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そのままのあなた達でいて。

久々の投稿になります。ちょっと文章変ですが、いつものご愛嬌ということで。

時々、BTSのように急にドカンとバズって人気になるグループって何であるんだろう、と思う時がありまして。BTSの事は本当に分からないので、素人なりに考えてみるとそこには「ヒットの法則」みたいなものに則った結果が見えてくる気がしています。でも、そのヒットの法則に倣ってしまったばかりに、昔からのファンは少し違和感を感じてしまったという話をよく見かけます。彼らの本質は何も変わっていないのに、どうしてか見られ方が大衆性を増したことでウケが悪くなる?んでしょうかね。不思議なものです。でもその理論も理屈もなんとなくわかるんです。「こんな人たちに歌いたい」と言って狭く深く、ある一定の層にウケる曲を作って売れたとして、そこから大きくなるために広く一般に顔が知れる曲を用意する必要があるんだとすれば、そりゃ対象範囲が違うからツボが違うのも無理はないという。

私の推しているグループも売れてほしくないわけではないけれど、有名になる事で自らのアイデンティティを無くされると多分今推してるファンは離れてしまうのでは?と思ってしまう。そして、その「今」が好きな人が離れることを推しは怖がっているようにも、思える。

幼馴染との散歩中、音楽の話になって。幼馴染が今年の春、気に入ったバンドがあったそう。でも好きになった時にはそのバンドは解散していたらしく、悲しみに打ちひしがれていたところ、ついこの間再開したらしい。しかも新曲を出してくれて(もう8年?9年ぶり?とかだったと思う)めっちゃワクワクしながら聞いたら昔から変わらない音楽性だったことがめちゃくちゃ嬉しかった

って話。やっぱり昔が好きな人は昔のまま変わらないのがなにより嬉しいんだよって思う。だからうちの推しだってスタンスはそのままでいて欲しい。

自分の、自分たちだけの音楽を私たちに伝えてほしい。たくさん聞きたい。たくさん見たい。あなたたちが飽きて嫌になってしまうまで。私は2年経った今でも彼らの音楽が大好きだし、彼らのお陰で私は私でいられるようになったといっても過言ではないし、アイドルを推すのはこれが最初で最後だと思うから。心のどこかでほんのすこしだけ大きくなりすぎないで、と傲慢なことを考えてしまう私がいる。


最期に、今私のいる界隈そのものは結構な過渡期を迎えていると思う。2020年のインターネットを通してしか交流できなくなった頃に私の推したちは事務所が変わった。そして、その影響をこの2年で古のオタクたちはもろに受けたと思う。私自身も推し始めて日はそんなに経っていないけれど、変化をものすごく感じる。

今まで気軽に買えたものが争奪戦になって。満足するまで楽しめた公演を我慢しなければいけない。そのくらいファンの数が大きくなってしまったんだと思う。

アイドルはオールマイティでなければいけないと私は思っていて。かつ、そのアイドルを抱えている事務所はどの方面でも所属しているアイドル達が完璧でいるための努力を怠ってはいけないと思う。それは推しの見目やブランディング以外に、グッズの販売量とかチケッティング制度の改善とかも含めたオタクに対する事務所の「使いやすさへの営業」という意味での努力。そういったものって着実にしかも確実に歩んでいくべきだと思うんだけど、どうしてだろう。全然うまくいってない気がするのは私だけ?

よし、やっぱ推しの事務所の株、買っとこうか。



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