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本の読み方が分からない

読書は人並みに好きです。

三浦しをん作品が割と好きで、一時期『まほろ駅前』のシリーズにハマっていました。
3作目の狂騒曲は文庫化まで待てずに(1,2作目は文庫で持っていた)ハードカバーを購入した覚えがあります。テレビドラマを見て舞台の町田駅周辺をふらついてみたりしたことも。
まぁ、と言ってもまほろ駅前の他には『風が強く吹いている』と『神去なあなあ日常』くらいしか読んだことないんですが、、、(他の作品は舟を編むくらいしか知らないほどにわか)

少々自分語りが長くなりました。
タイトルの意味について。

前提として、私は一度読んだ本は数年時間を空けてもう一度読み返したいと思う派で、これは本に限らずアニメやゲームなんかにも同様なのですが。(割とそういった人も多いのでは、、、)

ですので、新しい本を買って読み切るまではいいものの、次に読む本を選ぶ際に、新たな本を買うのではなく、だいぶ前に読んだことのある本をもう一度読み直す、という現象が起こります。

ただ、読書家とは程遠い私の読書ペースは月に1冊読めばいい方なわけで(本によってピンキリですが)、2周目の本を読んでいるうちに時間が経過して今度は3周目がしたくなる、と言った具合にループから抜け出せなくなってしまうのです。永遠に読んだことのある本何冊かをローテーションで数年かけて読み返し続けるという。

それはそれで自分として読書を楽しめているのでいいのですが、やはり新しい本を取り入れて循環させることも大事なのでは、とも思う次第です。
もちろん読み返すのをやめて、さっさと循環させていけばいいと言うのも一つとは思うものの、やはり2周、3周読むことで得られる気づきだったり、同じ本でも時間が経つとともに読む視点が変わるので、できることなら余すことなくその作品を楽しみたい、という卑しい思いが捨てきれません。

やはり、ある程度自分の中で基準を設けて、読み返す本とそうでない本を精査するのが無難な落とし所なのでしょうか?

愛読家の人はいったいどういうサイクルで本を読んでいるんでしょうかね、、、

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