見出し画像

サイボウズ20卒内定者のカイボウズ 第3回

こんにちは。かわひらです。
『サイボウズ、20卒内定者のカイボウズ』の3回目として、今回は20卒の中でもすでに入社して働いている3名にお話を聞きました(内容は3月23日時点のものです)。

Interviewee

ろーまんさんの写真

・白崎朗満
現在の所属:開発本部
かわひらメモ:お酒大好きとのことで、Cybozu Daysでお会いしたときにはドイツビールの良さを語ってくださいました。気になります。

掛川さんの写真

・掛川将吾
現在の所属:法務統制部
かわひらメモ:1年間アメリカのロースクールにいらしたそうで、ハロウィンのときに撮ったという某配管工のコスプレ写真が印象的です(今回は別のお写真です!)。

ほだかさんの写真

・笠間保鷹
現在の所属:開発本部
かわひらメモ:カフェインがお好きだそうで、以前お会いしたときはエナジードリンク保管用の冷蔵庫を社内に持ち込もうとしていましたが実現されたのでしょうか……。


--今回は新型コロナウイルスの影響でZoomでお話することになりましたが、みなさんも今は在宅勤務中なんですか?
ろーまん:そうそう。
掛川:ずっと在宅です。
ほだか:(原則在宅勤務の開始から)5週間目ですかね? 僕はちょっと前からやってたので2カ月丸々ですね。

--今はどんなお仕事をしているんですか?
ほだか:ろーまんくんって今kintone?
ろーまん:そう。今はkintoneのデザインチーム。ほだかくんは新規開発?
ほだか:新規開発のPGですね。

--……ざっくり言うとどういうことをやってるんですか?
ほだか:kintoneの新規機能を追加するためのコードを書いているんです。

--めっちゃわかりやすい。掛川さんはもう法務のお仕事をしているんですよね?
掛川:そうですね。法務統制部に所属しています。ざっくり言うと契約見たり、社内の決裁権限を見たり。あと知的財産も少しだけやらせてもらっています。

--近況をお聞きしたところで、早速就活のお話から伺います!

○就職活動:ろーまんさんの場合

ろーまん:インターンのために日本に来たのが18年夏。半年インターンをして、そのまま入社するんだろうなとも思ってたんだけど、ソフトウェアを作りたいっていう自分のやりたいことがあったので内定を辞退して……。その時点で卒業してたので、いわゆる第二新卒みたいな感じで就活をしました。
いくつか内定がある中で、サイボウズが一番自分のやりたいことと会社の理念や経営側の考えていることが合っているなと思って、そこに共感してサイボウズに決めました。そのとき、当時サイボウズは一括入社という形で新卒を募集してたんだけど、早めに入れてくれないかと相談して、無事に10月から入社しました。
掛川:そうか、通年入社はろーまんが変えてくれたってことなのか。
ろーまん:以前から社内でも考えていたらしいけどね。
ほだか:第一人者だ。

--早く入社したかったのはなぜですか?
ろーまん:卒業して数か月経っていて、仕事しないと金銭的にも厳しいし、スキル面でも実務経験がないと後から大変になったりするし。自分自身も仕事したいっていう気持ちも強かったから。他の内定をもらっていた企業ではすぐに仕事を始めるというのは決まってたんだけど、サイボウズでもそれができるかどうかは、内定をもらった時点では検討しなきゃいけないねってことだった。

--じゃあ内定をもらっていた他の企業とも、4月より前に入社ということで話を進めてたんですね。
ろーまん:そうそう。

○就職活動:掛川さんの場合

掛川:僕はロースクールで法律の勉強をしてたんですけど、元々は司法試験に合格してから働こうというつもりで試験を受けていて。2回目の試験の結果を待ちながら就活や官庁訪問をしていました。その中で内定をいただいて。合否に関わらず企業に入って法務をやりたいと思っていたので、いい機会だからそのまま入っちゃえという感じで(笑)。
早期入社については、面接の時点で「早期入社も考えている」と言ったら「できる」と言われました。本格的に話をしたのが11月頃で、もうろーまんの入社後かな?
ろーまん:そうだね。最初に早期入社できるよーって話したのがCybozu Daysだったよね。

