【ボイトレ】喉締めと声門閉鎖の違い ロングブレス スタッカート
元気を歌うボーカリストKOZYです!
コメントでもよく頂く、喉が締まって声が出しづらいという方のお悩みを解決します。
喉が締まる原因と劇的に改善するエクササイズをご紹介^^
【ボイトレ】喉絞めの原因は意外にも○○にあった!改善法 後半は劇的に出しやすくなる方法があります!
喉締めと声門閉鎖の違い
まず最初に覚えていただきたいのですが、喉が締まるのと声門が閉まるというのは違いますよ。
喉が締まるというのは、高い声や大きい声を出すとき、咳き込みそうになったり、喉が詰まるような声が出しづらい体感のことです。
声門が閉まるというのは声門(声帯)の動作のことです。
声門閉鎖といって、開くと息が出て、閉じると声が出ます。
声帯が閉じていると空気が通らなくなるので振動して声が出るんです。
喉が締まる(喉締め)原因1 力み
大きい声や高い声を出す時に、力を入れて声を絞り出す感じで出す方が多いと思います。
このときは、咽頭腔が狭くなって、喉が上がっているので、声が出しづらくなっています。
ちょうど、水が出ているホースの先を狭くすると勢いよく水がでていく状態をイメージすると分かりやすいかもしれないですね。
息が強くなった時、力んでしまう時に、喉が締まりやすくなってしまいます。
喉頭が上がりやすくなってしまんです。
なので、いつも力を抜いてください、脱力してくださいとお伝えしているんですね^^
喉が締まる(喉締め)原因2 ブレス
喉が締まってしまう人の特徴で意外に多いのがブレスの仕方です。
実は、ブレスの段階で、締まってしまうフォームになっているんです。
力をいれて空気を出してしまうと、どれだけ声を意識してもうまくいきません。
喉締め改善エクササイズ:あたたかい息
喉の締まりについてざっとご説明しましたが、息の段階でフォームを変えてしまう方法をご紹介しますね。これで劇的に変わるかもしれません。
その方法が、あたたかい息です。
「はぁ~」と息で手を温めたり、鏡を曇らせたりするとき使っていますよね。
あたたかい息は、喉が開きやすいんです。そして、深い息をしてから出すので、腹式呼吸になりやすいです。
深い息をするためにも温かい息を出そうとしてみてください。
そうすると咽頭腔が広がりやすくなります。
何度も言いますが、喉を開いて歌うというのは声門を開くことではないです。
咽頭腔を使うということです。
喉締め改善エクササイズ:ロングブレス
息を吸って、あたたかい息を出す。
そして、あたたかい息をロングで出す練習をやってみます。
息を吸って「はぁーーー」とやってみましょう。
喉締め改善エクササイズ:スタッカート
次に、息をスタッカートで出してみます。
スタッカートは切っていくことです。
息を小刻みに出す場合は力みやすくなるので注意しましょう。
あたたかく、柔らかくしていきましょう。
息を吸って 「はぁっ はぁっ はぁっ はぁっ」
この練習のポイントは、一度たっぷり吸ったものを小刻みに出すのではなく、毎回呼吸の出し入れをすることです。
一回ずつ呼吸するのは結構きついですが、横隔膜の上下動作や共鳴腔も使えたり、メリットがいっぱいあります。
喉締め改善エクササイズ:前かがみ発声
続いて、お腹声を体感出来る劇的な方法をお教えします。
前かがみで発声します。
前かがみになることで、上半身に余計な力がはいらず、リラックス(脱力)できますし、共鳴腔も生かせるのでスムーズに声が出せるようになります。
1.腰を中心に体を前へ倒す
2.顔は上にあげずに床を見る
3.腕をだらんとする
4.息を吸って止める
5.「はっ」とだす
徐々に上半身をおこしていくと、喉になる人が多いですが、前かがみで発声している体感があれば意外と楽に声が出せるようになります。
ぜひ試してみてくださいね^^
【ボイトレ】喉絞めの原因は意外にも○○にあった!改善法 後半は劇的に出しやすくなる方法があります!
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