワードですね。学生とサイボウズで壁を作るっていうよりか、みんなで一緒にこうやっていこうぜ!みたいな、なんかそういうのは、採用活動においてもちょっと気をつけているところではありますね。最終的にサイボウズに入社をしなくてもデザイナーとして旅立って、いろんな企業で活躍してくれたら、もうそれでチームワークあふれる社会できるし、OKみたいな、なんかそんなノリで私はやってます。

田口/僕らとしては本当にそういう、何かパートナー的な企業さんが一社でもいいんで、何かあると、本当に何かやりやすいって心強いっていうか、

篠原/嬉しいです!

田口/柴田さんが合説きて登壇してくれたときも、サイボウズに入るか入らないかまだ決まってない学生の面談をめっちゃやってたみたいな、ジャッジじゃなくて、いやなんか他のところ受けに行きな、サイボウズだけじゃなくてとかっていう話もその時はされていて、ああいうのとかも本当になんかもう僕らはたまんないなと思いながらというか、企業のアピールの場として来ていただいてるのに、いや、僕らはまずはそういうデザイナーとデザイナー同士の対話だよみたいな所から始めていらっしゃるっていう話をしてて(笑)、他の企業から何かもっと貪欲に行かなくていいのかなとかっていうふうに見えたりすることもあるんじゃないすけど、僕はやっぱそのやり方はすごく結果的に学生にはすごく刺さっていると思うんですけどね。

石塚/私も結構その採用マーケットには長らくいる立場だったらこそなんですけど、すごくなんていうんすかね、ある意味他社さんとの合同でやるときのイベントって、他社って、競合他社とも言えるじゃないですか、わからないですけど。

篠原/はい。

石塚/なのに、そこの肩を持つようなパスとかを普通に御社するじゃないすかサイボウズさん、なんならそのデザイナーの人生に歩み寄れれば別にいいというところで、なんか誰でも挑戦できる文句を言ってるし、なんかすごく歩み沿ってる姿勢が、普通にびっくりというか、普通じゃないねって話はよくしててですね。

篠原/柴田さんは何かその辺意識されてるんですか。

柴田/そうですね、よく面接で半分ぐらいはアドバイスになりますけど。

田口/ジャッジじゃない。

柴田/そうですね、気分的には大学の後輩みたいな感じですかね。僕も学生を14年ぐらいやってたので、大体後輩の面倒見ていた。

田口/なるほど、なるほど。

柴田/で、大体四年生すぐ入って使えるってなかなかいないので、あと四年のうちにここでやっとけよとか、もっと世界を見とけよ!っていうのはそのまま面接とかイベントで言ってるような感じですね。

田口/内輪ですよね。大学の後輩。

柴田/そうですね。すごい結構な数の学生を見てきたので、半分以上ちゃんとやってないので、やれよって(笑)

篠原/柴田さんよく人生相談もされてますよね。

柴田/もうキャリア相談は、夜の10時過ぎまで会社でやってましたね、そういえば。

田口/結果的にそうなっちゃうんですかね。これからどうやって生きていくみたいな就職の話してると、実は遠く彼氏が住んでいてとか、なんか実は自分は台湾にお母さんがいてとか、そういう話になっていくと、例えば僕が恋愛相談とか受けること結構あるんですよ、多分柴田さんもそういう話をしてるんじゃないかなと思うんですけど、「なにそれー!」みたいな感じで受け取られるんですけど、就活の話の延長線上に全然そういうのって、なんか当たり前のようにあるんで、僕はあながち、学生はその切実さみたいなことを、なんか自分で言うのもあれですけど、受け止めてくれるだろうから僕に話してるというところがあるとは思うんですよね。笑わずに聞いてくれるみたいな。キャリア相談だけど。その辺が多分柴田さんとかも多分あるから、そういう人生相談みたいなことをされるんだろうなと思いますけど。