--その時に話を聞いて、やっぱり早期入社しようかなーみたいな?
掛川:面接の時から伝えてはいたけど時期は決めてなくて、Dyasの時に「もう入社している人いるんだ」と思って。そのあと人事に日程相談をして、お互いにとってベストな時期ってことで2月中旬になりましたね。まあ株主総会とかもあって、大変な時期に入社しちゃったかなというのはあるんですけど(笑)。

○就職活動:ほだかさんの場合

--ほだかさんは修士1年で休学中なんですよね?
ほだか:よくご存じで……。いろいろ特殊なんですけど、選考は21卒枠で受けていました。21卒の選考が始まった瞬間から受け始めて、11月末に内定もらって1月頭に入社しました。

--超スピードコースじゃないですか!
ほだか:そうですね(笑)。

--もともと21卒で就活していて、ここまで入社を早めたのはなぜですか?
ほだか:金銭的に院をストレートで続けられない状態になったんですけど、そのときに休学して1年待っていいのかなと考えて。どちらにせよ就職する必要があるという結論に至り、19年度後期から休学することにしました。

--サイボウズに決めた理由は?
ほだか:ろーまんくんが言っていたように自分の思想とマッチしていたり、あとは環境面でのマッチ度が高くてサイボウズに決めました。休学する必要はあったんですけど、今やっている研究自体はやりたくてやっていたしいい感じに進んでいたので、できるなら復帰したいという思いがあって。
サイボウズには「育自分休暇制度」という、退職しても最長6年間は復帰できる制度があるんです。たとえば休学できる2年間はサイボウズで働いて大学に戻るとか、フルリモートで仕事しながら大学で研究を進めるとか、フレキシブルな行動がとれるというところにひかれました。

早期入社のメリットとは?

--早期入社でよかったことってありますか?
ろーまん:エンジニアの中でもいろいろなチームがあって、早期入社だと新卒研修後の正式配属の前にいろいろなチームを見ることができるんだよね。
僕はUSの販売システムを作っているチームに5カ月くらいいて、今はkintoneのデザインチームに体験入部という形でいて。いろいろなチームを見てから正式配属を決められるから、かなりメリットはあるんじゃないかなあ。

--ろーまんさん的には研修後に決めるところが正式な配属だという感覚なんですか?
ろーまん:そうだね。
ほだか:システム的にそうなってるんですよね。今も配属はされていますけど、新卒研修を受けるときに一度チームからは外れて、その後再配属になるんですよ。
ろーまん:サイボウズはかなり自由に動けるところだから、自分が知る限り新卒で入ったところが合わなくても体験入部をしてチームを変えることはできるけど、最初の配属は自分が育っていくところだから大事なんじゃないかな。
掛川:へー、そうなってるんだー。

--法務統制部の掛川さんは特に選択肢とかない……ですよね?
掛川:もちろん合わなかったら異動していいんですけどね(笑)。違う部署と兼部してもいいし。でも法律を勉強してきて法務で入りたいですと伝えた上でそのまま入っているので、正直異動する気もないし、再配属の概念もないのかなあと。
ほだか:開発本部はその中にいろいろなチームがあるので、その中で動けるというところにフレキシブルさがあるかなと。
掛川:たしかに法務統制部法律分野でチームが分かれているわけでもないからなあ。

--そういえば早期入社でも研修ってあるんですか?
ほだか:中途と同じ研修を受けていますね。新卒研修までそれで持たせるみたいな。
ろーまん:1か月研修と半年研修があるんだよね。1年研修というのも聞いたけど。あとは実務で理解していくって感じかなあ。
掛川:こっちも同じかな。中途に混ざって研修を受けて、あとは先輩についてもらいながら実際の仕事をして学ぶ感じ。

