今は目の前のことを淡々とやるとき

とにかく何か目的を見つけて、前へ前へ。
ずっとそんな風にやってきた。

語学学習、短期留学、資格取得etc…
「チャレンジ精神」といったら聞こえはいい
けどそうじゃなくて、何かをやってみたいと
思い始めると、私の頭の中はそれでいっぱいいっぱいになってしまう。
何かに急き立てられるように、絶対今やらなきゃ！みたいになってしまう。

大きい声じゃ言えないけど、その勢いでとある店を開業してしまったこともある。
結局２年余りで閉めてしまったけど。（この話はいずれまた）

いきなり「国家資格にチャレンジしたい！」と思いたって、40代で専門学校に通ったこともある。
このときは無事試験に合格して、その後の仕事にも繋がったのでまあ結果オーライだったけど。

そんな風にちょっと無謀かなと思えるようなことでも装甲車のごとくガンガン突き進む割に、私はすごく疲れやすい。

無職となった今もそうなんだけど、近所のスーパーに買い物に行っただけでも「はぁぁ〜、疲れたぁ〜」となる。

たぶん力の配分が下手なんだと思う。

母親にも「あんたみたいな疲れやすい女、ペース考えながらやったほうがいいんじゃない」
と言われたことがある。

一緒に住んでいるわけじゃないし、たまに会うときも自分のそんな面を見せたつもりはないけど、さすが母親見抜いてるなぁと思った。

で、今、私は過去最長の目的に向かわない日々を送っている。

気楽な反面、全く前に進んでいないじゃないかと焦燥感にかられるときもある。

そんな自分にかけている言葉は、
今は目の前のことを淡々とやるとき。

こう考えるとちょっと心が軽くなる。

いままでは壮大な（？）数々の目標に向かってひたすら歩んできたれけど、今はしばし立ち止まって、自分の手のひらに乗せられる分くらいの物事をちまちまとやっていく。

なるべく集中して丁寧に。

これはある意味、新たなチャレンジかも知れない。