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11:王子神社

東京十社の一社で東京都北区に鎮座されています王子神社さんですが、毎年年に一度は「東京十社巡り」を満願させて頂いていますので、必ず年に一度は参拝させて頂いている神社さんです^^

創建年代は不明ということですが、康平年間(1058年 ~1065年)に源義家公が「奥州征伐」の時に、この地で凱旋の時に甲冑を奉納したという言い伝えがあるようで、古くから「聖地」とされていたようで、その後の元亨2年(1322年)に、領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えしたということです。

また「開運」「厄除子育大願大願」などのご利益でも知られている神社さんです^^

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白井立派な鳥居の奥に神聖な雰囲気の境内と御社殿

東京十社を巡り始めたのは何年前のことか記憶にないほどですが、王子神社さんの「洗心」と刻まれた手水舎はとても印象に残っています^^

シンプルながら美しさを感じる手水舎

王子神社さんの御神木と言えば樹齢600年とも言われている大イチョウで知られていますが、その他にも樹齢や幹の太さに関わらず立派な木々がたくさんあります^^

御社殿の横にある木もとても立派です
御社殿の周りも木々で覆われています

そして、やはりなんと言っても王子神社さんのすぐ裏手には樹齢約600年と言われいている立派なイチョウの木があります。

日本最古の木は屋久島の縄文杉と言われていて樹齢2000年~4000年とも言われてています。

日本最古の木からみたら樹齢600年はまだまだ若い気がしますが、現在が2022年なので600年前ということは1422年になりますので、歴史区分ですと「室町時代」になり、少数の織田信長公の軍勢が桶狭間で今川義元を打ち破った有名な「桶狭間の戦い」が1560年なので、その桶狭間の戦いより約140年もの昔からこの地にあったということになりますね。

そう考えてみると悠久の時の中でこの地で起こった出来事やこの地に住まう人々を見守り続けてきたということになりますね^^

平安時代からこの地を見守り続けてきた樹齢600年と言われる御神木の大イチョウ

「開運」「厄除」「子育大願」などのご利益で知られている王子神社さんですが「王子大神」と総称される五柱の神々様がお祀りされています。

「王子大神」をお祀りする御社殿

御祭神:総称して「王子大神」
・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
・天照大御神(あまてらすおおみかみ)
・速玉之男命(はやたまのおのみこと)
・事解之男命(ことさかのおのみこと)
の五柱をお祀りしています

また王子神社さんの特徴の一つは「関神社」さんが境内社さんとして鎮座されています。

こちらの関神社さんは「髪に関するご利益」ということで有名ない神社さんです^^

「髪」に関するご利益の珍しい神社さん

祭神は、蝉丸公、逆髪姫、古屋美女の三柱で蝉丸公が「逆髪」で嘆き苦しむ姉の「逆髪姫」のために侍女の「古屋美女」に命じて「かもじ・かつら」を考案して髪を整える工夫をしたことから、そのように「髪に関するご利益」といわれるそうです。

それはそうと「逆髪」に嘆き苦しんでいる蝉丸公のお姉さんの御名が「逆髪姫」って・・・。
なんかものすごいネーミングセンスだと思うのは私だけでしょうか^^;

もう何年も前のことですが、初めて王子神社さんで東京十社巡りの御朱印を拝受した時の神職さんの対応が驚くようなもの(正直、あまり良い意味ではなく^^;)だったのですが(お守りをいただきにいらしていた他の参拝者さんも、その対応に驚いていました^^;)ここ数年は別の神職さんがご対応くださるので気持ちよく御朱印を拝受することができています^^

そんな感じではありますが、これからも都内に住んでいる限りは毎年東京十社巡りで参拝させていただくことになると思います♪

という感じで、今回は失礼致します。

王子神社さんの動画

ご覧いただいたすべての人に幸運が届きますように☆彡

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