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お墓参りに行ってきた

こんにちは。「楽しいことしか見つからない生活」のかずえです。

何年かぶりにお墓参りに行ってきました。
私の先祖のお墓は車で片道4時間強かかります。
子供が小さい頃は海を見たり、水族館行ったり理由をつけて頑張って運転していってたんですが、さすがに一人で4時間も運転するのは怖いです。
緑内障で視野が狭く、運転に不安があるため無理はしません。

で、今回は電車で行きました。
18きっぷ消費しようと思っていたので。

最寄駅から始発に乗り、お墓の最寄駅駅に着いたのは10時。
そこから、徒歩で40分。田舎道と山道をひたすら歩きます。
第一村人おろか車も通らない。
天気が良くて山道も明るかったから歩けたけど、少しでも薄暗かったりしたら無理でした。普通に怖がりです。
途中迷ったりして何とかたどり着きました。
ばーちゃんとじーちゃんその他のあったことのないご先祖様が導いてくださったと思ってます。天気もね。

で、途中にお供えする花を売ってる店がなかったので買えなかった。
なので、道端(あぜ道)に咲いてる菜の花を何本か摘んで供えましたが、数日前に誰か来ていたらしく、まだみずみずしい花が供えてありました。

ペットボトルに詰めてきたお水だけかけて、線香に火をつけててを合わせてきました。

また来た道を戻り、駅の近くの商店でアイスを買いたかったのですがすぐ電車が来たので(次の電車は2時間後)乗り込み「水戸」駅へ。

水戸に着いたのがお昼12時過ぎ。
改札を出たところに東北の物産展が開催されててそこで干し柿の中にあんこが入ってる柿餅とずんだ餡が入ってるずんだ柿を購入して、観光案内所へ。

バス停の場所を聞ければよかったのだけど、親切にお得なバスチケットを紹介していただきました。ありがとうございます。

バスに乗り10数分。
偕楽園入り口のバス停で下車。
しばらく歩いて「常盤神社」の前に来ました。

水戸九代藩主徳川斉昭さんと水戸黄門徳川光圀さんが祀られてます

参拝して御朱印をいただきました。

神社のわきから偕楽園に入れます。
入園料300円だけどバスチケットのおかげで230円で入れました。
「偕楽園」日本の三大庭園のうちのひとつ。梅が有名です。
水戸九代藩主徳川斉昭が領内の民とともに楽しむ場にしたいと作った場所です。

梅は遅かった

その中にある「好文亭」も見学。
ここも300円ですが、チケットのおかげで150円です。

好文亭

ここも斉昭さんが民とともに楽しむために建てたもの
中は見事な襖がある部屋が何室もあり、襖の絵と日本家屋が楽しめます。

さすがにお腹がすいたので(朝ごはん食べたきり)駅で買った柿餅を食べることにしました。
私、お出かけするときには水筒にお湯を詰め、プラスチックのコップとティーバックのお茶やお味噌汁持っていきます。
荷物は増えますが、欲しいときに温かい飲み物が欲しい分だけ飲めるのでペットボトルのお茶を買うよりおいしいお茶が飲めます。

柿餅食べながら、偕楽園の隣にある千波湖を見つめます。
水戸から約30キロほど離れた日立で生まれ22歳の時まで過ごしましたが、偕楽園に行った記憶がほぼ無く、今回が初見。
若いころなら何の感動も味わえなかったかもなと想いを馳せていたんです。しかし空腹には勝てず偕楽園入り口近くのお茶屋さんに「梅干し大福」ってのがあったなと思い出しました。
ちなみに私、小麦アレルギーっぽいのでグルテンフリーの食生活してます。
柿餅も美味しかったのですが、茨城の食べ物を食べようと「梅干し大福」を目指し茶屋へ。

梅ソフトも美味しそう
梅干し大福と???


食べかけですが、ちゃんと梅干し入ってます

「梅干し大福」白あんの中に塩分控えめの梅干しが入ってます。
世の中には苺や他のフルーツ、トマトが入った大福がありますが、餡の甘さの中にみずみずしい酸っぱいものが入るとほんとにおいしいですよね。

で、甘酒も売っていたんですが、隣に「にごり酒」も売ってまして。
電車だしそんなにへべれけになるほど飲まないし、いっぱい歩いたし、ご先祖様にもお酒届けたいし(?)飲もう!と大福つまみにお酒いただきました。

いい感じに体が温まったので、バスに揺られて水戸駅へ戻りました。
時刻は16時。夕飯を食べて帰ろうと思っていたのですが、17時にならないとどこも開いてないだろうなと思って近くを検索したら「納豆なんでも展示館」というのが出てきまして、マップを見たら徒歩8分。
ちょうどよくない?
とりあえず行ってみることに。

ずんずん歩いて近くまで来たのですが

ここ?

天狗納豆という会社の直売所です。
ちょっと入りずらい。入ったら買わなきゃだめ?とも一瞬よぎりました。
しかし、今の私にはお酒が体に入ってる。つまりアルコールの力を借りて中へ。
入り口で声をかけたら、お母さんが「どうぞ、ご自由に」って案内してくださいました。中に私だけ入ってお母さんはお仕事に戻られました。


入ってすぐのパネル


昔使っていた道具たち


全国販売している納豆分布

広さは20人くらいは入れる会議室という感じ。
なんかめっちゃ声の良いナレーションで映像流してたな。誰だろ?声優さんかな?

あまり広くないからすぐ見終わってしまったのだけど、市販の納豆でも温度管理さえできればうちでも納豆が作れるらしいです。
今度作ってみようかしら?

「納豆なんでも展示館」を後にし(結局売店に誰もいないことをいいことに何も買わず)水戸駅に戻りました。

駅前の「居酒屋てんまさ」。
実はまだ17時には時間があって、開いてる店がここしかなかったのです。(2023年4月には17時からになるそうです)
こちらに入り、茨城の地酒「十王蔵」と納豆山かけサラダ、鯛のかしら煮、モツ酢を注文。
お刺身もよかったのですが、煮魚って自分じゃうまく炊けないんですよ。だから煮魚。

お通しも3種類、ありがとうございます。

煮魚を運んでくれたお母さんが「身がいっぱいついてるから、裏返してちゃんと食べてね」って教えてくれたので「はい、ではしゃぶり尽します」って答えたらいろいろお話してくださいました。
一人旅なので、店員さんや地元の方に話しかけられるのがうれしいのです。

あ、モツ酢は柔らかく茹でたモツをオニオンスライスと甘酢に合えて食べるものでさっぱりして美味しかったです。

茨城の方ってちょっとぶっきらぼうに感じるけど話してみると温かい方が多いです。
そして、茨城弁は普通に聞いてても漫才みたいで面白い。
茨城出身ですが、訛ってると言われたことがないんです。

電車の時間になったので、お母さんに挨拶してから店を出ました。
「また、おいで」とほんとの親戚みたいに見送ってくれました。


ありがとう。また来ます。今度は梅の咲いてる時期に。


ちなみに先日予定していたモデルルームを設置するお仕事は何かの手違いでキャンセルされ、期間限定ショップの面接も落ちました。

ま、何とかなります。

明日は初の失業手当認定日です。
ハロワ行かなきゃね。





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