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田植えの準備です

 5月9日朝、娘と二人で田んぼに水を入れるため水口の板を調整して4枚の田んぼそれぞれに水を入れ、乾いた田んぼを一面水没させ数日ののちにトラクターで代かきを行うのです。充分に水を含んだ田んぼの土はトラクターで撹拌されトロトロになるようにし、均一にしそこに田植えを行うのです。田んぼの状態が良いと植えた苗も一直線にきれいに植えられます。我が家の田植え機は6条植えですが、近所の大きな農家では8条植えが主流になっています。先に申し上げました4枚の田んぼとは、今まで自分の田んぼに作付していたのが、今年圃場基盤整備の計画内となり、作付けは他の田んぼを借りることになったのです。今までの自分の田んぼより若干多めになりましたが年間通して皆様からご注文をいただいているため、耕作地を止めることは出来なく、幸い代表の方の計らいで田んぼは今年だけ変わりますが栽培方法等、今まで通りの特別栽培米、秋田県農業公社に申請した通りの栽培方法で皆様にお届け出来ることに一同ほっとしております。
 ビニールハウスの苗も順調に生育し、青々と元気な姿を見せています。田植えの時期は5月25日、26日土日の頃になるのか、その後になるのか、娘の方の田植えが関係あるので、出来れば南外の娘の方の田植えが終了してからこちらの田植えをと思っているところです。田植えの時には秋田市にいる娘も手伝いに来ることになっていて、毎年のことながら大いに助けられています。



畚岳登山道と右側に畚岳

 5月11日(土)朝6時前、八幡平藤七温泉手前の畚岳(モッコダケ1577.8m)へ登山に出掛けたのです。アスピーテラインの通行ゲートで8時30分の開通を待っている多数の車両に続いて頂上駐車場から右に折れ藤七温泉への道路を進み、畚岳駐車場到着9時前。辺り一面遠方も残雪だらけです。登山靴を履きストック両手に緩やかに登り出しました。畚岳登山道は残雪が多く、それでも稜線から畚岳への分岐まで何とかと思っていると、山岳整備の女の方と一緒になり、その人はスコップを持参していて登山道残雪の踏み抜き防止のため見廻っていたのです。僕と一緒になって色々と話をし、頂上に向かうのは今の時期残雪が多く、それに雪面の亀裂もあって僕には無理だと思ったのです。礼を言って別れを告げ、駐車場に戻り頂上駐車場から岩手県側に下り、黒谷地登山口を目指しまもなく到着。駐車場はあっても登山口は多くの残雪で分からない、ここから湧き水の熊の泉を経て稜線へ出て1時間弱の源田森(1595m)への計画もダメになったのです。この残雪の多さはまだ一ヶ月以上も要するのではないか、ここは思い切って時期をあらためて訪ねることにしました。今年、自分らの方で例年にない雪不足でも山脈には例年通り雪はあったのです。あらためて考えさせられた今日の山行きでした。

                        柳田 武男 83歳

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