見出し画像

ドキンちゃんnoteはなぜ炎上すらしないのか?

 (ドキンちゃんさんになっちゃうので敬称略)
みなさんはドキンちゃんというMリーグ打牌批判noterをご存じでしょうか?
今期のMリーグから打牌批判noteを始めた新星です。



投稿初期ではそれなりに話題に挙がっていたドキンちゃん。
果たしてその打牌批判の妥当性は? 文章力は?



 じつは話題の方向性として、「批判が妥当でない」「言葉が足らない」といったような意見が当初から多かったです…。

 スクショしますとこんな感じで、

 う、薄い…。やばいレベルて…。


 けんぼーさんのこちらのツイートが的確で、これが波及していっていたように記憶しています。私もこのツイートを見てドキンちゃんの存在を知ったような気がします。


 このしょうさんだけが温かい目で見守ってくれている勢でした。(渋川ファンは優しいのです。) 



 このドキンちゃんがどうなっていくのか?フォーマットがどんどん良くなっていくのか?文章力が上がるのか?あるいは今と変わらないか?書かなくなるのか?どう転ぶかなあと当時はほんのり期待していました。ほんのりです。

 しかし最近ではめっきり話題にすら上がらなくなってきました

 そして最近ではそもそもnote書いているのか?もう書くの辞めちゃったのかな?続かなかったのかな?と思っていたのですが、

いや書いていました!
 
書いていたどころか、私の経験上もっとも着火しやすい多井隆晴を取り扱ったnoteを投稿していました。このnoteでは多井の打牌に関する批判以外にも、プチバズった顔芸・リアクションの是非についても言及しています。
にも関わらず、

 いいねが4…。


 
多井さんは麻雀界以外の領域でも接点があり、交流が盛んであるため、広域に信者もアンチも多く存在します。そのため名前を出すだけで、おそらく普段は麻雀界隈とは違うところに属している「誰だコイツ?」的な人たちからも猛反感を買ういうのが私の(経験則からくる)認識でした。(詳細は下記の私のnote…) 
 話題にするからにはせめて炎上はしてくれ…。という思いです。

 (↓こちらは後日談やいただいた非難意見のまとめ)



 ドキンちゃんはなぜ炎上すらしないのか?そもそも打牌批判する人が、読んでもらえるようなnoteを書くために必要な要素ってなんなのか?そしてドキンちゃんはそれを満たしているのか?どうしたらもっと話題になるnoteが書けそうか?偉そうながら、私が思うことを書いていきます。
 
 ちなみに、珍しく本人許可をいただいて書いております。



打牌批判に必要だと思う要素

 私が考える、打牌批判noteを書くうえで重要な要素は、
・雀力
・文章力
・ユーモア

 この3つです。これはみなさんと同じ見解だと思います。
 そもそも雀力が無いとプロを批判するような内容は到底書けないです。また、書き手に雀力があることを手っ取り早く示すことができるのが「段位」だと思います。「天鳳〇段」とか「雀魂魂天」とかですね。自己の紹介でこれが示してある方が好ましいです。
 そして当たり前ですが、これらの思考を伝えらえる文章力。これに加えて、批判を書くというのはそれを中和するようなユーモアも必要になってくると思っています。

ちなみに競合となる他の打牌批判系noterで確認してみると、

福地誠さん
説明不要。打牌批判というか総合的な打牌検討の総本山です。
 雀力と文章力の面白さをこれほど兼ねそろえられている人は他にいないでしょう。ネタの新鮮さ(=速度)くらいしか隙がありません。


けんぼーさん
 ユーモア極振りに見えて、じつは打牌批判の内容も至極妥当。天鳳八段で雀荘経験ありという経歴を示しているのも、見解に安心感を持たせています。最近ではNAGAの解析結果も活用して、より客観性の高いnoteも書いています。精度の高さとユーモアの高低差によるスパイスが顕著になっていますよね。

