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網戸張替えを依頼したときに感じたこと(2024/01/23)

 昨年(2023年)の夏を迎える前に、我が家で一番大きな窓の網戸を張り替えようということになりました。

 自宅の網戸の張り替えという経験が初めてで、最初はどこに頼んだらよいのか分からず、ネットで調べてみました。

 どうやら道具があれば自分でもできるとのことでしたが、ざっと調べてみる限り、必要な工具を買うのも数千円しそうでした。このときの張り替え対象の網戸はサイズが大きいこともあり、初心者では難しいかもしれないということで、業者に依頼することを選びました。

 いろいろ調べていると、「網戸の張り替え専門業者」というのは存在せず、ホームクリーニングやリフォームをメインで行っている業者がオプションでやっていたり、便利屋を称した業者がそのサービスのうちの一つとして行っていることが多い印象でした。冷静に考えればそうですよね、「網戸の張り替え」なんて、一家庭がそう頻繁に行うものではないですし、それだけで事業は成り立ちませんよね。

 私は、個人間取引のフリマサイトや、それに準ずるマッチング仲介サイトは、取引先を慎重に検討しないといろいろリスクがあると思い、できればあまり使いたくないと考えていたのですが、結局、とあるホーム系サービスの仲介サイトを通じて、個人事業者の方にお願いすることにしました。

 検索をかけると様々な業者さんが出てきて、サービス提供地域や過去の口コミなどを見ることができます。自分なりに検討し、網戸の張り替え実績も多いとのことで、そちらの方に決めました。

 その方は約束の時間通りに来てくれて、対応の雰囲気も悪くなかったのですが、、、

 我が家が張り替えを依頼したタイプの網戸が、少し難易度が高かったようで、一度張り終えるも、網戸のフレームとサッシの間に隙間ができてしまい、うまく張れませんでした。先方が「やり直します」と言ってくれたので、もう一度網を取り外し(外した網はもう使えない)、予備の網を張り直してくれました。

 が、それも同じ状態になってしまい、「・・・もう一度張り直しさせていただいてもいいですか?ただ、もう予備の網が無いので、ここから最寄りのホームセンターまで買いに行ってきますので・・・」とのこと。ここまでで一時間以上経過していましたが、せっかくなのできちんと張っていただきたいので、買い出しの時間も含めて待機することに。

 結局、三度目の張り替えを無事に済ませ、(買い出しの時間も含めて)合計約3時間かかり、作業終了。代金は、事前に提示されていた額を支払いました。「あまり経験のないタイプの型でして、勉強になりました。」と仰ってました。

 何度も謝っておられ、申し訳なさそうにしていたのは伝わったし、最終的にきちんとやり直していただいたので責めるつもりはないのですが、できれば一度の作業(せめて二度目)で終わらせてほしかったのが本音でした。しかし、昨今の「労働人口減少」の煽りを受けて、「お金さえ払えば何でも自分の満足のいくレベルで他人にやってもらえる時代」は、近い将来に終焉を迎えるのかなと思わされる出来事でした。

 次に、もし自宅内の何かに不具合がでたら、可能な範囲で自分で補修を挑戦してみようと思った次第でした。


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