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経験をフル活用!看護師兼フリーライター前田さんのクラウドワーキング #07

今回は群馬県在住のライター前田さんのクラウドワーキングをご紹介します。
看護師と両立しながらライティング業務を行ってきた前田さんに、初めての案件受注や、業務で意識しているポイントなどを聞いてみました!

プロフィール

群馬在住の看護師兼フリーランスライター。
看護師として15年の臨床経験を積んだ後、2018年よりライターとしてクラウドワークスを利用し、これまで積み重ねてきた受注実績は約150件。
朝は医療事務のアルバイト、日中はクラウドワークスで看護師経験を活かした記事執筆を行っている。モットーは、締切を必ず守る・レスポンスを早く行う・クライアントや読者が何を求めているのかを意識すること。現在は、クラウドワークスでのライティング経験を活かして、個人ブログも運営中。


クラウドワークスを始めたきっかけ

今後海外移住する予定があり、海外にいても在宅で仕事ができないかと考えていました。そこで、PCを通して海外からでもできる仕事を探していてクラウドワークスに辿り着きました。看護師や転職関係など、自分の経験を活かせる記事執筆の仕事が多く、始めやすかったのがきっかけです。


わたしの1日

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現在は看護師の実務からは抜けていますが、平日は、朝6時~7時半くらいまで医療事務のアルバイトをして、その後帰宅して朝食をとってから、日中はライティング業務を行ってます。業務が終わってからは自分の運営しているブログがあるので、そちらの記事作成や更新を行うことが多いですね。

平日は1日PCにかじりついてしまいがちなので、休日はなるべくPCから離れて過ごすことを意識しています。家にいると仕事のことが気になってしまうので、趣味のガーデニングなどをして外で過ごす時間を多くとるようにしています。


始めてから案件を受注するまで

最初は、タスク案件も数件やりながら、自分の経験から書きやすいと思った恋愛系の記事かつマニュアルなども厳しくなく自由に書けるものを選んでいました。主に2000文字程度のブログ記事が多かったですね。

やはり最初に受注する案件は、自分の体験・経験を活かすことができるものなど、自分が書きやすいものを選ぶことが大切だと思います。
私の場合は、「恋愛系」「婚活系」「看護師経験」といった感じでいくつかジャンルを絞っていました。

また、未経験の方であればクライアントがどんなものを求めているかをイメージすることは、なかなか難しいと思います。どんなクライアントがいて、それぞれ何を求めているのかを知るためにも、案件を多くこなし場数を踏むことが大切です。

私も最初は月10件ほどの案件をこなしていき、半年経ったあたりから、慣れて作業スピードも上がりました。それと比例して報酬も上がっていきました。
1年後には月20本ペースで書けるようになり、今では多い時で月40〜50本ほど書いています。

Point!
・自分の体験を活かせる、書きやすいものから取り組んでステップアップ
・クライアントが何を求めているかを知るために数をこなす


継続案件につながるまで

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1年経った頃に単価アップを目指して、それまでの「恋愛・婚活系」の記事から看護師の「転職系」の記事に応募していきました。運良く1記事で約1万円の案件を受注できたのですが、そこで看護系記事の需要があることに気づき、医療・看護系のジャンルを中心に取り組むようになりました。この案件も1年弱くらい継続的に依頼をいただいていました。

継続的なお仕事につながったポイントは、主に3つです。

①案件を選ぶ基準を決める
②プロフィールを整える
③締切を守る

①案件を選ぶ基準を決める
スカウトもいただきますが単価が見合わないことも多いので、基本的には現在も自分から案件を探して応募することが多いです。自分の中での基準があるので、それに沿って探しています。

■具体的な基準
・クライアントの評価
・テストライティングの報酬の有無
・依頼期間
 →長期的に依頼を検討されているものは、単価アップが見込めます。
・募集文面やマニュアル
 →要点がわかりやすいか、箇条書き等で見やすくまとまっているか。
・メッセージのやりとり
 →ポイントを押さえて効率的にやり取りができるか など

②プロフィールを整える
自分を商品として
アピールするために、得意なことや強み、できることなどを明示しています。また、プロクラウドワーカーや実績が多い人のプロフィールを参考にしながらプロフィール文を作成しています。

③締切を守る
始めたての頃は看護師の仕事もあり、ライターとの両立がうまくいかずクライアントとの契約を落とすこともありました。しかし、ライターの仕事に比重を多く置くようになってからは、クライアントへのレスポンスも早くできるようになり、余裕を持ってライティングができるようになりました。
当然のことですが、締切遵守をより強く意識してからは、クライアントに信頼していただけるようにもなって、継続的な依頼に結びつくことが多くなりましたね。ライターとしての自覚が育ってきたと思います。


モチベーションの維持

モチベーション維持のために行っていることは3つあります。

①目標を設定する
②作業時間を決める
③日々のTODOリストを作成する

①目標を設定する
私の場合、月・半月・週ごとでの目標金額を定めています。
金額の設定にあたって、今までの受注実績をExcelにまとめて、「先月は○円だけど、今月はこの時点でまだ○円」というような形で、見える化するようにしています。

②作業時間を決める
集中すると何時間も続けて作業してしまうことがありますが、長時間取り組むと次第に集中力が落ちてしまいます。そこで、執筆を行うときは25分ごとにタイマーで計って5分休憩するようにしています。
他にも仕事の合間に運動する時間を作ったり、睡眠時間をよく取るなど、1日の計画として決めたことをきっちり淡々とやることを意識してます。

③日々のTODOリストを作成する
自分で決めたことをやり切るためにも、ノートに日々のTODOリストをつけています。
その日にやることを書き出して、終わったら1つずつ消していきます。そうすることで、1日でやるべきことの配分がわかるようになりますし、「ここまでできた!」という達成感を得ることができます。
一方で、達成できなかった日のために予備日を設けたり、何もしない日をあえて作ったりして、モチベーションが下がらないようにしています。


これらのことは最初からできていたわけではありません。
初めの頃は、慣れないライターの仕事でモチベーションが上がらないときもありました。
私の場合、将来の海外移住のために在宅で出来る仕事を身につける、というはっきりとしたモチベーションの源泉があったので、乗り越えられた部分が大きいかなと思います。
やっていくうちに、「ライティングの仕事向いているかも」と思って、最近では健康・医療系の本格的なライターになるというようなビジョンも見えてきました。


これから始める人にひと言

最初のうちは、目的を見失わずに、継続してやり続けることが大切だと思います。
途中辛い時もあると思いますが、なぜ自分がライティングをしているのかという目的をしっかりと持ちながら、とにかくたくさん書くことを継続してみてください。

また、私はネットで知り合ったライティングをしている友達がいましたが、同じ立場で一緒に頑張る人がいることで、より継続して取り組むことができると思います。

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▼前田さんの働き方BOOK

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