--周りの研修仲間は新卒じゃなくて中途の方ですけど、そこで戸惑いはありましたか?
ろーまん:中途の方が社会人としては先輩だからスキルや経験に差は感じるけど、同じ時期に入ったという点ではほぼ同期だから、逆にフランクに話せるというか。自分のチームにも同じ時期に入社した中途の方がいるので、その辺のつながりはあるかな。

--そもそもサイボウズにおいて「同期」の概念ってどうなってるんですかね?
掛川:それはこっちが聞きたいくらいです(笑)。
ほだか:僕も人事に聞きました(笑)。新卒研修を一緒に受けた者同士が「同期」らしく、僕らは20卒の同期。中途の同じ月に入った人については僕らが勝手に同期と呼んでいるだけという。
ろーまん:中途なら、半年以内くらいの幅で同じ研修を受けたら同期みたいな感じかなあ。
掛川:たしかに中途の横のつながりは少なからずありそうだけど、僕たちはそこには属してないような気がする。
ろーまん:まあよく言えばどっちも入ろうと思えば入れるよね。
ほだか:中途で一緒に入った人にも「お昼どうっすか?」みたいな感じでもいけるし。
掛川:ある意味二度おいしい感じね。

--ぶっちゃけ20卒って同期感ありますか……?
ほだか:ありますあります。仲良くなりたい。
掛川:仲良くなりたいしランチとか行きたい。飲み会も定期的にしたいし。
ろーまん:早く同期が欲しくてうずうずしてる(笑)。

--ありがとうございます(笑)。

早期入社は孤独?

--「4月より前にいろいろなチームを見られる」「中途入社の方とも仲良くなれる」などメリットはいろいろ出てきましたが、逆に入社して戸惑ったことはありますか?
ろーまん:みんな共感できると思うけど、やっぱり新卒として中途入社というか、早期入社するというのは最初は孤独な戦いであって、最初は寂しかったり(笑)。
掛川:ろーまんは特に俺らより早いからね。
ろーまん:19卒と仲良くなれたけど、同期じゃないという壁を越えなきゃいけないのは難しかったかな。あとはサイボウズ特有なところで、情報が飛び回っているからどこに自分の必要な情報があるのか全然分からない。それを教えてくれる人を見つけないといけないというミッションはあったね。
掛川:たしかに情報の多さは入ったときに追いつくのに戸惑ったね。
ほだか:100%共感ですね。
ろーまん:人脈のない状態から新卒のひよっこがその環境で上手くやっていかなきゃいけないのはチャレンジングなものではあった。
ほだか:ね、大変苦労しました。
掛川:僕はまだ苦労してます(笑)。でも分からないことがあれば聞いていい環境というのは楽かもしれない。

--困っていることは?
ろーまん: kintoneやGaroonの、社内での使い方とかかなあ。
掛川:あー、同じ悩みはある。暗黙の了解というか、文章化されていないことはあるかなと。聞いて把握するしかないことも多い気がする。

--新卒研修でそういうことは教えてもらえるんですかね?
ろーまん:4月入社ならもう少し手厚く教えてもらえるんじゃないかなという予測……。
掛川:とはいえ部署ごとにアプリやGaroonの使い方がちょっと違うから、入ってから学ばないといけないものは多いかもね。
ろーまん:まあサイボウズは自立を大事にしているというか、自分で聞きに行って理解するのが大事というのは新卒でも中途でも変わらないんじゃないかな。
ほだか:その環境に慣れるためにはいいチュートリアルだったとも言えますね。

まとめ

いかがでしたか?
早期入社だからこその苦労も垣間見えましたが、「自分から聞きに行って理解する」という点は誰もが直面する壁かもしれません。
また「3月に大学を卒業して4月に入社する」というルートだけじゃないということも改めて感じました。

2020年「内定者」としての投稿はこれで最後ですが(かけこみ投稿もあるかも?)、今後も20卒の活躍にご期待ください!

過去のカイボウズはこちらから!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?