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東京の生活に違和感を感じてUターンした僕が、岡山・奉還町でチャレンジを続けている話

話を聞いたオーナー

KAMP(岡山県岡山市)

北島さん
1980年兵庫県神戸市生まれ、岡山県赤磐育ち。都内で会社勤めをしたのち、岡山にUターンし株式会社KAMPを創業。ゲストハウスの運営だけでなく、Web3プロジェクトやイベント企画、宿や食のプロデュースやプロモーションなど幅広い事業を手掛けている。

北島さんの現在の活動に至る経緯や、岡山で滞在施設を始めたきっかけのお話を聞かせてください。

まず、私は以前は東京の会社に勤めていたのですが、東京の暮らしに違和感を覚えるようになってきまして。退職した後、地元だった岡山にUターンをしました。
その後、2008年に岡山市の商店街でアウトドアウェアを中心としたアパレルのお店をスタートし、色んなフェスティバルに出店して服を売っていました。
商店街自体も、私の学生時代はよく行く古着屋さんがあったり愛着のある場所だったのですが、自分がアパレルのお店を立ち上げた頃には当時のお店はほぼなく、寂れた商店街になっていましたね。今はまたお店も増え始めているのですが。

地元岡山に戻られてから、アパレルだけではなく更に様々な活動を展開されていますよね。

2010年からは、瀬戸内海に面した広大なオリーブ園や離島、キャンプ場といった岡山県の大自然を舞台に、フェス「牛窓ナチュラルキャンプ」を開催しました。
このキャンプフェスを毎年開催していくようになってから、ライブに出演してくれるミュージシャンや出店してくれるクリエイター、参加者さん達との関わりが広がっていったんですが、年に1度のフェスの時しか集まれる機会がないので、いつでも集まれる場所として岡山にゲストハウス「KAMP」を作ることにしました。

僕自身も、学生時代にはワーキングホリデーで海外に行ってホステルに泊まったりしていましたし、フリーアコモデーション(バックパッカー向けの宿で、労働と宿泊を物々交換する)に行ったりなどもしていたので。岡山にUターン後もカウチサーフィン(海外の人を家に泊める)を実施していましたので、そういった滞在できるような場を作ることは身近なことでもありました。
かつ、日本へのインバウンドの需要が増えている中で、当時岡山駅周辺にはゲストハウスのような交流型の滞在施設がなかったのもありまして。キャンプフェスを一緒に企画していた仲間と共にオープンしたのが今回の滞在拠点である「KAMP」です。

1階はイベントスペース・カフェバーになっていてランチが食べれたり、様々なイベントをしていたりもしますよ。最近取り組んでいるのは「Neo西奉還町商店街メタバース化計画」のプロジェクトです。岡山の商店街を盛り上げるWeb3の取り組みとして全国からも注目されています。Discordのコミュニティも別途作っていまして、クリエイターの人が集まったコミュニティになっています。

KAMPでのイベントの様子

最後にこんな人に来てほしいなど、circleユーザーに向けてメッセージをお願いします。

普段から色んな方がいらっしゃるので、ぜひ垣根なく滞在しに来てくださると嬉しいです。
多いところでいうと、地方創生系の事業をやっている会社員の方とか、「KAMP」の活動に興味をもってとか、岡山県内の違うエリアで仕事があって寄るなどが多いですかね。来て下さった方に合いそうな方をこちらから紹介したり、そういった「人と人を繋げる」ということもしていますよ。

コワーキングスペースもありますので、ノマドワーカーの方もいらっしゃいますね。クリエイターの方もいますし、来る方の年代も凄く幅広い。
最近では行政の方とか、Web3系の事業もやっているのでそちらで活動されている方も来ますね。

KAMPがある西奉還町商店街は、岡山市内最後の下町で人情のある街なのが魅力です。オンライン商店街である「Neo西奉還町商店街メタバース化計画」含めてオン・オフ両方盛り上げていきたいと考えているので、ぜひ一度滞在しに来てください!

Neo西奉還町商店街メタバース化計画

KAMP(岡山県岡山市)