9. 業務スーパー奨学金②面接
こんにちは、Lillyです!
今回は業務スーパージャパンドリーム財団派遣留学奨学生の二次選考である面接審査について書いていきたいと思います!
選考スケジュール
私の場合、選考の日程や結果発表の日程は以下の通りでした。ここは年度や応募者の大学によって変動があると思います。
面接審査は神戸で行われました。一次選考通過の連絡が来てから実際の面接まであまり時間が無いので、案内を受け取ったらすぐに航空券や宿泊の手配をする必要があります。
私が行った対策としては派遣留学の校内選考の時とほぼ同じです。
これまでに面接審査を受けたことがある人の話を調べたり、今まで書いた諸々の志望動機や研究計画などを引っ張り出してきたりして、今回も予想される質問とその答えをできるだけ多く考えました。
当日の様子
面接は生徒10人、面接官2人による集団面接で、1時間程度でした。
面接官はどちらも大学教授の方のようでした。
応募者は行き先ごとにグループで固められます(私のグループはヨーロッパでした)。
初めに簡単な自己紹介をした後、1分ずつ時間が与えられ、留学先で学ぶ予定のことなどについてスピーチをしました。
申請書の内容を踏まえての質問ではないため(おそらく一次審査と二次審査の審査員は別)、申請書に書いた内容を説明できるようにしておけば序盤の質問には問題なく答えられるはずです。
中盤以降は、それまでの質問に対する応募者の回答を掘り下げていくような質問形式になります。
「他の応募者が話したことについて面白いと思ったことや質問などあればお願いします」という時間もありました。
メインの面接官の方が経営学のゼミを持つ教授だったようで、私を含め留学先で経営学を学ぶ生徒に向けて「経営とは何か」といった本質を突く質問も投げかけられました。
(詳細なメモを残すことができなかったので他の応募者に対する質問内容はあまり覚えていないです。すみません…!)
面接が終了して部屋を出る際、面接官の方からせっかくの出会いなのでと勧められ、他の応募者の方と連絡先を交換しました。この時に知り合った同じ派遣先の方の1人とは今も連絡を取り合っていて、現地へのフライトも隣の席でチケットを取りました✈️
留学や奨学金の受給に向けて気持ちが引き締まりましたし、他の大学の優秀な方々とのつながりもできてとても印象深い面接でした。
面接審査の位置付け
どの応募者の方も非常によく計画が練られていて、実績もあって、話が理路整然としていて、私がここにいて大丈夫かと思うくらい優秀な方々でした。
今回の留学(奨学金)を社会に還元する意思があり、それを明確に伝えていたということはどの応募者にも共通していたことです。
逆に言えば、書類選考では主にこの「還元する意思」の有無を見ていたのではないかとも思います。
質疑応答ではかなり深掘りはされますが、それは決して圧迫面接という意味ではなく、奨学金を給付するからにはそれを社会に役立てていく意思が十分にあるか確認したいという雰囲気でした。
全体的に「落とすための面接」「候補者を絞るための面接」ではなく、「奨学金受給の心得座談会」といった印象です。
他の応募者に関しても、「選考上勝つ必要がある競争相手」ではなく「目的意識を持って留学に行く仲間」として面接が進んでいった感覚がありました。
以上、業務スーパージャパンドリーム財団派遣留学奨学生の二次選考、面接審査についてでした!
ちなみに私の場合、食費以外の生活費と寮費はこの奨学金で賄うことができる見通しでいます。(給付8ヶ月分+渡航費で185万円)
インフレ・円安のこの状況でこれだけ給付していただけるのは本当にありがたいです。
奨学生として、しっかり学んで社会に役立てていきたいと思います。
この記事までで、派遣留学について伝えたいことは大体書くことができたと思っています。
もし少しでも私のnoteが役に立ったら、ぜひこれから留学を考えている人のために皆さんも何か残してくれると嬉しいです!
読んでいただきありがとうございました❀
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