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海洋プラ問題⇒プラ製買物袋有料化

2000年4月に容器包装リサイクル法が本格施行されました。
その目的としては、容器包装廃棄物の再商品化を促進するための措置を講じることにより、一般廃棄物の減量・再生資源の利用を通じて廃棄物の適正な処理と資源の有効な利用の確保を図り、生活環境の保全や経済の健全な発展に寄与することとされています。

正式な法律名では"容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律"となっており、『再商品化』という単語が含まれています。
「ごみの分別」から再利用出来るものは、し易いように促す内容も含まれております。

20年経った今では「ごみの分別」は一般的におこなっておりますが、更なる段階に入り2020年7月より「プラスチック製買物袋有料化」の制度が導入されます。

その背景としては、海洋プラスチックごみ問題です。

プラスチックゴミの海洋流出が、新たな地球規模の問題となっており、温暖化に続く新たな地球環境問題と定義しています。

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日本のプラごみの84%は使い捨てとして設計されたプラスチックです。リサイクルされないPETボトルは毎年38億本も発生しており、また日本近海のマイクロプラスチック濃度は世界平均の27倍にものぼります。

と記載があり、プラスチックごみに排出され続けている状態にあるようです。

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上記は、CICLO Lisa Aoyama様の記事より使用させていただきました。昨年のイベントで掲載された内容ですが、非常に分かり易く理解できる内容で嬉しい限りです。

2020年7月より施行される「プラスチック製買物袋有料化」の内容としてはプラスチック製買物袋を扱う小売業を対象としており、販売時に買物袋代を徴収することを義務付けたものです。

お金を取ることとしており、金額は各事業者の任意決定とのことです。

この目的は消費者がその必要性を吟味する機会を提供し、ひいてはマイバッグを携行する習慣が浸透するなどライフスタイル変革を促すことが本制度の目的とあり、ごみ排出の歯止や意識向上につながれば望ましいと思います。



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