玉依姫/阿部智里

阿部智里さんの
和製ファンタジー
八咫烏シリーズの源泉。

阿部千里さんは
小学校の頃
ハリーポッタシリーズが
刊行され
最初は
お母さんに
読んでもらって
いたそうだが
面白くて
小学校から
走って帰り
ハリーポッターシリーズを
読むようになったそうです。

そんな彼女が八咫烏シリーズを
書いたのだから
驚きです。

若い女流作家だが
本書は阿部智里さんが
高校生の時に
書かれたものを
小説家となった
8年後の阿部智里さんが
リライトした小説。

この小説を
高校生の時に
書いたのかと
驚くばかりである。

巻末の自著を
語るでも「玉依姫」は
正真正銘の
八咫烏
エピソード０である
と書かれている。

八咫烏シリーズを
読んだ後に
本書を読むことを
お勧めしたい。

阿部智里という
作家をもっと
好きになれる
一冊です。