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ギクッ!! ☆82

それは、突然だった。

まだ30代の頃、朝起きて、洗顔し、髭を剃っている時に洗面台に手を付いた瞬間、

私はぎっくり腰になってしまった。

物凄い痛みに冷や汗が流れたが、しばらくは微動だに出来ず、対処法も分からず、そのまま立っている他なかった。

その時、自分がどうやって切り抜けたのかもよく覚えていないが、幸い、まだ軽かったので、腰を騙し騙し気遣いながら移動し、時間と共になんとかおさまったような気がする。


ぎっくり腰の原因はよく分からないが、当時の私は、仕事でパソコンの前に1日中座って過ごしていた、

ほぼ動かないで、長時間ずっと同じ姿勢で居たのが悪かったのかも知れない。ただ座って居るだけの仕事は、身体が楽のように見えるが、実際は身体にとても悪いと思う。

ぎっくり腰は、父が何度かやって、2、3回くらいは仕事を休んでいるのを見ているが、母がやったのを見た覚えがないように思える。

父も、長時間書き物をする仕事だったから度々なり、母は家事をやっていたからならずに済んだのだろうか??

私はその後、何度かぎっくり腰を再発したが、仕事を休んだ経験はない。でも、1度ひどい目に遭った。

『バイト ☆71』に書いたが、私は少しだけ祭りの手伝いをした。つまり、香具師(やし・フーテンの寅さんがやる仕事)のアルバイトをしたのだが、

主な仕事はホール担当で、ウェイターをしていたのだが、他にも雑用から何から指示された事を何でもやらされた。中に、玉ねぎをミジン切りにせよとも指示されたので、やってみせたら「お前は板前だったのか?」と感心されて(まあまあ器用なもので)、

使えると思われたのか、次は屋台を1つ任された。

タッパーに千切りキャベツを敷いた上に、鉄板で焼いたホルモンを乗せて、ソースを掛ける。輪ゴムで閉じて、小さなビニール袋に入れて、割り箸を付けて売るのである。

まあ、誰にでも簡単に出来る仕事なのだが、

私の店は大繁盛して、なんと長蛇の列が出来てしまうのである。


その日は天気が今一つで、時々弱い雨も降ったが、私の店の前から客が途切れる事はなかった。

用意された業務用のタレはみるみる減るので「タレが無くなります」と携帯で連絡したら、強面のお兄さんがやって来て不機嫌そうに言った、

「なんでタレが足りねぇんだ?オレは2日分(祭りは2日あった)用意したんだぞ!」

私はうんざりして言い返した、
「この状況を見て、分からないです?」相変わらず店の前には長い列が出来ていた。

彼は慌ててタレを工面しに走った。

後で教えてもらったが、

その祭りはかなり大規模で、街の全体に屋台がギッシリ並ぶような壮観なものであったが、

その日は、何百とある屋台の中で、私が焼くホルモンの店をやったのは、たまたまここ1軒だけだったそうだ(普通は何軒か被るものだが)。

で、屋台の暖簾には「B級グルメチャンピオン B1王者」みたいな文句が書かれていたので(そんなの嘘八百なのだ)、客はそれを真に受けたようであった。

私はそのホルモン(白かった、正確な名前を思い出せない)を焼いたのはその日が初めてだし、自分が焼いたものを食べた事もなかった(忙しくて)くらいだが、傍目には私がベテランの職人みたいに映ったらしかった。

結局その日の売り上げは30万円近くあった。これは相当良い成績だったらしい(いくら売上があろうとバイトの報酬は同じだが)、翌日、親分は私に手下(てか)を1人付けてくれた。

ホルモンは翌日も面白いように売れたし、アシスタントも付いて多少は楽になったが、10時間くらい連続で働き、店の中でくるくる動き通しだったせいで、2日目終わる頃にはすっかり腰がオカシクなってしまった。

私はバイトだし、初めての屋台の仕事が面白くて目一杯働いたが、普通はある休憩時間もない職場なので、多分、本職の人は所々手を抜き、適当に休むのであろうが、

私は手を抜く術を持っていなかった。


その時のバイトはとても面白かったのだが、それ以来腰が脆くなったような
気がするのである。

腰をやると、痛み止めなんて効かない。コルセット(正しくはサポーター)
着けても痛かったりする。


けれど、今はYouTubeがあるのである。

ここで、耳寄りの情報だ。私の記事に耳寄り情報は滅多にないから貴重なのだが、


即効で実感できるぎっくり腰の治し方【福山市 整体】


↑ は効きます。私はこれを以前試してみて、見事に効いたので紹介したい。

先日の2日間のスクーリングで、昨日久しぶりに腰をやってしまったが、再びこれを試してみて、やはり効いた。

いま、ほとんど腰は治っている。

動画の中で「期間限定」と言っているので、動画が見られなくなるかも知れないのだが。


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