H &Mとユニクロのブラジャーに日本とヨーロッパの意識の違いを感じる

*2021年6月Bloggerで公開した記事を、noteへ移動した。

生まれて初めてH&Mで買い物をした。
ワイヤーレスのモールドカップブラジャーである。1799円(2021年6月現在)。白のブラジャーを探し歩いたらH&Mに行きついた。

参考:H&M公式

H&Mはスウェーデンのブランド、下着に対するヨーロッパと日本の意識の差を感じた。魅せるブラ、としての要素が重要視され、洋服同様に身につける、ということを意識されているのが肌感覚でわかる。

ほぼ直線の胸。セーターや上着を着る秋冬は必要を感じないから、ブラジャーをするのは、ノーブラがばれるハイゲージセーターや薄手シャツを着る暑い時期だけ、面倒だけどつけることにしていた。

よく見かける一体型のブラトップは繊細さに欠け、どうにも見ための喜びを感じない。

そんな、75Aのウルトラペタンコとしては、せめてノー○○を謳歌して、先端ボタンなんぞ気にしないぞ、とカッコ良く振る舞いたいけれど、非難の視線が怖くて、さすがにTシャツでノーブラは実行できないでいる。

ケチん坊のわたしは、ユニクロのワイヤーレスブラ1990円(2021年6月現在)をいわゆるひとつの指針にしている。*2024年4月現在、2290円。

ノーブラに対する世間の視線逃れが目的であるなら、ここはやはりすっぽりなめらかな生地でおおう成形カップのモールドブラジャーが現実的だ。

その点ユニクロは日本の企業、外から響きにくいシームレスという観点から製品作りをしているから、その点は安心だ。

コットン素材、外に響きにくいレース使い、ポリウタレンとナイロン、かぶりタイプなどなど、色々な人の要望にあわせたラインナップがあり、感心した。

でも、白のブラジャーがないことに気がついた。凝り性でケチ、高いものを買いたくない、でもどうせするなら、例え服を脱ぐ場面が全く想像できないにしても、納得のブラジャーをつけたい。

わたしのブラジャーに対する色のこだわりは、白と黒のブラジャーしかつけたくない、というのがあるが、実際は、手に入りにくい白の代わりに無印のコットンブラ、グレーを身に着けている。

白いTシャツに白のブラジャーは案外くっきり浮かび上がるという事実は、常識になった。ユニクロも無印も、今は白のブラジャーを作っていない。

でもわたしは、洗いざらし白シャツに白いブラジャーがくっきり浮かび上がるビジュアルが好き。

白シャツにくっきり浮かぶブラックのブラジャーも、ささやかな反抗。こういうのが好きだ。H&Mのブラジャーは、そんな思いで買った。




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