ヒロ

製造業で働くサラリーマンです。

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最近の記事

なぜパワハラ上司が生まれるのか?

あなたの会社にパワハラしてくる上司はいるだろうか?大抵の方はYesと答えるのではないか。それだけ普遍的な問題だと思う。 パワハラ上司は仕事ができる人が多い、というのが悩ましい。そういう人は、管理職の昇格審査で、主任、係長時代の手腕が評価され、管理職になっている。 パワハラ上司が産まれる原因の一つは、この昇格審査の基準だ。主任、係長時代の力量で審査され、管理職が出来そうかどうか判断されるが、明らかに管理職とそれ以下の階層では求められるスキルが異なる。いわゆるマネジメントスキ

    • 目標管理制度がなぜ上手くいかないのか?

      人事制度として、目標管理制度はよく導入されている。期初に目標を立てて、その達成度で人事考課をつける、というものだ。 目標管理制度の目的の一つに、組織の戦略を実行まで落とし込む、というのがある。例えば、全社の売上100億円が目標とすると、各部門はその目標達成のため、各自の戦略を立てる。それを個人レベルまでブレイクダウンしたものが、各自の目標となる。 逆に辿れば、全員がブレイクダウンされた目標を実現すれば、会社目標を実現できるのだ。 だが、実際には各自が一生懸命目標を立て、

      • なぜ服をたたむ必要があるのか?

        小さい頃、母親からキレイに服を畳んでしまわないと、いくら服を持っていてもダメと言われた記憶がある。 これを当たり前の感覚として、数十年生きてきたわけだが、最近歳をとるとともに色んな作業が面倒になり、服をたたむのも、ムダだと思うようになってきた。 着る時には、再度広げるのに畳む動作がムダではないか。またシャツなどを畳んで上から重ねていくと、先入れ後出しになり、下の方の服は着なくなる。(というより、どんな服があるか忘れる) というわけで、全てハンガーにかけて吊るしておくのが

        • 在庫とリードタイムの関係などを考えてみた

          製造業では一般的に、なるべく少ない在庫がよいとされる。では適切な在庫量をどのように決めるか、をリードタイムの点から整理してみる。 まずは次の図のように、部材Aから製品Xをつくる工場を考える。製品リードタイム(製造LT)は3日とする。また製品Xの出荷数は一定とする。 さて、この場合、工場内の仕掛在庫(加工中の部材A)はどのくらいの量になるだろうか。 答えは3日分(製品Xを3日間出荷できるだけの数量)だ。なぜなら、4日前に作り始めた分は、昨日完成し出荷ずみで工場にないが、3

        なぜパワハラ上司が生まれるのか?

          リーダーこそシンプルに考える姿勢を持ちたい

          私は製造業で働いている、一介のしがないサラリーマンだ。日々色んな問題に直面して四苦八苦している。 新入社員の頃は、目の前のタスクをがむしゃらにこなし、残業をして夜遅くまで仕事をしていた。年末年始も仕事をしていた記憶があり、当時はその忙しさを誇らしくさえ思っていた。 しかし最近では、本当に意味がある仕事にだけ注力したいと考えるようになった。人生は短いのだ。 そもそも、必要な仕事はごくわずかで、例えば、製造業ではものを作るのはもちろん必要だが、それ以外に付帯する業務が多すぎ

          リーダーこそシンプルに考える姿勢を持ちたい