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「バーチャルのお友達」と呼ばれた日
この前の土日の2日間は初めての群馬へ行ってきました。
この歳になってまだまだ行った事の無い土地が沢山ありますが、群馬もそのひとつで。
正直群馬がどんな場所なのかの印象も特に無く、
「野菜が有名だよなー」くらいで。
後から草津温泉や富岡製糸場などと聞いて「なるほどね」と、知ったような顔をしてみたり。
今回の旅の目的は友達に会いに行くというとってもシンプルなものでした。
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ちょいちょいこのnoteにも登場するバーチャル自治体の令和市で繋がった人たちと、これまたオンラインで繋がった人たちに会いに行く。
令和市ってこんなとこ↓
文字にしているとなんだか現代的で、不思議な事のようだけど、肉体を使って人に会いに行くことってとってもシンプルでアナログなことで。
自分の中に最近ぐるぐると回り続けている「オンラインとリアルの境界が溶けた状態」ってまさにこういう感じだなーと思っていました。
・・・
群馬での集合場所にしたカフェではイベントが行われていて、着いてすぐに色んな方との交流が始まる。
カフェには令和市メンバーはまだ誰もおらず、連絡をとっていた地元の方も居ない中、1人の女性と話していると
「あー!ヒデのバーチャルのお友達ね!」
と、聞いていたわよ って感じで歓迎された。
これがまたなんだか不思議で。
自分はここにいるのにバーチャルって言われるとたしかにそうだなと。
今まで言われた事は無いけど、悪い気はしなくて。
これまで観測されていなかったものが認識されて初めて、実体化したような、そんな不思議な気分になった。
あらためて初めまして群馬。
だけどそんなことはただ些細なきっかけに過ぎなくて、気が付いたら到着30分で初対面の方と曲を作曲していたりと、とにかく話が早い。
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みんなと合流してからも特にどこかに行く事も無く、とにかく人に会って、時間の許す限り話しをしたり何か食べてたり
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宿泊させてもらった令和市メンバーのかみちゃんの家でも、ひたすら話しをしながらゆっくりとした時間を過ごす。話題やアイデアは尽きず、明け方まで話していたのに、寝て起きて、昼前から気がつけばまた3〜4時間は話していた。
気になっていたこんにゃくパークに行くこともなく、出発の時間までテーブルを囲んで話したり、餅を食べたり、お茶を飲んだりしながらゆったりとした時間を過ごしました。年末に本家に集まる親戚のような、ゆっくりとした時間。
・・・
今年は令和市で大物産展をするので、その加工品の候補となっている梅の視察もしてきました。
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史上初(?)のバーチャル自治体の特産品、それらによる物産展という、これまでの概念をバンバンに覆す取り組みで、やってる人たちも手探り状態ですが、なんだかとっても生きてる感じがしていいです。
生かされてんじゃなくて、生きてるって感じ。
生き方、在り方を考えてデザインするって、人間がずっとやってきた事で、そこを受け取るだけじゃなくて参加するのってとっても大事なことなんだと思いました。
これからも令和市の動きから目が離せません。
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