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独学からTOPプロに!フリーデザイナーmicchi_mさんのクラウドワーキング #09

今回は兵庫県在住のデザイナーmicchi_mさんのクラウドワーキングをご紹介します。
TOPプロクラウドワーカーにも選ばれているmicchi_mさんに、初めての案件受注から現在に至るまでを聞いてみました!


プロフィール

兵庫県在住のデザイナー。
パチンコ店にて十数年、デザインなどの販促業務に携わっており、その経験を活かし現在はフリーランスとして活動中。これまで積み重ねてきた受注実績は約730件で、TOPプロクラウドワーカー*にも選ばれている。モットーは「クライアントに満足頂けるまでトコトンお付合いすること」。

*TOPプロクラウドワーカーとは
クラウドワーカーの中でも、一定の基準を満たしている一部のプロフェッショナルだけが、プロクラウドワーカーとして認定されます。その中でさらに「売上実績」「信用力」において基準を満たすTOPクラスのクラウドワーカーです。


クラウドワークスを始めたきっかけ

登録したのはクラウドワークスのサービスが開始された2013年頃でした。テレビでクラウドソーシングの特集を見て、「自分もお小遣い稼ぎができたらいいな」程度の軽い気持ちで始めたのがきっかけです。

とはいえ、もともとデザイナーとして活動していたわけではありません。もちろん美大や芸大を出たわけでもなく、どちらかと言えばデザインは不得意です。今でも、絵は描けません。(笑)
きっかけは、前職で務めていたパチンコ店で「PCに詳しい」というだけの理由でPCを使ってポスターが作成できると思われ、依頼されたことが始まりでした。それまでは、Excelなどで簡単なものは作成したことはありましたが、複雑なものを作った経験はなく、たまたま手元にあったAdobeのソフトを分からないながら触って使い方を覚えていきましたね。


わたしの1日

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今はフリーランス1本で活動しているので、基本的には9~18時で仕事をしています。その後は夕飯を食べて、21時ごろには子供を寝かしつけています。子どもと一緒に寝てしまうことも多いのですが(笑)

土日は子どもが家にいるので休むことが多いですが、仕事のスケジュールによっては土日も仕事をしていることもあります。
そういう時は、「土日に仕事したから月曜の午前中は休もう」というように、スケジュールを臨機応変に動かせるのはフリーランスだからこそだと思います。


初めてから案件を受注するまで

一番最初に受注した案件は、旅行会社のバナー制作のコンペです。
ただ、当時はソフトをまだ使いこなせていなかったので、勉強の目的も兼ねてデザインのコンペを中心に応募していました。
なかでも、比較的時間がかかるチラシデザインよりも、ロゴデザインのコンペを中心に取り組んでいました。ロゴ自体は発想がメインなので複雑な工程もなく取り組みやすかったのも理由ですね。

頻度としては、1ヵ月に30~40件提案して、やっと月1件くらいのペースで採用されていました。応募しても採用されないことが多く、「お金を稼ぎたい」という思考だとしんどくなってしまうので、「自分のスキルを磨きたい」という思考に重きをおくことを意識していました。


継続案件につながるまで

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基本的にライティングなどと比べて、デザイン系の案件は継続的な依頼に繋がりづらいと思います。僕も途中の2~3年はクラウドワークスから離れて、前職で得た取引先とお仕事をしていた時期もありました。

継続案件につながった最初の案件は、パチンコ店のデザイン案件でした。パチンコ店のデザインはド派手で業界ならではの表現があるものが多いので、過去の勤務経験が活きたのが大きいです。
そのクライアントとは現在もお付き合いをさせていただいていますが、デザイン案件で毎月コンスタントに発注してくれるクライアントはなかなかいないので、すごくラッキーなケースだったなと思います。

現在は、コンペには応募せず、月に何件かくるスカウトの案件に対応することが多いです。
これはスカウトの数・質にも関係してきますが、「僕」という人物の人となりがわかるプロフィールを意識しています。

僕の場合、過去にクラウドワークスが主催していたありがとうプロジェクトでのインタビュー記事をプロフィールに記載しているんですね。
クライアントとしても、顔が見えない相手と仕事をすることに不安を感じる中で、僕という人となりが見えることは安心材料になると感じていますし、スカウトの件数にも関わってきていると思っています。これは記事に限らず、どんな形のものでもよいと思います。

また、顔が見えない中でお仕事をするのはワーカーも同じなので、案件を受ける際はクライアントのプロフィールで本人確認がされているか・過去の発注実績があるかは確認するようにしています。
改めて、クラウドソーシングはお互いの信頼関係の上で成り立つものだと感じます。


クラウドワーキングのポイント

発注に慣れていないクライアントも多いので、一つは「この人に頼んでおけば安心」と感じてもらうことを強く意識しています。

例えば、
これはあくまで僕のやり方ですが、チラシ制作の案件ではデザインだけでなく+αで「入稿まで担当しましょうか」と伺って、入稿を代行したりもしています。
こちらの作業負担にはなりますが、そういった積み重ねで「このワーカーさんは入稿までやってくれて手間が省けるし、安心して任せられる」と思っていただけますし、リピーターにつながる可能性が高くなります。

また、デザイン案件は修正する回数が多いことがありますが、追加料金を請求することなくクライアントが納得いくまで快く対応しています。
クライアントもデザインに関して知識がある人ばかりではなく、わからないことが多い中発注しているので、そのあたりの不安をできるだけ払拭してあげるように心がけています。

もちろん何にでも対応するわけではありませんが、募集文面などからクライアントに知識があるかどうかはある程度判断するようにし、慣れていないクライアントを育てるくらいのイメージで対応しています(笑)

もう一つは、日々のやり取りを迅速に対応することです。
・相手が2日でレスを返してくるなら自分は1日で返すようにする
・修正対応は1日以内に返す
など、レスポンス的に不利な立場にならないことは大切ですね。後々のクライアントとの交渉にもつながってくるので。

Point!
・自分の人となりをしっかり伝えられるプロフィールを意識する
・クライアントの立場に立ち、「この人に頼んでおけば安心」と感じてもらえるような対応を心がける
・レスポンスは迅速に、クライアントより優位な状態を保つ


これから始める人にひと言

デザインで大切なことは「習うより慣れろ」だと思います。
例えば、身近なところで言うと年末になったら年賀状のデザインをしてみる、とか。僕の場合は、コンペのロゴデザインが実践の場だったので、そこで技術を学んでいきました。
本を読んでも現場では同じことは起こらないので、実際に経験して、やりながら調べて実践するのが大切だと思いますね。

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