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独男の完遂【エピローグ】

チュン……チュンチュンチュン

朝日が昇り次の日がやってきた。

母ちゃん「ねぇれいく……2人とも?
もう朝になるんだけど。」

大人のいーちゃん
「……あっ、これは失礼しました。」

そ 「…………あ?もう朝か!?。イヤホンか
耳栓無しでしかもここで寝るなんて
相当珍しいな。」

昨晩、テレビがまた砂嵐になり
電源を一旦オフにして着けるとまた
民放のバラエティー番組をやっていた。

時間は11時を過ぎていて、
タクシーを呼んで眠ったままの
ゆーくんを家に送り届けてから
また我が家に戻ってきた。

いーちゃんとはあの後少しは話したが
やはり微妙な空気は消えず、他愛のない
話ばかりでお互いにスマホを眺めていたら
いつの間にかソファーの上で寝ていた。

ちなみに母ちゃんは特別なディナーを
作ってくれた後は察してくれたのか
いつもの寝床であったソファーを退いて
下の妹の部屋を借りて寝てくれたらしい。

そして朝の6時、テレビでは
こども向け番組をやっていた。

母ちゃん「昨晩の残りあるみたいだから
朝食にしなさいよ?」

そ「……昨日輩どもとサイレリアで
会合開く前に2服して以来吸ってないな?
でも不思議と気分はいいな」

大い「シャワー浴びたい。
お母様借りてもいいですか?」

母ちゃん「今のところ誰も使わないし
どうぞ使ってください。」

そ「朝食食べて準備少しするか。」

そして2人は朝の用を済ませ
外に出て歩いてるといつものメンツに会う。

ゆーくん「そうだにーちゃーん!」
いーちゃん「そうだおにーちゃーん!」
あーちゃん「そうだにぃ!!」
輩L 遠くで微笑んでる

そ「おう!!みんなー!!!!」

大い「あっ、これはマズいな……。
じゃあ全て終わったみたいだし、またね」

そ「ん?……あーそっか、本当に助かったよ」

大人のいーちゃん「じゃーねー!」てくてく

そ(ありがとよ、いーちゃん。
いや……「理性ちゃん」よ)

一方K越谷スタジオでは

?「こんな精密な機械は見たことない。
配列とかも斬新なものだ」

?「これが他国に渡れば大変な事になる。
うちで預かる他ない。これまで見た中で
一番研究しがいのありそうなもんだな」

マンション管理者(まさかうちの一室から
とんでもないものが見つかるとはな。)

?「マスコミとかに見つかるとマズいので
この件は内密にしてください。謝礼です」シュ

管理者「あ、いや……とんでもないです!」

その後博士の託した機械は国の
研究機関によって厳重に
保管されることとなった。

ゆーくん「じてんしゃがないよー(T_T)」
そ「営業時間になったら取りに行こ?な?」

そ「…………あ!支払い忘れてた!!」

おしまい


もし頂けるのなら税金関係、自炊レシピの 材料代を中心に使おうと考えております。