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フクロモモンガは何を食べるのか?

フクロモモンガの食事ですが、一体なにを食べさせたら良いのでしょう。
以前ご紹介した記事では、野生のフクロモモンガは、花や木の樹液を吸ったりしているとお伝えました。
実はその他にも昆虫なども食べるのですが、飼育するときは何を与えれば良いのでしょう?

花や木の樹液をあげるのは難しいですよね。

実はフクロモモンガのエサには専用の「総合栄養食」と呼ばれるフードが存在します。
この総合栄養食は2種類に分かれていて、1つは「ペレット」と呼ばれる固形状のもの。そしてもう1つは粉末状のパウダーがあります。

どちらを選べばいいのか?

2種類のエサ、どちらを選べばいいのでしょうか?
それにはフクロモモンガの食事について理解する必要があります。

フクロモモンガは人間と同様、主食と副食に分けるのが良いとされています。
つまり、主食を摂りつつ副食で栄養バランスを整えるという考え方です。

フクロモモンガが1日に食べる食事量は、自分の体重の15~20%程度。
オスの場合の平均体重は140gですから1日に与えるエサの量は、21~28g。
メスの場合の平均体重は115gですから1日に与えるエサの量は、17~23gとなります。

では主食と副食のバランスをどう与えていくかですが、実は正解がありません。
主食のみを与える人もいますし、ミックスさせる人、1日置きに変える人など様々です。
めんどうでなければ、1回の食事で半々のミックスであったり、8対2などの割合で(8が主食)与えてみてはいかがでしょう。

またフクロモモンガは1日1回の食事で十分で、夜に活動することから夕方あたりに与えると良いとされています。

では、ペレットとパウダーのどちらを選べばいいのか?
傾向としてはペレットを与えている人の方が肌感覚的に多いと思われます。
ただ、フクロモモンガの食事は個体差があり、ペレットは食べないがパウダーはよく食べる。また、フクロモモンガ用の食事は受け付けないが、別の食事なら食べてくれるといった意見もあるため、試してみるしかありません。

そこは人間と同じで、好き嫌いがあるということですね。

そして、エサについてもう少し詳しく説明すると、動物性と植物性がありバランスよく与えるのが望ましいです。

その為、何を与えるか迷った場合は、引き取ったお店の店員さんにどれを選べばいいのか聞くと的確なアドバイスがもらえます。

もし迷われる場合は、店員さんに聞きましょう。

今回はフクロモモンガの食事についてお伝えしました。
まだ他にも注意する点がありますので、その内容は別の記事でお伝えしようと思います。

では!


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