篠原/こんなフランクに、いろんな話を、まさかこのポッドキャストで石塚さんと田口さんとできるなんて思ってなかったので、すごく今楽しいです。(笑)

田口/でもこういうのが、大事だと思っています。僕らも、これ学生に絶対聞いてほしいポッドキャストなんですけど

篠原/ぜひぜひ、聞いてほしいですねー。

田口/社会ってそんな悪いもんじゃないし、僕らとサイボウズさんとビジネスパートナーというか、ビジネス上の関係だと思うんですけど、こういう空気でやってるよっていうことを理解してもらうと、なんかあながちそんなつまんなそうじゃないなって学生さん思ってくれると思うんで。
ハクション大魔王とか何か投げ込んでいいんだみたいな(笑)そういうことをもっと知ってもらえればってやっぱりありますね。

篠原/ありがとうございます。

ReDesigner for Student 今後の展望(34:13)

篠原/そうですね。ReDesigner for Studentさんですけれども、デザイナーを目指す、多くの学生さんをサポートしてると思うんですけれど、サービスの今後の展望について石塚さんにぜひお話を伺いたいなと思っておりまして、はい。

田口/行け!

石塚/もうこんなことを言うときが来ちゃいましたね(笑)。シンプルな言い方をまずすると、新卒デザイナーってとこにやっぱり私たちはこだわりを持っていて、ここの世代、マーケットを開拓拡大していきたい。
これが、新しい元気なマーケットとか分野を生み出したいなと考えてるんですね。で、かっこつけた言い方を、あえてすると、よく社内で扱ってるんすけど、「デザイナー採用業界のインフラになる」みたいなことをですね、そんな未来を描いてるんですよ。

篠原/かっこいいっすね。

石塚/言葉だけでっかいんですけどね(笑)。

田口/いやいや、大事大事。

石塚/よくね、こだわりたいところでして、サービス名にもなっているように、for Studentっていうところが結構大事かなって、個人的に思ってるんですけど。
そもそものデザイナー就活の冒頭で出たようなタッチポイントがオンラインにだとか、そういうことを含めてあり方を変える動きだとか、うねりを生み出すってのはもちろん大事だと思うんですけど、何かそういう即戦力だからじゃあ中途採用まずやればいいじゃんとか、それ自体は否定しないものの、もうちょっと長い目でデザイン業界を俯瞰してみるみたいっていうのは忘れたくないですね。
何かそれでいいんだっけみたいなところを、ちゃんと事業としてはこだわっていきたくて、だからこそ短期的な業界改善とか、上積みのマッチングみたいなところには、正直興味が持てなくてですね(笑)なので、何かそういった意味では、これだけデザインの注目が集まったりとか、社会全体で見直されるようなきっかけって増えてると思うんですけど、真の意味でそういうデザインを社会実装するってなったら、若者の採用とか活用で放っておけないし、次世代を育てられないチームに組織とかサービスの未来はないんじゃないかぐらいに思ってるんですよ。
なので私たちはそこをちゃんとプラットフォーマーとして、学校教育のそういう支援する、社会接続の場をトップ層だけに限らない人たちにちゃんと提供していきたいなというのが大きなビジョンでありますね。

篠原/デザイン業界を牽引するグッドパッチさんだからこそできるサービスの方針だったりするのかなと私は思っていて、今は石塚さんのお話を聞いて、サイボウズデザイン&リサーチとしても今後一緒にデザイナーの採用っていう部分だったり、育成の部分を盛り上げていけると嬉しいなって思いました。

田口/光栄ですね。

石塚/嬉しいですねもう。

柴田/新卒デザイナー、僕のいままでの見立てだと、なかなか一、二年だと育たない感じがするので、その間なんか一緒にできるいいなって気がしますね。例えば同じ企業だけやってもったいないし、いろんなとこ回って、自分に合うところに入るでもいいし、なんかそういうトライアルができるといいかなと思っています。

