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本の読み方と素早く読むことについて #16

本を読むのが決して速いわけではないんだけど、きっちり読まない。
ジジイになってきて、せっかちな性格が発言していてささっと読みたくなる。

子供の頃と、大人になってから読む本のジャンルはもちろん変わるわけだけど、読み方も変わったと思う。


子供の頃読んだ本と読み方

絵本や漫画が中心で活字系はほぼ読んでない。
読み方も新しいジャンルをガンガン読むというより何度も同じ話を反復して読んでた気がする。

子供の頃に読んだ本

漫画多数。これ以外もいっぱい。

各台詞を覚えるぐらい何度も繰り返し読んでると思う。
ジョジョだけで一本note書けそうだから熱意をおさえて紹介だけ。

タッカラプトポッポルンガプピリットパロ!!
ナメック語が喋れるので多分ぼくもバンリンガルです。

おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?
危機感足りねぇって大人になってからも思う瞬間がありますw

突然の活字。小学校の図書室で怪盗ルパンシリーズだけは好きでめちゃめちゃ読んでました。黄金三角が自分の怪盗ルパンデビューだったと思う。
3世じゃなくて1世読んでる小学4年生どうよ。

大人になってから読んだ本と読み方

漫画も読むが活字も読むようにはなった。
ジャンルは「学びになるもの」を中心に読む。例えば自分の興味のない話や歩んでこなかった業界の話は非常に参考になる。そういう視点で漫画は選ぶ。
また活字本も「◯◯のやり方」のような、先日紹介したエンジニアは読んどけのような知識系の本を読むようになった。

そして特に活字は斜め読みをする。読んでいくんだが一文字ずつ読まない。大事なところだけピックする感じ。
漫画も活字も、子供の頃ほど純粋には楽しめていないかもしれないと思った。

大人になってから読んだ本

先日書いた「#13 エンジニア初学者が読むべき本」に紹介した本も含まれるがそれはその記事で読んでもらうとして。

美大生を目指す主人公の漫画。美術の才能ゼロの自分にとって新鮮で面白い。最近頭打ち感あるけど。アニメ化おめでとうございます。

緻密で繊細な画力で自分の知らない他国の文化をフィクション(?)ながら学べる良書。絵はマジで綺麗なのですごく読みやすいと思います。縁遠いからこそぐっと引き込まれる画力に脱帽する。

オリゼー。かわいいよオリゼー。菌をベースにお醤油やお酒、ワイン、発酵技術など、身近な食材の製造過程や豆知識を学べる知識系漫画の筆頭。
これが大人になってから読んだ時点で年齢がバレそうだ。

ちょっとビジネス本も。
資料作れない人必携。これだけ読んで実戦。以上。他の本要らない。

これは本よりTEDのスピーチ聞いたほうがいいかも。アンジェラ・ダックワースさんという女性の公演。
これを聞いて「ああ僕にはGRITあるじゃん」と思えたら自信になるし、逆でもGRITというものがあるという認識を得られるので知ってて損なし。

論理的に語られていて、しかも理化学的にも検証がされているものをベースにしていて信頼のある本。ただ難しい。書き方や科学用語が特別な言葉なので、かなりわかりづらい。けどこれ以上簡単にはできないしそうすべきではない本。
スポーツ栄養学の決定版だと思う。

自転車好きなんで。特にヨーロッパのレースシーン(ツール・ド・フランスとか)を追いかけておりましてその際に読んだ本。
自分のトレーニングに使えるなーとか思って買ったけど、案の定そんなトレーニングをするわけもなく塩漬け。アスリートの訓練法としての知識は増えた。

どうすれば早く読めるのか

早く読むためには、残念だが慣れがいる。

自分は、Railsを中心とするエンジニアなのに恥ずかしながらこの本の存在を知らず、最近教えてもらった。
新Macbookへの移行アシスタント中、暇すぎたのでさくっと読んだ。
この本を読んだ時を例に用いつつ、いくつかのエッセンスを。

ちゃんと読まなくて良いことを認識する

文字を書いてくださっている人には申し訳ないがちゃんと読む必要ない。
今これを見てる人も一文字一文字読んでないでしょ。
まずちゃんと読まなきゃという意識を捨てたほうが良い。

目次だけ読む

目次で何書いてるかほぼわかるので最悪目次だけ読めばいいと思ってる。
目次の中で気になるブロックを読む。

気になったブロックが第5章とかだったとしてもそこから読むぐらいでもいい。そのブロックが4章引きずってたら4章読めばいいし。

「例えば、」のブロックは飛ばす

例える部分って、著者(発信側)が伝わりづらいだろーなーと思っているのでわかりやすくなるように解説してる部分です。
つまり言葉をかえて同じこと書いてるだけなので割愛して問題ない。

特に今回のこの本は海外の方なので「例えば」のブロックは全無視です。育ってきた文化圏が違う人の例え話は、共感がないので全くわからんのです。

「つまり」は大事

「つまり、」とか「結論として」「最終的には」などは大事。これが最も読みたいところのハズだから。

本はたくさん読む

何事もかもしれないが物量は大事。たくさん読めばそれだけ速く読めるようになります。


フォトリーディングとか超速読とかの「読む速度を上げる本」みたいな本も読んだけど、ほぼ実戦できなかった。
特にフォトリーディングとか1、2秒ぐらいしか見ないとか書いてあって、フラッシュ暗算のすごい人とか凄腕ギャンブラーとかじゃないと無理じゃんって思いました。ご興味あれば読んでみてもいいかもです。

上記エッセンスを心して多読すべし。

あざした。

元々SEOの人でしたがウェブ関係ならなんでもござれの悪食です。言語、CMS(modxなど)、自転車、サッカー、オウガバトル、WCCF、ミニ四駆、TVゲーム全般、麻雀、武器・銃火器、未来・未知な物に反応します。