島田会計事務所

真に寄り添う、をモットーに10年先、中長期、短期と複数の時間軸の視点をもって、中小企業…

島田会計事務所

真に寄り添う、をモットーに10年先、中長期、短期と複数の時間軸の視点をもって、中小企業等のやりたいを応援しています。茨城土浦で開業40年。親子2世代(父税理士、私会計士・税理士)と奥さん(社労士)で事務所運営しています。会社HP:https://shimada-cpa.jp/

最近の記事

簿記検定試験と実務の壁

きっかけ 公認会計士の受験生時代、財務会計論、管理会計論といった科目がありました。これは簿記検定でいう①商業簿記、②工業簿記に、③それぞれの会計理論が含まれている科目です。公認会計士受験生が避けて通れない、最重要科目でした。  受験後、監査法人にて自信をもって会計監査に携わるのですが、受験勉強の内容と実務の違いに壁を感じることがありました。一方で、経験豊かで深く理解されている経理部長クラスの方でも、日々変動する会計基準についていくことが困難に感じているように見ていました。

    • ワンボートとガバナンス

      前回から遅くなってしまいました。 前回は自己紹介の続きのようなもので、自分にとって大切な価値観である「ワンボート」について書きました。今回は、現在の業務を整理し、将来やっていきたいことをまとめたいと思います。 2022年8月から上場企業の常勤監査等委員に選任されたため、会計・監査・財務を軸に、コーポレートガバナンスを担います。 コーポレートガバナンスには複数の定義がある状況と思っていますが、ガバナンスの語源は次のように言われています。 そうです。船の舵取りなんですね。こ

      • ワンボート

        前職時代、つらいときもあったのですが、支えられ14年近く働くことができました。ここで、自分を支えてくれたものの1つに、以下の基本構想というものがあります。 いろいろな考えがあると思いますが、大先輩のお話などを聞き、自分で経験した中では、会社全体をひとつの船のようにとらる「ワンボート」の精神を一人一人が心に刻むことと思って過ごしてきました。  ここでいう「ワンボート」とは、「自走」とか「自分事」とか「一隅を照らす」とか「仲間意識」とか「役割と責任」とか「チームファースト」とか

        • 初めまして!!

          初めまして、島田憲和です。 2022年に14年勤めた大手監査法人を退職し、現在地元である茨城県土浦市で、親(税理士)と奥さん(社労士)らと会計事務所を営んでいます。 また、上場企業の常勤監査等委員をつとめています。 40歳付近となり、いろいろと役割が増えてきているので、自分の役割の整理や目標管理をしつつ、その中でお役に立てそうな情報等を発信できればと思い、noteを始めました。 島田憲和について(思いつくだび更新中) ・茨城県つくば市で子育て中 ・3児(女男女)の父 ・

        簿記検定試験と実務の壁