自分が思う理想の職場

自分が思う理想の職場とは・・・難しいお題です。
自分が理想と思うだけでそれが正しいのか違っているのか、相手方はどう感じるのか、個々の価値観や考え方で違いが生じるからです。
例えば、会社の雰囲気が良い、給与が安くても人間関係が良好な職場(良い仲間と仕事ができ働きやすい)が良い人もいます。逆に人間関係は悪い残業が多く忙しいが給料が高い(自分の生活のために人間関係は関係ない)から良いという考えの人もいると思います。残業が少ない、完全週休二日制、福利厚生が充実している、有給を取得しやすい、職場環境が整っており不要なストレスを感じない、上司とのコミュニケーションが取りやすい等々、個々の考え方や捉え方で理想の職場は違うのかなと感じますがそれを言ったら先に進まないのであくまで自分が思う理想の職場を考えたいと思います。
かつては、終身雇用に守られ、大企業に就職し安定した仕事に就くことが良い(安定した生活)とされていた時代もありました。わたしも就職活動の際に両親から大手企業に就職した方が安定しているから良いよと言われた記憶があります。実際に大手企業へ就職した友達に色々と話を聞くと3交代だし仕事はキツイけど、給料は良いし、ワークライフバランスも充実していて理想な職場と言っていました。しかし大手企業に就職した事が理想の職場とは限らないし今では働く人たちの価値観に変化があり、企業も働く人たちの価値観に合わせ変化を求められています。
【わたしが思う理想な職場】
第1位 やっぱり人間関係が良い職場
仕事内容は自分が望んだものでも、人間関係の良い職場で無ければ長く務めるのは難しいです。また仕事の生産性も延びず会社の実績もUPしません。
人間関係が良ければ、自然と従業員同士も仲良くなり、雰囲気が良い職場環境になります。立場上の役職や立ち位置は合っても張り詰めた空気が充満する状態にもなりません。
その結果、信頼関係が生まれ仕事が忙しい時や困っている時に助け合いが生まれ更に良い人間関係が生まれます。当然、生産性も上がる、離職率も低下する。私も営業所の責任者を担っていますので日頃から従業員とコミュニケーションを取ったり、仕事以外の相談にも耳を傾けたり、従業員から食事に誘われたら積極的に参加したりと人間関係の構築には非常に力を入れています。また今の会社に入って信頼できる仲間とも数名出会えました。
第2位 働きやすい職場環境作り
職場環境の良し悪しは従業員の仕事に対するモチベーションに大きく影響すると思います。
では働きやすい職場とは?私が思うことは風通しの良い職場環境ではないかなと思います。変な事言うと怒られるから部下から上司へ報告や相談をしずらい環境は何も良い結果を生まず、従業員からの声をしっかりと受け止めて部下を信頼しやりたいようにやらせてあげる事、従業員の意見を尊重してあげる事が上司と部下に信頼関係が築け従業員のモチベーションも向上し働きやすい職場環境になります。また上司と部下の関係性も自然と良くなり業務が円滑に進められる人間関係が構築されます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
山本五十六さんの名言ですが、働きやすい職場はこういう信頼関係のある職場かなと感じます。
第3位 ハラスメント(嫌がらせやいじめ)が無い職場
一般社団法人日本ハラスメント協会はハラスメントの種類は30種類以上に及ぶと提言していますが、わたしが特に気を付けている事は、職場での上下関係や権力を利用した嫌がらせ行為であるパワーハラスメントです。
そもそも私自身、暴言や身体的攻撃などをする性格ではないので大丈夫と思っていますが、ハラスメントの中でも1番相談件数が多いのがパワーハラスメントだそうです。
私が日頃から気を付けている事で、自分がされたり言われたら嫌なことは相手にもしないと心掛けています。そういう人にはなりたくないですね。
職場の従業員の仕事に対する目標、取組み方、スキルは様々です。
私の立場上、従業員をやる気にさせ同じ目標に向かせること、少しずつスキルUPさせてあげる事も私の仕事ですがそれを無理やりやることはハラスメントに値すると感じます。
仕事内容においても部下の能力を見極め仕事を与えないと部下は精神的苦痛、働きずらい職場となり最悪の場合、退職に至ってしまいます。
立場上、厳しく指導教育をしなければいけない時もありますが、常日頃からハラスメントについては気を付けています。

日本では人手不足問題が慢性化しており深刻な社会問題となっています。
仕事があっても人が居なければ会社は機能しません。
私の会社でも人手不足の問題が深刻化されてきています。
皆が思う理想の職場を作ることで人材確保、人材定着に繋がります。
まずは自分が思う理想の職場を心掛け、自分自身も従業員も幸せになれるよう努めていきます。




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