田口/まさにそうですよね。どこまでを学生時代に身につけておいてほしいかみたいなのってよく就活のテーマ上出てくる問題だと思うんですけど、社会がどういうデザイナーを養成してるのかっていうことが一つ多分、ある程度、なんだろうな、フォーマット化されてるっていうか、デザインガイドラインみたいなものがちゃんと決まっているみたいなことと同じように、ガイドラインが決まっていて、そこまでを学校と僕らみたいなプラットフォーマーがちゃんと揃えておいて、もう少し尖った部分のこういうところが欲しいんだよってとこは企業さん側にお任せします。っていうことかがなんかスキームとしてあるといいなと思っているんで、今石塚さんが言ってた、インフラになるみたいなところとかって、そういうところをなんかうまくできるといいよねみたいなことから、今後の野望としては結構大きい。

石塚/究極言っちゃうとReDesigner for Studentだけでよくなるとは全く思ってないですし、僕達もそこに全然こだわりはぶっちゃけなくてですね、業界全体が手を取り合って、みんなで元気になればいいんじゃないかなってむちゃくちゃシンプルに考えてるところがあるので、何かこういうことが一つ契機になって、課題意識なのか興味なのかで共有できるような人たちが、繋がるきっかけが増えていくと結構それでも意味があるんじゃないかなと私は思っていますね。

篠原/企業間を超えて、チームワークで新卒デザイナーの採用だったり育成とかもできていくと将来なんかすごく明るい感じがしますよね。

柴田/篠原さんとよく話してるのは、シャケ理論の話をよく。

石塚/シャケ理論。

柴田/すぐに、新卒で入って、本当いろんなところを泳ぎまくって、どの会社でもいいので、鍛えられてから3年後に帰ってくる。それが自然にできるようになれば全体のレベルが上がりそうな気がします。

篠原/うんうん。

田口/それを実践されてるってことじゃないかサイボウズさんって今。要は柴田さんが相談を受けて、いや、うちだけじゃなくていろんなとこ見ておいでとかって言いながら、外に鮭を放流して。

柴田/今ね泳いでいる最中ですよ。

田口/そういうことって、本当に長期的な目線で組織とか、何か日本の社会ってなんだっけみたいなことを考えてないと、なんか割とKPI的なところに僕ら囚われちゃうじゃないですか。今年のこの採用どうするの?みたいなことに囚われちゃうと、そういう視点も持てないと思うんですけど、でもそれが何かシャケ理論って、ちゃんと戻ってくるから大丈夫だよとか、戻ってくることをちゃんと期待しようよって言いながら、なんか広い目線でやってくださるみたいな企業さん僕らを増やしていかないといけない。

篠原/シャケ理論を広めたいっすね。

田口/いや、そう。

柴田/もうちょっといいネイミングにしてもいいよ。(笑)

篠原/シャケ理論だとちょっとダサいですかね。(笑)

田口/鮭だと切り身みたいになっちゃうかも。(笑)

一同/(笑)

エンディング(40:17)

篠原/はい、そろそろお別れの時間がやってきました。今回は、「採用における情報発信の重要性とは?」というテーマでReDesigner for Studentの田口さん、石塚さんをお迎えしてお話をしました。ありがとうございました。

田口/ありがとうございました。

石塚/ありがとうございました。

篠原/文字起こしのテキストは後日、noteにアップする予定です。ぜひ音声と一緒にお楽しみください。そして、Cybozu Design Podcastでは、皆様からのお便りをお待ちしています。おたよりフォームのリンクがポッドキャストの説明欄、noteの文字起こし記事にありますのでそこからお送りください。またはTwitterでハッシュタグCybozu Design PodcastをつけてつぶやいていただいてもOKです、ハッシュタグのスペルはC_Y_B_O_Z_U_D_E_S_I_G_N_P_O_D_C_A_S_Tになります。番組の感想、メンバーへの質問、リクエストお待ちしています。それではまた~。

田口・石塚/ありがとうございました。

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