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【キッチンこぼれ話】背徳のペペロンチーノ

「今日は夜勤だから」
と夫。
「了解」
と私。
(やた!)
と心はルンルン。
おっと、いかんいかん。
顔に出してはいかん。

夜勤=夫が一晩いないってこと。
よって本日は、夫のための夕飯を用意しなくていい日。
ならば、よし今日は「アレ」いっちゃおう。

アレとは何か。
それは大好物のペペロンチーノを自分のためだけに作って食べるという、至福の宴のこと。

ペペロンチーノの正式名称はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノというのだそうですね。
イタリア語でアーリオはにんにく、オーリオは油(オリーブオイル)、ペペロンチーノは唐辛子という意味だそうです。
にんにくとオイルと唐辛子のパスタってことで、そのまんまですね。

で、私このシンプルなパスタが大好きなんです。
でも悲しいかなパスタって作り置き出来ないじゃないですか。
我が家は夫と私の食事のタイミングが違うので
、温め直して食べられるおかずがマスト。
なので、ペペロンチーノは夫がいない日限定のお楽しみなのです。

え〜、でもぉ、そんなに好きなら自分はパスタ食べて、ダンナさんのおかずだけ別に作っておけばいいんじゃないですかぁ〜?(←誰?)

いーや、それは新婚3ケ月未満の新米主婦の考えですね。
私のような主婦歴20年越えのベテランになると、そーんな面倒なことは、いーたしーませーん。(謎の上から目線)

という訳で、さっそくペペロンチーノを作っていきたいと思います。
いそいそ。

材料は、パスタ、にんにく、オリーブオイル、塩、鷹の爪(輪切り)以上。
超シンプルですね。
ちなみに鷹の爪以外は、近所の業務スーパーで買ったもの。(お世話になってます)
鷹の爪はずっと前に白菜を漬けたときに使った残りです。

パスタの量は150g。
以前そうめんみたいに100gづつ小分けで袋に入っているタイプを買ってみたことがあるんですけど、100gじゃ私、足りませんでした。
にんにくふたかけは皮をむいて薄くスライス。
で、このときにんにくの芽(半分にカットしたときに真ん中にある芯の部分)は、焦げやすかったり味のえぐみの原因になったりするので取り除きます。
これ普段は面倒くさくてやらないのですが、ペペロンチーノのときだけは、にんにくが主役なのでやります。

次にパスタを茹でます。
規定の時間より2分ほど短めで。
以前どこかで見たサイトの受け売りなのですが、茹でる時のお湯はあまり多くないほうがいいみたいです。
要はペペロンチーノって塩を入れた茹で汁で味付けをするので、あまり量が多いと味が薄くなってしまうからだそうです。

パスタが茹であがる少し前にフライパンを用意。
火にかけてオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れます。
オイルに香りが移ったら、一旦にんにくを取り出します。

茹であがったパスタをフライパンへ。
茹で汁をオタマ2杯分くらい加えて、トロリと乳化したら火を止めます。

お皿に移して、取り出しておいたにんにくをトッピング。
最後に乾燥パセリをふりかけたら、出来上がり〜

それでは、早速いただきます!
ちなみに今日のお供は、男梅サワー。

う〜ん、やっぱり美味しいです!
オイルでコーティングされた艶やかな麺。
噛み締めると、ムギュと歯に心地よい弾力感。
同時に鼻に抜ける小麦の風味とにんにくの香り。
この組み合わせを最初に考えた人に、私の口をこんなにも幸せにしてくれてありがとうと言いたいです。

あっという間の食べ終わり。
いつももう少し食べたいなと思うのですが、ここまでにしておきます。
下手におかわりを作ったりすると、食べきるのが大変で後悔するので。(←1回やったことある人)

今回の宴も大満足でした。
ごちそうさまでした。








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