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七尾市でのボランティア受入枠が広がりました!(2024/03/15)

 夫の実家が石川県七尾市で、令和6年能登半島地震により被害を受けた地域でした。

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 これまで、被災地と直接ツテの無い方が個人でボランティアに参加する場合には、石川県公式ボランティアセンターに登録する方法だけでした。この場合、金沢市に集合して金沢からボランティア専用の貸切バスで被災地へ移動…という流れですので、活動時間がどうしても短くなってしまうことと、我々のように七尾市内で親族の家があっても、そこに滞在して参加するというのは難しい状態でした。また、募集人数も極端に少なく、受付開始時間に申し込まないと参加できないという状態になってしまっていました。

 しかし、このたび2024年3月13日から、七尾市に開設するボランティアテント村をベースとした、七尾市内でのボランティア活動の受付が始まりました。市内の宿泊施設も建物に大きな被害を受けていることと、市内の広域で断水が続いていたことから、これまで基本的に日帰りのボランティアしか受け入れられなかったことが復興へ大きな足かせとなっていました。

 発災から約2ヶ月半、ようやく市内の多くの地域で断水が解消(※2024年3月15日現在、七尾市内で断水が解消できていない地域がまだ一部あります)したことなどから、登山家の野口健さんほか、いくつかの他県の自治体の協力により、七尾市内にボランティアテント村が開設されることになりました。

↓下記がリンク先が、七尾市へ直接ボランティア参加されたい方のためのページです。リンク先が岡山県総社市のHPとなっていますが、総社市が本件の支援をしているためと思われます。

 また、ここまでマイカーの乗り入れが(オフィシャルに)可能となり、テント村を利用されない場合でも、こちらに集合する形でボランティアに参加可能となりました。金沢よりも七尾のほうが直接行きやすいという方でもご参加いただけると思います。

 私の記事をご覧の方は、voicyの木下斉さんのチャンネルのリスナーの方が多いと思います。本日の放送で、七尾市の料理人である一本杉川嶋さんとの対談が放送されておりました。

 川嶋さんのお店があるのが七尾市です。


七尾市の位置(七尾市HPより)


 七尾市は能登半島の付け根に位置しており、今回の能登半島地震で最も被害が大きかった「奥能登」の入り口となる地域です。七尾市内は、観光は出来る状態ではありませんが、スーパー等はほぼ通常営業しており、少なくともボランティアを受け入れている場所ではトイレは使えると思います。(2月下旬に七尾市の義実家に行ってきました。)

 能登の中心都市である七尾市の復旧が、能登半島全体の復興に大きな影響を及ぼすのは間違いありません。 

 私の夫は2月下旬に一度だけボランティアに参加してきましたが、私もチャンスがあれば参加したいと思っています。宜しくお願いいたします。

 ※本稿のトップ画像は七尾市で撮ったものです。

 

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