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採用を辞退させていただいた話

現在無職、引きこもり主婦のねこ山ねこ子です。

仕事を辞めてから、はや9ケ月。
失業手当の支給も終わり、そして今年も
終わろうとしています。

今の私の心境は…
こんなこと言うと呆れられてしまうかも
知れないけど、この人生最大の休暇を少しでも長く続けたい、これが本音です。

そんな風に考える反面、求人サイトも
ちょこちょこ検索する日々。
まるでアクセルとブレーキを同時に踏むような
ことやってるなぁと思います。

先日ある求人が目に止まりました。
週に一回、介護施設の夜勤の募集です。
週一なので収入はたかが知れていますが、これをきっかけに少しづつ社会復帰(というと大袈裟ですが)するのはどうだろうと考えたのです。

身体介護なので資格が必要ですが、幸い私はだいぶ昔に取得していました。
ただ、実務経験が全くゼロなので、その点は
しっかりと先方に伝えて、それでは無理と言われたら諦めるつもりでした。

結果は面接後即採用、翌日から勤務となりました。しかし、結論から言うと初日で辞退させていただきました。

何故か。
理由は寝たきりの、しかも介護度の高い方のお世話はやはり実務経験ゼロでは無理だと判断したからです。

介護の仕事は大変です。
身内にも介護従事者がいますし、私自身も機能訓練の仕事にたずさわった経験があるので、全くの未知の世界ではありませんでした。

でも今回の現場は、自分の経験や見聞きしていたことを遥かに越えていました。

身体介護は間違いなくプロの技術です。
甘く考えていた自分が恥ずかしいです。

初日に、とても丁寧に仕事内容を説明をしていただきましたし介護業界が慢性的に人手不足なのも知っています。(現に次からは一人で勤務とのことでした)

なので、なんとか頑張れたら…と心は揺れましたが、技術不足(というかゼロ)のまま命にかかわる仕事に就く覚悟を決めることが、私にはどうしても出来ませんでした。

以上が、採用を辞退させていただいた話です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!


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