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|SiN・推理文学推敲|新たな推理文学の検討途中ですんで………いやはや……。


米国の文豪、E・Aポーは、貧しかった。

完璧な人間だったが、人が良く、世渡りベタ。編集者から原稿料を安くたたかれての貧しい生活。

詩人、ポエム志望だったが、それだけじゃ生活出来ない。

詩を拡大させて幻想を広げて、幻想小説の可能性を広げていった。

それでもまだ貧しく、ヒマな生活をもてあました、ポーは暇つぶしに、頭の中で、ホンの
思いつきで、推理小説のアイデアを思いついた。

刑事の推理モノ、を幾つか面白半分に思いつき、連載し、モルグ街の殺人、で推理モノの形を作った。

まぁ、謎なんかを読み解くゲーム的な面白さ
、それもまた、マンネリ化しながらも読むのを、やめられなくなる推理小説を思いつきで作った、と。

それが、フランスで大受けして、フランス人いわく、ポーはフランス人ではないのかと反響を呼び?

それ、ポー以降も、英国のコナン・ドイルも医者として医院を開いたが、患者が来ないので暇つぶしに、子供の頃から好きだった、推理モノをやろうと名探偵シャーロック・ホームズを書き始めた、が、英国で予想外の大反響を呼び本人も驚くほどに?

それ以降、アガサ・クリスティしかり、様々な推理小説、架空の名探偵、名刑事、が世界的規模でうじゃうじゃと生まれていった。現実と推理しか見ないホームズしかり、アガサクリスティもののミステリー、お笑いの刑事コロンボ、ホラーな日本の金田一耕助、狂気の食人鬼、ハニバリズム・レクター博士。ねちっこい古畑任三郎、頭脳戦とくいの名探偵江戸川コナン等など……………………。

でも、結局のところ、ポーの頃から、基本は
何も変わっていない。ポーの頭脳小屋で思いついたカンタンな頭脳戦の骨組みは、何も変わってはいない。

いわく、真犯人は身近にいる。身近だからこそ、事件をあやつれる。そして逃げる事も出来る。これは我々が生きている現実世界にも当然言えて。また、殺人事件の第一発見者が、怪しい、発見者が犯人で、それはすぐバレてしまう………………。

ほとんど変わらないことを繰り返していく、マンネリなおもしろさが、中毒性が推理モノの基本であり、限界で同時に面白さなんだと思う。そしてそれは同じことを繰り返しても飽きのこないゲームにも似ている。


私自身、少し前から、こういうステレオタイプ化された推理小説に、様々な現実にあるジャンルの分野をかさねあわせて進化させた、新たな、シン・推理ミステリー小説を生み出そうと企んでおります…………。


いわく、心理ゲーム、精神分析、心理学、ポーカーゲームのような賭け、賭博、人の心理を映し出し投影させココロをたゆとう、幻想小説風味、しょせん作り物のものがたりを、切り裂き恐ろしい現実をさらしてしまう狂気のデス・ゲーム…………………………

また、SF小説のタイムスリップ、タイム・リープモノ、パラレル・ワールドモノを、新たな推理小説の骨組みとして組み込み、シン推理モノの底上げを図るのもいいかも知れない

作品の名前は出しませんが、とあるウェブ小説に、これから書いていこうと思い、思案し、企画し立案し野望を企んでおります。

推理モノって、まだまだ発展していく余地があり、改善したり、付け足したりする点もあり、大きく伸びていく可能性は、まだまだあると僕は思います。ゲームをやるような頭脳戦、推理モノはだいたいはこのパターンですね。ただ、それだけでなく、人の精神心理に入り込む幻想と怪奇に満ち満ちた新たなる推理文学。

結果、それはE・Aポーの出発点であり総括になるやもしれません。

まだ、骨組み段階、筋書き、プロットの段階だけど、いつかみなさんの目に留まることもあるやも知れませんね?

新たなる文学の可能性を開拓する一助となればいいけどね?


・偉大なる始祖、ポーに肉迫出来るかいなか!・

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