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宇宙杯 さっそく投句 しちゃいます/知遊陀

宇宙杯!一番乗り!!!
を狙っての投稿ですが

(0時に、記事公開にチャレンジしたのですが、果たして何番目になってるか???)

宇宙杯参加に際し、気分が上がる施策を考えてみた

さて今回は、

本業&副業ともに、かなり忙しいので、
隙間時間を利用するしかなく、
そんな中、俳句を詠むとなると、

やるぞ!ってモチベーションがないと、なかなか詠めない気がして。

それで1つには、

宇宙杯、一番乗りを目指す!

これをモチベーションに。

そしてもう1つ。
どうせ参加するなら、

他の人がやらないような
何か面白い取り組みってないかな?

で、思ったのが、

俳句を筆で手書きしてみよう!
(これはやってる人いるかもです😅)

ついでに俳号「知遊陀」の
スタンプも作っちゃえ!
(これはさすがにいないかも?)

おおお、考えてるだけで、

気分が上がってきました。

この、筆書き&自作俳号スタンプは、記事の最後に掲載することにして、
先ずは今回の応募作品は、こちら!!!

◆今回はこの3句

↓↓↓↓↓




まだらえはしゃぐ土塊つちくれ畑鋤 はたけす

固結かたむすびネクタイひらり風光る

スマホ越し無味むみ浮標ふひょうよサクラチル




それぞれの句の解説

①まだらえはしゃぐ土塊つちくれ畑鋤 はたけす

畑に肥料が、まだらに撒かれている。そこに鍬を入れたとき、長い冬の間、じっと我慢して眠っていた土たちが、堆肥を得た喜びで、舞っていく姿をイメージして詠みました。

※季語「畑鋤く」=田打と同様、春に種蒔きに備えて畑を打ち返すこと

https://ouchidehaiku.com/contents/345596

ヒントを求めて、実際に畑に出向いてみたのですが、

土面に「まだらに」撒かれた肥料のさまが「まだら肥え」のヒントになりました。

実際の自分の畑の「まだら肥え」
この後、鍬で鋤きます。

土塊の表現は、色んな言葉を試したのですが「はしゃぐ」にすることで、

  • 「鋤くことによる躍動感」

  • 「肥えをもらった喜び」

この両方が表現できるので、最終的には、「はしゃぐ」に決めました。

はしゃぐ土塊

まだらえはしゃぐ土塊つちくれ畑鋤 はたけす

どうしても畑を題材にした句が詠みたくて、この句を読みました💦

固結かたむすびネクタイひらり風光る

4月から高校生になる息子のことをイメージした句が読みたくて、先ずは季語を探したのですが、

「風光る」

この季語に一目ぼれして、

風が光る!だなんて、凡人の私には
とても思い付かない、何て素敵な季語なんだ!
と感動しました。

「風光る」で俳句を詠みたい!

そう思って詠みました。

※季語「風光る」=春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいう。陽光の踊るような明るさに、風にゆらぐ景色もまばゆい。春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉。

https://kigosai.sub.jp/kigo500a/88.html

「風光る」の季語をうまく生かしたく、

「風」=ひらりと揺れるネクタイで表現
「光る」=固い決意がキラリと光る

ネクタイをギュッと締めながら、
固く結んだ決意。

背中越しに吹き抜ける春の風が、
ひらりとネクタイを揺らし、
凛とした顔で颯爽と闊歩する。

これはスカーフですが💦
実際はネクタイをイメージしました

入学の喜びや希望を、吹く風に託した、そんなイメージでこの句を詠みました。

固結かたむすびネクタイひらり風光る

個人的には、
希望あふれる春らしい、とてもシンプルなこの句が、いちばんお気に入りです。

③スマホ越し無味むみ浮標ふひょうよサクラチル

コロナ渦の影響で、今年の合格発表はオンラインが主流。

合格発表といえば、掲示板に並んだ真白な紙に書かれた受験番号の中から、

「自分の番号はあるかな?」

探してるときの、ドキドキ感とか、ワクワク感とか、そんな風情が良かったのに、

オンラインだと、受験番号を入力してクリックすると、いきなり、

「残念ながら不合格です」

スマホ越しに並ぶ、無機質な文字の羅列に、何とも味気なく、

こんなものか。。。

と親子ともに感じたあの感情を俳句にしたくて詠みました。

ワンクリックで「不合格」の文字がスマホに浮かび出てくるさま。

この表現に、とても苦戦したのですが、

大海原の上で、あてもなく無機質に漂う浮標(ブイ)に見立てて、スマホ画面の上で、無機質に文字が浮かび上がって、漂ってるさまを表現してみました。

また「桜散る」は、あえて「サクラチル」という片仮名にして、レトロな風情を出してみました。

スマホ越し無味むみ浮標ふひょうよサクラチル

ちなみにこの句は、言葉選びに苦戦したのと、不合格の無念だった思いも相まって、いちばん思い入れのある句になりました。

最後に筆書きバージョンの公開

では最後に、

俳句の筆書き&俳号スタンプバージョンを、公開します。

筆は、筆ペンの極太を使用。
(墨も考えたのですが、空き時間でサクッと書くにはハードルが高いのでやめました)

俳号は、版下をハンコ屋さんに送って、ゴムスタンプを自作しました。

自作といっても、そんな大げさなものじゃなくて、版下を作って画像ファイル化して、Webで「はんこ屋さん」に申し込むだけ。

なので、30分ぐらいで、サクッと申し込みまで完了しました。
(ちなみに納期も、2~3日です。)

画像は、https://www.rakuten.ne.jp/gold/otaniinpo/ から引用
版下と言っても
とても簡単な.pngファイルです
こんな感じのものが約800円で作れます
持ち手の部分も色々とカスタマイズ可能です
押印部はゴム製で版下を反転した絵柄

でもって、筆書き&俳号スタンプバージョンは、こちら!

(文字が下手&泳いでるのは、ご愛嬌ということで💦)

まだら肥えはしゃぐ土塊畑鋤き
固結びネクタイひらり風光る
スマホ越し無味な浮標よサクラチル

手書きで書くことで、

筆ペンとは言え、何だか真摯な気持ちで、
1つ1つの句に向き合えて、

そして何より、

それぞれの句に対して、愛着も増したので、字を書くのは苦手なのですが、やってみて良かったです!

前置きが長くなりましたが、
今回のこの3句、

ご評価、宜しくお願い致します!

< おまけ >

前回の「ささ杯」おさらい


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