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リーダーこそシンプルに考える姿勢を持ちたい

私は製造業で働いている、一介のしがないサラリーマンだ。日々色んな問題に直面して四苦八苦している。

新入社員の頃は、目の前のタスクをがむしゃらにこなし、残業をして夜遅くまで仕事をしていた。年末年始も仕事をしていた記憶があり、当時はその忙しさを誇らしくさえ思っていた。

しかし最近では、本当に意味がある仕事にだけ注力したいと考えるようになった。人生は短いのだ。

そもそも、必要な仕事はごくわずかで、例えば、製造業ではものを作るのはもちろん必要だが、それ以外に付帯する業務が多すぎると思う。

本当にすべて必要な業務なのだろう?

余計な仕事をしてしまう一つの理由は、みんな複雑に考え過ぎているからだと思う。アレもコレも大事だと思っているから余計なことをしてしまう。

この世界はもっとシンプルに考えることができるという姿勢がまず大事だ。TOCでも制約条件に着目し、そこが全体のスループットを決めていると言っているではないか。総花的に全ての工程で、全ての人間が改善のために努力しても、それらがすべて利益につながるわけではないのだ。

同じことは、モノづくりの現場以外でも言える。誰が気にするか分からない資料を作ってはいないだろうか?今までずっと作ってきた、という理由で。

必要なのは、目の前の仕事をこなすことではく、全体の構造に着目して、不必要なことはやらないことだと思う。だからこそ、組織を率いる人こそ、シンプルにものごと全体の構造を考える姿勢が求められるのだ。

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