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「好き」と「死ね」は同じ意味   【ストーカー・DV対策】#2

ストーカー気質の人間にとって
「好き」と「死ね」は同じ意味です。


叶わない恋心は殺意に変わります。

中には事前に警察に相談に行っていたにも関わらず
殺人事件に発展してしまった事例が
後を絶ちません。


警察も個々の相談案件をしっかり吟味して
隠れた危険性を顕在化する責任がありますが、
それには相談をする側、つまり皆さんの
協力が必要不可欠です。
しっかり危機感を警察に伝えてもらいたいんです。


そこで、もし、あなたの身近な人が
ストーカーなどの相談をする際に
気を付けてもらいたいポイントを前回からお話
しています。

※あくまで経験に基づく私見ですので、参考まで!

前回は

・ポイント1
 相談は交番ではなく警察署へ
・ポイント2
 切迫している場合は迷わず110番!
(通報のコツ)

についてお話しました。
今日はポイント3です↓↓


【ポイント3:相談はできれば親族が付いていく】
(友達と一緒に行くのはダメ)

男女関係のトラブルについて、親が口を出すなんて
と思われる方もいるでしょうが、
警察の受け止めは逆です。

まず、警察は
「親(親戚)を頼らざるを得ないほど深刻な状況なのか」
と捉えます。


警察に相談が寄せられるストーカーを含めた
男女間トラブルの相談者の多くは、
家族には相談しないで「とりあえず警察」に
相談にくるというパターンが殆どです。


「とりあえず警察」という考えは間違ってません。
全然いいと思います。
相談のタイミングは早ければ早いほど迅速に
対応できますしね。


ただ、「とりあえず警察」で相談を受けた後の対応で
「もう仲直りしたから警察はいいでーす」
「ヨリ戻したんだから、もう警察は関わらないで!」
「家族にこの話をしたら訴えますよ!」
「彼氏を悪者呼ばわりしないで!」
なんてケースが少なくないのも事実です。
喉元過ぎれば熱さを忘れるパターンですね。


相談を受ける警察官も人間ですから、
このような対応をされると
「だったら相談にくるなよ!」
と思ってしまいます。

(ホンネ:ぶっちゃけ、日々そんな相談ばかりです)

だから、単独で相談に来られると
「一時的な痴話げんかの相談か?」
「本当に別れる気があるのかな?」
などと、いわゆる色眼鏡でみられてしまう
可能性は否定できません。


反面、親や親戚と一緒に来られると
「親(親戚)を頼らざるを得ないほど深刻な状況なのか」
「家族にも危害が加えられる恐れのある状況なのか」
と事態を真剣に捉えてくれる可能性が高いです。


加えて
「親の監護意志が強い」
ということも確認できますので、
捜査協力や避難協力もスムーズに行える
というメリットと対策の選択肢が
増えるので警察は喜びます。


お勧めしないのは、家族や親戚ではなく
「友だちと相談に行く」
パターンです。
特に異性の友達と一緒に相談に行くのは
やめた方がいいです。


熱くなってるのは友達の方で
「本人は被害の認識や別れる意思が
薄いんじゃないか」
と思ってしまわれる可能性があります。


実際よくいるんです。
新しい彼氏(彼女)と相談に来る人。
言わずもがなですが
男女間トラブルを男女で相談にくる
のは相談を受ける側に
あまりいい印象を与えません。


以上、今日は
【ポイント3:相談はできれば親族が付いていく】
について書かせていただきました!

次回以降も以下の項目でお話していきます!

・ポイント4
 恥ずかしいことも包み隠さず

・ポイント5
 決して話を小さく説明しない
(大袈裟なくらいがちょうどいい)

・ポイント6
 担当者の名前は必ず確認、控えておく

・ポイント7
 警察の消極姿勢のサインに要注意
(「口頭警告」に気を付ける)

・ポイント8
 被害届の提出をためらわない

・ポイント9
 特定通報者登録という制度を知っておく

・ポイント10
 相手への対応は全て警察に任せる
(自分や家族は近づかない)

・ポイント11
 避難する場合は住民票の異動に注意

・ポイント12
 シェルターは不便なところだと予め覚悟する

です!
ではまた!!

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ゆくゆくは元刑事が運営するシェルター、リアル「メゾン・ド・ポリス」を運営したいと思ってます!