「好き」と「死ね」は同じ意味    【ストーカー・DV対策】#8

ストーカー行為をする人間に共通すること・・

それは、
「私を理解しないあなたが悪い」
「あなたが私を傷つけた」
「なぜ私だけが苦しまなければいけないのか」
「私の苦しみを思い知れ」
など、加害者自身に歪んだ被害意識があることです。

その点、すごく的確に指摘をしている記事を
見つけました。

独占欲が異常に強い人間は
「好き」という感情が
「支配」に変わり、支配できないと
「殺意」に変わります。
「好き」が「死ね」に変わる瞬間です。


前回に続き、ストーカーやDVなど
男女間トラブルに遭った際に
警察への相談するときの注意点の続きです。


各相談に対し、真摯に向き合う責任が警察には
ありますが、早く、迅速に、的確に対応するため
には、皆さん(相談する側)のご協力があると
ありがたいと思っていました。


※あくまで経験に基づく私見です!
参考までにお読みいただけると嬉しいです。

前回までは

・ポイント1
 相談は交番ではなく警察署へ
・ポイント2
 切迫している場合は迷わず110番!(通報のコツ)
・ポイント3
 相談はできれば親族が付いていく(友達はダメ)
・ポイント4
 恥ずかしいことも包み隠さず
・ポイント5
 決して話を小さく説明しない
 (大袈裟なくらいがちょうどいい)
・ポイント6
 担当者の名前は必ず確認、控えておく
・ポイント7
 警察の消極姿勢のサインに要注意
(「口頭警告」に気を付ける)
・ポイント8
 被害届の提出をためらわない


についてお話しました。
今日はポイント9です↓↓


【ポイント9:特定通報者登録という制度を知っておく】


「特定通報者登録」
という制度が警察にはあります。
何かというと、
仮にあなたが警察に相談したとします。


その相談内容が相談後もあなたの身に
危険が及ぶおそれがあると警察が判断した場合、
あなたの電話番号と相談内容を
警察の110番システムの中に登録をします。


すると、あなたが相談後に何かあって
110番通報をすると、110番の指令台と
管轄警察署の110番受理画面に
その相談内容が自動的に表示されるんです。


それによって、相談の担当者じゃなくても
瞬時に相談内容を把握することができ、
内容に応じた体制で現場へ
行けることができるんです。


通常の通報とは対応が段違いです。
警察官が来るのが早くなります。
事件化を念頭に現場に行きます。


ストーカーやDV、それから近隣トラブル
などで警察に相談に行ったときは
必ずやってもらった方がいい制度です。


なのでその手の相談に行ったとき、
警察から「特定通報者登録」
の説明がなかったらあなたから
警察官に水を向けましょう!


警察が「必要ない」と判断するなら
必要のない理由を教えてもらいましょう。


残念ながら、交番のお巡りさんは
この制度を理解している人が少ないです。
理解してもやりたがらない人も多いです。
登録手続きがわからない人も多いです。

だから、
「ポイント1:相談は交番ではなく警察署へ」
なんです。


特定通報者登録、覚えておきましょうね。
今は関係なくても、いつ深刻なトラブルが
起こるかわかりませんから。


以上、今日は
【ポイント9:特定通報者登録という制度を知っておく】
について書かせていただきました!


次回以降も以下の項目でお話していきます!


・ポイント10
 相手への対応は全て警察に任せる
(自分や家族は近づかない)
・ポイント11
 避難する場合は住民票の異動に注意
・ポイント12
 シェルターは不便なところだと予め覚悟する

ここまでお読みいただきありがとうございました。
悲しい事件が少しでも減りますように。

ではまた!!

--------------------------
【YouTubeもよろしくお願いします!】

★最新のテーマで動画配信中!!★

DEKAチャンネルの登録はこちらです↓↓


ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!