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#私の勝負曲 RADWIMPS 会心の一撃

いつの間にか誰かの基準で生きてしまっている人は多いのではないか。
自分はその一人。
外から与えられる基準は大切だが、自分くらい自分そのままの存在を認めてあげないといけない。
その勇気をもらえる曲。

曲の解釈はさまざまあると思いますが、自分の解釈を書きます。

「お前なんていてもいなくても」がお得意の意地悪いこの世界の口癖で

歌いだしのこの歌詞にやられました。

その後も、思うようにいかない人生、努力が必要なのにそれをする気さえ起らない、さらにそんな自分を半ばあきらめてしまっている、という歌詞が続く。

この心に足が生えてたら今日の行き先は違ってたかな
近頃いつ僕は僕のことを驚かせてやってあげたかな

同時に自分からだけでなく、他人から自分が必要とされていないことも。

就職試験の合格通知 面白い人間の不合格通知 心はかなた全力疾走でもういないだろう 「俺に用はないだろう」

ちょっと泣けてきます。
存在するだけでいいとは言われるし、なんとなくわかっている。
でも、人にも認められたい。認められようと思うと役に立たないといけない。
私は就職試験でとても苦労した。エントリーシートを書いて書いて、通ったのは7つに1つ。そのあとも、面接では落ちるわ落ちるわ。周りは着々と就職先が決まっていく。そこで、これまでも自分は特に何もできなかったもんな、と思い出す。本当に自分の存在場所はないとあの時思いました。

承認を目的にしていなくても、自己実現しようとすることが不幸につながってしまう。
ふと心が弱ったときに、自分は世の中に必要のないんだ、と思ってしまう。

最後には救いが。

延長22回 二死 満塁 3点ビハインド 不敵な笑み 4番 目隠し 初級打点 満塁弾な未来 未来

もし負け続けや、自分に失望してしまったら、周りなど気にせずにその時できることを全力でする。
決して怒りに支配されたり諦めるような破れかぶれではなく、吹っ切れた状態。
その先に、道が開ける。

RADWIMPSの歌詞はとても好き。弱っちいとなよなよしているとか言う人もいるけれど、自分には弱い人、自信のない人、疎外感を感じる人によりそったとてもやさしいものに感じます。

少し気が乗らないとき、ほかの人との関係が悪くなった時、何かうまくいかないときにこの曲を聴きます。

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