 ちなみにnoteのこのプロフ画像よりもTwitterの外人の顔のほうが意味わからんくておもしろくて好きです。

わせりんさん
 既に引退されていますが、打牌批判noterといえばこの人でした。当時はけんぼーさんと同じく、自己紹介に十段の記載がありました。現在も雀荘を経営されているくらいですので、麻雀に精通しそうな安心感は十分あります。成績はあれでしたけどAMリーグで闘牌を観ることもできます。
 けんぼーさんよりも真面目寄りに検討されていながら、ミスレベルや要所の文章で中和も図っています。

 そして批判noterとしての大先輩であるバイキンマンさんが、ドキンちゃんnoteに関してツイートしたド正論がこちらです。 


 さて、それでは本題のドキンちゃんですが、
 ドキンちゃんはいまのところ、これら3要素のうちどれも満たせていないというのが私の認識です。打牌批判は「これ本当か?」という内容のものも多くて、説明が簡素すぎてそもそも思考が分かりません。
 そして本人の段位情報もありません。自己紹介ブログでは体感6段という、ネト麻民が一番嫌いそうな書き方がされているのも良くないです…。

「ドキンちゃんとは一体?」より抜粋

 むしろ将棋ウォーズは6段らしいので、堀と渋の将棋レベルについてnote書いてほしいくらいです。

 さらに、「ヤバイレベル」はわせりんさんが使っていた「ミスレベル」ネタのオマージュだと思われますが、単純にユーモアが無くなっただけです。ここはマネするのであればもっと手間暇かけて、話題性を持たせるために本家より面白いものを載せるくらいを目指してマネしましょう。

では今後どうしたら、読んでもらえるnoteになるのか?
 お節介だし「お前が偉そうに!」と思われるかもしれませんが、僭越ながら(言葉あってるかなこれ?)私なりの考えを書かせていただきます。





ドキンちゃんnoteの改善案

 実際にできそうかどうかを踏まえて羅列していきます。

・雀力を上げる
 →これはそれはそうなのですが、すぐにこれができれば苦労しないので、改善案としてはナシの方向で考えたいと思います。 
・方向性を変える
 →これが一番妥当だと思っています。「批判」でなければやっていけるのではないか?と思っていますので、これは後述します
・ユーモアを上げる
 →これってそもそも「的確な指摘」があって、そこにユーモアがあることでギャップによる面白さが成立しているように思っています。よって、ユーモアを活かすにも結局雀力が必須ではないかと思います。よってナシ寄り。

 それでも「ヤバいレベル」を「ミスレベル」と同じくらいのクオリティまで引き上げるように努力するだけでも、「一生懸命考えたんだな…」という部分は評価されるかもしれません。まあこちらの方が考えるの大変かもしれませんが…。
 ちなみに私が考えたミスレベルは、「ミスレベル40/100 白髪を抜いたつもりが、間違えて健康な毛を抜いてしまったレベル」どうでしょうかわせりんさん?

 最後脱線しましたが、こんな感じです。

 私の考えから言うと、「一定以上の雀力がないのに打牌批判するのは、納得してもらうのが難しい」と思っています。だから今の路線で続けていくのは良くしていくことが難しく思います。なぜなら、それが成り立つなら私も書いているからです。笑
 
 私は打牌批判できるほどの雀力は到底持っていない自覚があるので、システム自体に関する矛盾とか、コンテンツをどう捉えるか盛り上げるかとか、盛り上げたいという気持ちが伝わる選手の活動とか、やじーの活動とか、別のところに焦点を置いて打牌批判noterさんと差別化を図っています。というかこういうことしか書けません。

 自分がそうなので、ドキンちゃんさんには「批判」縛りではなくて視点を変えてみてはということを提案してみます。ではどんなことがいいと思うのか?を書いていきます。


「検討」であれば雀力が必ずしも必要ではない

ここから先は

1,397字
この記事のみ ¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?