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電子書籍 vs 物理本 #27

おはようございます。
本の虫までいかないまでも書籍や漫画など"本"を読む人の昨今の課題の一つ、これ電子書籍か?本か?の悩み。

改めてメリット・デメリットを出すと共に考えてみたい。

電子書籍のメリット

  • いつでも読める

  • ほぼ永久に保持可能

  • 場所を取らない

いつでも読める

いつでもというのは場所を選ばないということもあるし、購入時点で読めるのでまたなくていいなどのメリット。
非常にストレスなく好きな時に好きなようにできるのは電子書籍のメリット。

ほぼ永久に保持可能

これについては電子書籍なので紙とかがイカれないという面で永久に存在することができる。
電子書籍の購入元(提供元)が、サービスを止めてしまうと永久ではなくなるが(依然楽天さんがそれでブーブー言われてた記憶)。ほぼと付けたのはそれが理由です。基本永久に読める。

場所を取らない

狭い家には最強のメリット。本棚が要らないというのは超メリットです。本はサイズにも規格がそれぞれで単行本サイズもあれば図鑑みたいなものもあって大きさがまちまち。そして数を買えば買うほど場所を取ると。それが全部無いというのが良いよね。

物理本のメリット

  • シェアしやすい

  • 物として残る(コレクション欲)

シェアしやすい

物理的に存在してるのでどうぞと渡しやすい。本棚にあればログインとかも必要ない。床屋、ラーメン屋やカレー屋、歯医者などに置いてある漫画や絵本スタイルは電子書籍では実現できない。

物として残る

永久に残る電子書籍とは別で、物理的に残ることでコレクション欲などが満たせる。またふとした時に手に取れるのは読むチャンスを与えられる。
電子書籍は「読むぞー」と少しの気合と準備が必要だが、ふと目に入る状態ではその気合は不要だ。

対象者を考える

読書対象は誰かを考えると答えが出そうだ。
自分か?同僚、友達や彼女か?両親や先輩?子供?

自分自身

自分が読むだけであれば電子書籍が良いと思う。ログインなども必要とするし栞やマーカーなども付けて参照しやすくカスタマイズできるし永久保存の要素もマッチしてると思う。エッチなやつとかも自分だけだろうし物として残らない方がバレないしな。引越とかも考えると電子書籍に軍配だと思う。

同僚や友達、彼女

同年代に共有したい場合は、電子書籍でも物理本でも一長一短と思った。
物理本の方が貸しやすい(=次に会う口実も作りやすい)が、その場に持ってないことが多い。電子書籍であればすぐ見せることができるのは強い。
ケースバイケースか。

両親や先輩

両親や先輩に共有したいケースがあまり思いつかなかった。想像できたのはほぼ贈り物かなと。
となると、物理本やね。

子供

自分の子供や親戚なども。主に絵本とか漫画かな?
となると、明らかに物理本が良いと思う。
物を大切にすること、取り出して片付けるということ、本というものはこういうものだと覚えることなどから。
電子書籍はその過程をある程度終えて「本はこういうもの」という常識知育が終わってからだと思う。初手の電子書籍は良くないと思ってる。

書籍ジャンルを考える

漫画や絵本

僕の大好きな漫画は物理本を勧める。場所を取ることが大きなデメリットだがそれを超えることができればメリットは大きい。
絵本も同類で子供が読みやすい&知育要素のメリットは大きいと思う。

漫画も絵本も、電子書籍だと場所こそ取らないが、端末の容量を食う。
ゴルゴ全巻やこち亀全巻をなんて考えてる人は少ないと思うが、はじめの一歩や弱虫ペダル、ジョジョなどはかなりの巻数になるためいつでも読めるように準備をしとくのは難しくダウンロード待ちになることが間々ある。

文字だけの小説などはかなりの量を保持しとくことができる。絵の場合はその本1冊の容量が大きくなってしまうため保持しておくのは難しい。
都度ダウンロードするもん!って人は問題ないが、僕はこれが結構ストレスだと思っている。

エッセイや小説

いわゆる活字本だが電子書籍一択です。強烈に一択。
kindle paperwhiteという端末があったら尚良し。
先に書いたとおり容量を食わないため漫画のところに書いたデメリットがない。そればかりか物理本の場合本棚を占拠するし、シェアするときは本ごとというより文節だったり一部でもよかったりする。物理本であるメリットはかなり薄いと思った。

図鑑や辞書

これはケースバイケースか。恐竜の図鑑など子供向けはやはり物理本の方が良いと思うが、調べ物をしたいとか参照したいという場合には物理よりデジタルのほうが探しやすいと思う。
また図鑑はデカイ。本棚も占拠するし。あと高い。値段が。劣化する本よりデジタルの方が若干向いている気はするがどうか。
子供向けの本(動物図鑑とか恐竜図鑑とか)は絵本と同じと考え物理本。それ以外は電子書籍という感じかな。

参考書や技術本

これは大人向け図鑑などと同じような枠で、電子書籍一択と思う。
以前 エンジニア初学者が読むべき本 としても書いてるが技術本などは情報が陳腐化した時にただのゴミになるので物理本メリットが少ないと思う。みんなで読み回せるよねってのはあるが、賞味期限が短いことを覚悟しとくべき。同人誌出版の技術本なんかは特に電子書籍一択です。まず物理本で出てないし陳腐化しそうなときにアップデートしてくれる。
自分しかほぼ読まないだろうし電子書籍がいいと思います。

週刊誌や月刊誌などの雑誌

色々な理由で電子書籍かな。読んだら捨てちゃうんよね。とっとくのしんどいし。でも結構数年したら読み返したいみたいな要素もありそうだなと。
基本的に取っとくというより読もうと思ったらもう売ってなかったを漁る用って感じなので電子書籍になると思う。
あと僕が読むバイシクルナビなどの自転車雑誌はkindle unlimitedに登録してると読み放題だったりするし、雑誌系はamazonのサブスクなども考えて電子書籍が良いと思います。

まとめ

さて僕はどうしてるかというと、
漫画は物理本
ビジネス書籍や月刊誌、週刊誌など電子書籍(=kindle)にしてます。

単に漫画は家族にも読んでほしいから。読んでほしい漫画はいっぱいあるので物理本で本棚をDIYしてまで置いてあります。

個人的な結論として「自分以外が読む」のであれば物理本が良いと思います。自分しか読まないのであれば電子書籍が良さそう。


あざした。

元々SEOの人でしたがウェブ関係ならなんでもござれの悪食です。言語、CMS(modxなど)、自転車、サッカー、オウガバトル、WCCF、ミニ四駆、TVゲーム全般、麻雀、武器・銃火器、未来・未知な物に反応します。