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Cybozu Product Design Magazine

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サイボウズのプロダクトデザインに関わるメンバーの記事をまとめたマガジンです
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2019年12月の記事一覧

アクセシビリティの国際会議で発表してみた〜CSUN2019

こんにちは、サイボウズ株式会社の小林です。 2019年3月に、CSUN2019という、アメリカのアナハイムで開催されたアクセシビリティの国際カンファンレンスで登壇してきました。この記事では、その動機や準備、発表についてまとめようと思います。 発表の動機とテーマ CSUNには過去2回参加していました。参加することで、海外のさまざまな情報を吸収できていましたが、次第に日本人として情報をいただくばかりでいいのか?日本の情報を提供することがフェアではないのか?と考えるようになりま

サイボウズがアメリカで共感を得るためにやっていること

こんにちはデザイナーのおーじです。サイボウズのアメリカ支社で定期的に行なっているユーザーイベントKintone Connectに行ってきました。 サイボウズはUSではスタートアップです。スタートアップとして認知を広めるためにはサイボウズの主力製品であるKintoneの機能だけではなく、私たちがどういう会社かを知ってもらい共感を得る必要があります。特に今回のKintone Connectでは日米社長の対談や社会貢献についてのパネルディスカッション、そして実際のユーザーからの使用

デザイン&リサーチグループの採用サイトがリニューアルされました!

こんにちはおーじです!サイボウズでデザイナーをしています。この度、採用サイトのリニューアルを担当しました。この記事では、採用サイトがどう変わったか、そしてリニューアルに際してどのような困難に直面したのかについてお話したいと思います。 どう変わったか?リニューアル3つのポイント ・メンバーを深く知ることができる ・アクセシビリティ強化 ・現場の雰囲気が分かる 実際に働いているメンバーの仕事や顔を伝えたいという思いからメンバー紹介ページを追加しました。メンバーのバックグラウン

アクセシビリティUTをアメリカで初体験

デザイナーのおーじです。今回は、アメリカのサインディエゴに行き、人生初のアクセシビリティのユーザーテスト(UT)してきました。今回UTを実施して一番感じたのは、スマホが全盲の方にとても役立っているということです。UberやLyftを使って自由に外出し、Seeing AIを使ってできることがとても広がっているのを肌で感じました。スマホアプリの進化によって生活障壁がなくなってきているのを目の当たりにし、自分たちの製品によって、障がいの有無に関わらずチームの一員として快適に業務に携

視覚障害者の社員2人の世界観を知ってもらう勉強会を開催しました

こんにちは、SUGIです。 私はサイボウズでアクセシビリティ・エンジニア(現在アルバイト・2020年新卒)をしています。 私はサイボウズで、 1. アクセシビリティの啓発活動 2. グループウェアをアクセシブルにしていく活動 3. 上記2つを社内外に広める活動 この3つをやっていきたいと思っています。 今回は、この間(11月26日)に実施した社内勉強会「見えない・見えづらいとはどういうことか知る会」の開催報告をしたいと思います。 勉強会の実施事態は上記の「1. ア