社内ニート備忘録14〜退屈症候群、うつ病、HSPやら〜

「退屈症候群」というワードを耳にした。

「燃え尽き症候群」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
退屈症候群はそれの逆だ。
簡単にいうと、仕事が暇すぎて心身の不調をきたすことらしい。

主な症状は下記だ。

・モチベーションの低下
・消耗感
・不安
・悲しみ
・疲労感
・ストレス
・やる気の喪失
・強い自己卑下感
・身体の不調
・精神の不調

自分にはすべての症状が当てはまる。

自分は5年前に自律神経をヤッてしまってからうつ病を引き起こした。

そこからはなんとなく、自分の身に起こることを他人のせいにして逃げる癖がついてしまった感じがする。

要するに、自分を正当化して
「俺は悪くない!」マインドを持ってしまったのだ。

これはうつ病になった人はわかると思うのだが、鬱になる前の自分とは違う性格になってしまう。
そして、うつ病は治ることはないということ。
治癒することはないけど、寛解はする。

うつ病の症状は治まるが、何かストレスがきっかけで、症状の兆候が見え出してくる。
それが日常の負荷でチクチクと身体を蝕み、些細なことがトリガーになりうつ病が再発してしまう。

うつ病発症後は、ストレスを許容するコップの容量が少なくなってしまった感じ。
小さなことで、自己肯定感を失ったり、何かに言い訳して逃げたくなってしまう。

それで?

最近は「HSP」という言葉をよくSNSで見る。
詳しくは知らない。
というよりも、知る必要がないと思っている。

「HSP」とは、繊細な人のことをいうらしい。

言葉が悪いかもしれないが、そんな病気でもないような個人の性格に名称を付けてしまうことに疑問がある。

そもそも、
人間ってみんな繊細じゃね?

自分が「HSP」だから、嫌なことがあったら逃げていい?
逃げてもいいと思うが、逃げると今後の人生はもっとハードルが高くなると思う。

転職を3回もしている僕はそう思う。

うつ病、適応障害、自律神経失調症など、精神的な病気の辛さは身を持って体験した。

だからといって、自分に甘えて逃げていいとは思わない。(そう自分に言い聞かせている)

他人や世間は、
「辛いことがあれば逃げてもいい。死にはしない。」
という。

じゃあ、逃げたその先の人生の責任を持ってくれるのか?助けてくれるのか?

その言葉を自分で正当化して逃げたとしても、結局自分のケツは自分で拭かないといけない。

逃げの概念は個人による。
その時は「逃げ」ではなく、「攻め」と思っていてもそれは自分を正当化して逃げていたということもある。

最近自分は、社内ニートのやりがいのない人生から逃げようとしていた。
暴飲暴食したり、散財したり、挑戦しなければいけないことから逃げていたり、、

なにかどこかで『破滅願望』のようなもの抱いていた。
というか、ずっと抱いている。

自分の手で自分の人生を悪くする方向

に向かっていた。

そんな状況の自分を慰める自分が可愛かったのだ。

心が健康な人と共生していく社会は甘くない。
精神疾患にかかった人が、健康な人と同じ土俵で生きていくには、なにか策を講じなければならない。

そうしなければ、日本社会の「普通の生活」からすらも脱落してしまう気がしている。

社会は厳しいなあ。笑

僕が伝えたかったことは、

自分の精神状況を盾にして逃げても、状況は好転しない。

ということ。

お読みくださりありがとうございました。

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