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行動した者だけが得られるモノ【狂犬ツアー@京丹後A面】(2024/06/19)

 木下斉さんが主催の狂犬ツアー@京丹後(2024年6/14~6/16)に参加してまいりました。
 私が申し込んだのは、「ライトプラン」と言って、夕食なし(座席数の関係で夕食は既に定員に達していたため)のプランでした。私は一人での長距離移動の宿泊外出は、子どもが生まれて以来は初めてであり、約11年ぶりでした。

 少し前まで、子供二人が手がかかって仕方なかったので、夫婦どちらかが一人で旅行に行くなんてご法度の雰囲気でしたが、現在では子供も落ち着いてきており、夫も木下さんのvoicyを聴いていることから、この度の参加に関して、快諾してもらえました。

 しかし、夫に相談してOKをもらってからも、実際に申し込むまでモジモジしていて、決断するまでに時間がかかりました。そんな折、しばらく膠着状態だった「残り3枠」のうち、1枠が申し込まれたという情報を知り、意を決して申込んだのです。(!!)

 この度のツアーコンセプトは、
「真のローカルリトリートに挑戦する京丹後で地方の新たな可能性【健康×美容×美食】を学ぼう!」
でした。

 京丹後市でよしおかクリニックを開業されている整形外科医の吉岡直樹先生がホストとなり、その吉岡先生がオーナーとして運営されているサウナ&酵素風呂の温浴施設を体験することがメインのツアーとなっていました。

 ※ツアー中の訪問箇所は、申し込んだプランによって行くメンバーが異なり、全員が同一の行程を終始共に行動するわけではありませんでした。ですので、同ツアーに参加された方で、私の行ってない場所に行かれている人もいらっしゃいます。予めご承知おきください。


 

■ぬかとゆげ

 「ぬかとゆげ」は、上述の吉岡先生が医師として多くの患者さんと向き合う中、未然に防ぐ「予防医療」の必要性を痛感し、サウナ・酵素風呂の可能性を感じたことから開業された温浴施設です。


「米ぬか酵素風呂」
あいにく自分自身の写真が無いため、
被写体の方の許可を得て掲載させていただいております。
目のあったかパックはオプションで、私も付けました。


画・ななうみ

 この酵素風呂は、100%京丹後産の米ぬかを使用しているそうです。有用微生物による自然発酵の熱を利用しているため、人工的な熱エネルギーはいっさい加えられておりません。身体全体を、温かい自然のぬくもりで包み込まれるような優しい感覚は初めて味わうものであり、幸福感がたまりませんでした。ぜひおすすめしたいです!

 サウナは、5つのコンセプトのサウナがあるそうです。あいにく、私は今回はサウナに入れるタイミングがなかったのですが、普段からサウナを親しまれている方も絶賛されていましたし、何より「これまでサウナに興味がなかった」という方がここで初めて本格的なサウナを体験し、「新しい世界が見えた」と仰っていました。次回訪問の際にはサウナも体験したいです!

 「ぬかとゆげ」は、ホテル KISSUIEN Stay & Foodのすぐ隣に位置しています。これは、ぬかとゆげを作るにあたり様々な場所を検討していたところ、KISSUIEN Stay & Foodの初代会長のご自宅だったという日本家屋がホテルに隣接されており、ここを有効活用したいというホテルの社長と、吉岡先生の思いが合致し、提携が決まったそうです。

 いったん、ホテルの建物の外に出る構造ではあるものの、すぐ隣にあるため、サウナや酵素風呂から出た後でも身体が冷めずに部屋まで戻れますし、脱力状態でもすぐにベッドまでたどりつけます。遠方からの来訪客でも利用しやすい設計だと思います。(※宿泊料金には含まれていませんので、別途予約・料金が必要です。)

 また、吉岡先生は、クリニックのほうでは隣接したスペースにフィットネスエリアも作られており、「クリニック×フィットネス」を連携し、丹後を健康長寿の聖地にしたいとの思いもあるそうです。素晴らしい取り組みですね! 


■TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE

 27歳である濱田 祐太さんが大学在学中に起業された(株)ローカルフラッグの事業のひとつであるクラフトビールのお店に参りました。濱田さんは過去に狂犬ツアーに参加されたことがあり、「いつかホスト側で狂犬ツアーを迎え入れたい」という思いもあり、このたび念願の実現となったそうです。


人物が映り込んでいない建物外観を撮影しそびれました

 濱田さんは高校生の頃から地元である丹後の活性化に興味を持ち、大学入学後には地方議員の事務所でインターンシップを行ったり、政治家のカバン持ちなど、強い意志を持って行動されていらっしゃったとのことです。その結果、政治家を志すよりも、事業経営のほうがより地域活性化に取り組めると考え、起業されたようです。

 京都丹後鉄道の与謝野駅前が、空き家・空地だらけだったことに着目し、今後の駅前の発展可能性も考え土地を取得され、ビール製造および飲食ができる店舗を構えられています。


クラフトビール

 今後、こちらの店舗を起爆剤として、他にも駅前のスペースを大幅に改良して、与謝野町全体の活性化を進めていきたいという大きな構想があるようです。しかし、土地を取得するにも資金が必要とのことで、出資者を募る「オーナー制」も視野に入れて、様々な可能性を検討されているようでした。全く何の事業も行っていない私でも、聞いていてワクワクしましたし、リスクだけを考えて行動を取れない人には得られない、夢のある話でした。


プロバスケットボール・Bリーグのチームである
「京都ハンナリーズ」とのコラボ缶


 そんな濱田さんの会社を「ビールを買うことで応援したい!」と興味を持ってくださった方は、↓こちらをのぞいてみてください!通販もあります!


■acetoにて手巻き寿司ランチ

 有名な「富士酢」の醸造元である飯尾醸造さんが運営するイタリアンレストラン「aceto」にて、手巻き寿司ランチをいただきました。


aceto外観。
築120年の古民家をリノベーションされた素敵なレストランです。

 飯尾醸造さんの5代目当主である飯尾彰浩さんが「テマキング」に扮し、手巻き寿司パーティーのお作法を指南してくださいました。

 首掛け用の紐がついたジップロックを首から下げ、その中に焼き海苔を入れて立食形式の手巻き寿司パーティーです。

 飯尾社長自ら、富士酢を使った「シャリ切り」を実演してくださいました。


ご本人に写真掲載許諾の確認をしていなかったため、
私のスケッチで雰囲気をお楽しみください。^^;
「テマキング」に扮した飯尾社長のシャリ切り実演の様子です。
首から掛けているのはジップロックに入った海苔です。


 お店に行くまで、「手巻きずしの具=海鮮のもの」というイメージだったのですが、良い意味で見事に裏切られました

 手巻き用にアレンジされた本格イタリアンの具材が並びます。


舌鼓を打つ、とはこのこと。


 パーティー開始前に、「あまり酢飯をのせると具材を全種類食べられなくなりますよ」と忠告されていたにもかかわらず、酢飯も美味しかったのでノーマルモードで酢飯を盛ってしまったら、見事に全種類制覇する前に満腹になってしまいました。。(愚か者)

非常に満腹となり、この日は夕飯要らなかったです^^;

 この立食スタイルの手巻き寿司パーティー、予め食材を用意しておけば、パーティー中のオペレーションとしてはそこまで人手が要らないですし、受け入れ人数が増えても手間がそこまで変わらないため、経営側の視点でいうとコストパフォーマンスが良いと言えます。また、家庭で行う場合でも、ホスト側は事前に用意すれば、パーティー中にいちいちキッチンとダイニングを往復する必要が少なく、ホストもゲストも一緒に楽しめるのではないかという提案をされていました。

 

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 今回訪問させていただいたお三方を見ていて思ったのが、難しいと思われることや新しいことにチャレンジし、周囲からかかったであろう圧力をものともせず、未知数のリスクも取りつつ、ご自身の信念を貫かれている結果と思いました。

 何かを得るためにはリスクを許容し、行動するしかないのだと改めて肌で感じた三日間でした。


 ※吉岡先生のプレゼン、飯尾醸造さんの蔵見学、蔵見学に伴う飯尾社長のご説明には私は残念ながら参加できませんでしたので、そこに絡むお話には理解が浅い部分があるかと思います。ご容赦ください。

 ↓自由時間に一人で天橋立に行ったB面記事はこちら。↓

 最後に少しだけ宣伝させてください。私は趣味でイラスト描いてます。今後、ココナラ等のプラットフォームでアイコン作成など行っていきたいと考えております。お見知り置きいただけると幸いです😊 それでは!

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