見出し画像

LIBERTY

私は本当に世間に疎い、疎かった。
ただでさえいじめっ子らに注意するあまり
授業に集中できずに勉強がてきなかった上に
漫画やアニメとかも「負担」だった。
周りに合わせるのも苦痛だし
勉強のそれに近い。

例えばジャンプ。
中学当時はぬらりひょんの孫やトらブる、
いぬまるだしやワンピースなどが
流行っていた記憶があるが
そんな私が知っているものと言えば
兄の勧めのドラゴンボールとデスノート、
そしてこち亀くらい。
中学生でそんな「趣味」だ、
当然クラスの連中とは「ずれて」いた。

奇跡的にアニメが放送開始された時に
勢いでアイシールド21に少しハマったが
結局長続きはしなかった(鈴音かわいい)し、
高校1年の時はそれなりに流行ってて
かつ超メジャーという程ではないなと思い
ハンターハンターを気どって読み始めたが
難解過ぎて挫折してしまった…………。

昔よりはそれなりの作品を知ったが
やはり表面的な話しかできない。
ネフェルピトーかわいいよね!
クラピカ理論!?あっ、ああっ……あーね。
遊戯王だと属性やカードのルール、
ポケモンだと何とかタイプだとか
あくまで話を円滑にする為にそれらを
見聞きしているまでだ。
正直「ガチ」られると萎えてしまう

そんな狭まった価値観の私だったが
2018年は大きく動いた。

カップヌードルで唯一食べたことのない
チリトマト味を好き嫌いはよそうと
食べてみた瞬間虜になってしまい、
長年レギュラー派を貫いてきた私は
あっという間にチリトマト派と化した。

前年に買ったSwitchも大きく影響を受けた

マリオオデッセイがあまりにも素晴らしく、
せっかく買ったから色んなソフトを
やろうと探し始めた。

無双シリーズは他作品とコラボをしていて
何となく嫌悪していたが、
やってみてこれまた覆された。

攻撃システムは単純なので正直ごり押せば
それなりの所まで進めたりする、
それをコラボ作品のキャラが変わるだけ。
作品によってはその作品のエピソードを
やれたりするのでその物語を知れる。
それに気づいたらもう一直線に
ワンピース、ドラクエ、ゼルダの伝説、
ファイヤーエムブレムなどを知り尽くした。

とある人に以前64のマイナーなRPGを
やってると言ってて女子でRPGならFFや
テイルズなどやらないの?と聞いた

が、私はそもそもRPGをほとんどやらない。
アクションゲームがほとんどだった。
それもFFがダウンロード形式で
配信されると聞き、まとめサイトの
評判から9を選んでやり始めた。
結局今ではデータの保存を忘れたので
途中で終えてしまったが「舞台」のような
ストーリーは魅了された。

……さて本題だ、
スプラトゥーンにも手を出した。

流行り物だからなんかよしていたのを
偏見は良くないと買ってみた。
3日間位だろうか?家から出たくなかった

斬新だった。
FPSでありながらも本物の銃ではなく
現実に存在する水鉄砲、筆、ローラー、
傘などに替えて弾の代わりにインクを使う。
その弾兼ねたインクは「潜る」と補充され、
インクが地面にこぼれると移動できて
円滑に移動する事と「補填」を兼ねている。
このシステムはとても画期的だった。

あくまでもナワバリバトルに限るが、
4対4でどれだけエリアを塗れたかで競って
計8名はランダムで選ばれてfpsによくある
あーしろこーしろのボイスチャットが
必須ではないのだ。
相手を倒すのも地面だけ塗ってるのも自由、
任天堂らしさ溢れる平和に戦えるゲームだと
私は純粋に感動したのだった。

私は思った。流行してるものもいいなと。
偏見は良くないなと。
まぁそれから覆って元に戻るのだが……
そんな2018年だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大きく動いた2018年だったが
とある一つのゲームにも私は感銘を受けた。

「ひぐらしのなく頃に」

PS2版が出た時、ファミ通の記事を軽く
読んだだけだがなんか「ヤバい作品」と
だけその時は感じたが。

誰なら分かってくれるだろうか?
人を信用することの難しさと大切さを。

「もう1人の私」だとしたら、分かるかな?




もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。